ワクチン接種バイト初出勤してきた!
2021.06.28
本日は!
ワクチンバイト行ってきた!!というオハナシです。
・クリニックでのワクチン接種バイトがどんなものか
・どんな人が接種に来ていたか
・実際にバイトしてみての感想
について綴っていきたいと思います。
正直、病棟と違って秒単位で動かなければならないというストレスがなく穏やかに働けるので、このままずっとこのバイトだけし続けたいなと思いました。笑
そんなワクチンバイトの実際をわたくしの経験からオハナシしていきます。
ワクチンバイト始動
先日、クリニックでのワクチン接種バイトへ行ってまいりました。
わたしが出勤したのは合計2日間。
2日間とも午前中のみの勤務でした。
初日で接種した人数は約60人、2日目は120人。
業務内容
看護師の業務内容は以下の通り(あくまでもわたしのバイト先での事例)です。
ファイザー社のワクチンは、生食で希釈後に接種用のシリンジに分割が必要で、それを看護師が実施します。
接種者2人と外回り2人で業務分担。
接種者はワクチン接種に専念してもらい、外回り2人がワクチンの希釈分割とダブルチェック・接種後の方の体調確認・雑務に勤しんでおりました。
初日は予約が60人で時間的にも精神的にもある程度余裕があったけど、2日目の倍人数は結構慌ただしくあっという間に終業時間になっていました…。
(それでも病棟の慌ただしさに比べたら全然まし!)
看護師以外には、医師と事務方のスタッフが居ます。
受付や案内、次回の予約や書類の説明などは事務方が担当。
問診やワクチンに関する質問などは医師が担当するなど、分業体制が整っており効率的に接種が進んでいく。
スムーズに接種が進むと9:00〜12:30の3時間半で120人の接種が滞りなく終了する感じ。
予約者の接種が終了したら、掃除をして翌日の物品準備をして勤務終了となります。
どんな人が来ていたか
○近所の人
○かかりつけ医がいい!という人
○ファイザー社のワクチンを希望する人
(大規模接種センターはモデルナらしい)
○持病のある若い人(18歳〜64歳)
○医療福祉の従事者
○外国人
が来院されていました。
高齢の方は少なく、64歳以下の方が多かった。
持病のある方の中では、精神疾患の方が多く来られていた。
『注射が嫌いで怖いのに頑張って動かずに耐えてくれた自閉症の方』や、
『失声症のため事前に書いてきてくれたメモとジェスチャーで意思疎通を図ってくれた方』、
『ワクチン接種に不安があるけど意を決して接種しに来られた不安障害の方』など、
それぞれクリニックに来るまででも大変だっただろうに、「よく来てワクチン打ってくれた!ありがとう!」と思ったよ。
あとはなぜか外国の方が多かった。
インドとかネパール系の方かな?
本人確認のために名乗ってもらっても発音良すぎて聞き取れなかったり。笑
ほとんどの方は日本語をある程度理解できていたので特に困ることはなく、院長が英語できるのでわからないことは院長におまかせしました。
やはり、ワクチンを摂取することに対しての不安や、ワクチンを打つことで既往に影響するのではないかなど、「接種はするけど心配だ。」という人も少なくなかった。
そりゃそうだよね、医療従事者ですらワクチンこわいとか打ちたくないと思ってる人が居るのに、一般の方はそりゃわからないこと多いし不安で心配だよね。
そのような疑問や心配事は医師に直接質問してもらうシステムになっていて、このシステム最高だと思った!
看護師が伝書鳩のように動くよりも、医師に直接聞いて、わかるまで質問して、納得して不安が減る方が、伝え間違いも聞き間違いも無いし時間の効率も良い!
(病棟勤務のときはそんなに丁寧に対応してくれるセンセー居なかったからな…院長ありがとう。)
ワクチンバイトの感想
バイトをしてみての感想は大きく2つ。
1つは「看護師の行動力すげーな」と、
2つ目は「いいバイト先に出くわしたなー」
看護師の行動力ってやっぱりすごい
ワクチン接種の看護師は総勢5名。
全員「初めまして」だったが、さすが看護師!
作業の分担スムーズ
「わたしワクチン準備します」「わたし接種の方いきます」などあっという間に分担が決まる
時間の使い方効率的
少しでも手が空いたら出来ることを見つけてすぐに取り掛かる、そして臨機応変に動いて無駄な時間がほぼ無い
声掛けしながら問題が起こらないよう連携を取る
「ダブルチェックお願いしまーす」「ワクチン1セットお願いしまーす」「体調確認わたし行きまーす」などなど、声掛けばっちり、連携スムーズ
間違いが起こらないようその場で対策を考え実行
「何本打ったかわかるように針のキャップを残しておこう」「希釈担当、分割担当で人を分けて混乱しないようにしよう」など、こうした方がいいと思ったらその場で発言→対策立案→すぐに実行
看護師の行動力ってすごいなと思った。
運良くいいクリニックに出くわした
ストレス無く、滞り無く、トラブル無く業務ができるのは、病棟ではなくクリニックだから+院長の人柄が要因なのではないかと思う。
院長は業務終了ごとに当事者(看護師や事務方)に意見を求めてくれるのだ。
・なにか問題は無かったか
・どうしたら問題が解決できるか
・より良くするためにはどうしたらいいと思うか
そしてその意見をちゃんと反映し、即座に実行に移してくれる。
大きい組織ではできないことだなーと。
たとえクリニックでもここまで丁寧に対応する院長はなかなかいないだろうなーと。
運良くいいクリニックに出くわしたなーと。
クリニックが土日終了の宣言するまでは、このまま続けていきたいなーと思っております。
バイトとはいえ、多少なりとも社会貢献が出来ている気持ちになれるのと、他者との接点・外界との接点が持てるので。
これから高齢者の2回目の接種が始まるとさらに忙しくなることが予想されるが、この院長とこの看護師部隊なら楽しく乗り越えられそうだ。
まとめ
今回はワクチン接種バイトの実際について綴ってまいりました。
クリニックでのバイトだし、体制も整って無くてバタバタするのかと思いきや、いい意味で想定外でした。
大規模接種センターでなくてもワクチン接種のバイトはできるので、興味のある方は近所のクリニックなど探してみてはいかがでしょうか。
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