とーきんぐ とーきんぐ とーきんぐ!
昔JKの6人で集まった。
話が止まらないのはいつもと同じ。
女子は何歳になっても姦しい。変換させると女3つで、かしましいなのか!と気づく。程よい気候の神楽坂はぶらぶら歩きの人たちで賑わっていた。
今では人生のほんの少しの割合の年月になってしまった、その短い時間を一緒に過ごしただけなのに、ちょっとした思い出が色鮮やかに残っている。
あのころに比べると、分別もつくようになり、許せなかったことが少し大きな目で見られるようになったし、多少値の張る懐石料理なんぞでランチを囲めるようになった。大人なんだねふふふと笑う。生ビールと飲めないグラスのウーロン茶で乾杯。
だけど、あのころに寄り道して食べたアイスクリームや、ラーメン、ファストフードは美味しかったなぁ。寄り道はダメ、という規則に反して食べる背徳感のようなものが一層そう感じさせたのか。
アルコール入っても無しでも、飲んでるかの如く、悲喜こもごもな話に盛り上がったけれど、まだ家族の夕飯が気になるお年頃。
街に夕闇が訪れ始め、あかりがひとつふたつ灯りだしたころにお開き。家路を急ぐイツメンたち。
それぞれがそれぞれの人生を忙しく、バタバタとあがきながら、生き生きと過ごして行く。
今日もまた、いつか振り返ったら鮮やかな色をしているだろうか。
元気でまた会おう。
みなさま、明日も無理せず。
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