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自分時間をプロデュース

農家を始めてから1日の自分の時間は自分でコントロールしています。
誰かが決めた時間でなく、自分で計画、実行していくことで
主体性のある行動に結びつきます。より濃い時間を送れます。

 
私が守る時間は3つだけです。
①17時30分
②22時
③出荷時間



①17時30分

17時半以降はどんなに仕事が中途半端でも
切り上げる時間です。

この時間よりも早く切り上げるのもありにしています。
【やらなければいけない最低限のレベル】
これに達していれば合格です。

この終わり時間を守らないと私が最も重要視している
就寝時間までゆったり過ごせないからです。

切りの良いところまで、つい仕上げてしまおうと考えてしまいますよね。
しかし農業(仕事全般)に完全終了の時などありません。

あるとすれば、仕事を辞める時なんでしょう。

逆に中途半端がいいとも思えます。
中途半端だと気持ちがスッキリしない状態になるので
次への動き出しがスムーズになります。

一方、切きりがいいところで終わらせると
次回は止まっている状態から発進となるので
もの凄いパワーが要ります。
自転車の漕ぎ出しと同じです。

なので仕事は17時半で切り上げます。

②22時

こちらは私が完全に布団に入って目をとじる時間です。

日々のパフォーマンスを高い状態で維持したいので
『睡眠ファースト』を掲げています。

22時に寝て、目が覚めたら起きる。

これさえ守っていれば、起きている時間は
睡魔に襲われることなく、快適に過ごせます。

ほぼ例外なく22時就寝を守っていますが
サッカー日本代表戦などスポーツ観戦で
22時を回ることもあります。

『睡眠ファースト』と言いながら
スポーツに関してはリアルタイム観戦を選んでしまう
自分の弱さがにじみ出てしまします。


③出荷時間

こちらは単純にアスパラガスを集荷場に持っていく時間です。
1日のうちこの時間のみ自分で自由に設定できません。
8時から12時必着です。

これを守らないと野菜の生命線ともいえる【鮮度】に関わってきます。
収獲したものを消費者(アスパラガスを食べる人)に
1日でも早く届けたい。

野菜の美味しさの決め手は【鮮度】【旬】です。

慣行栽培、有機栽培、無農薬栽培と栽培方法はあるけれども
基本は【鮮度】と【旬】がそろえば間違いなくおいしいのです。

これは、魚や肉など生鮮食品全てにおいて言えることでしょう。

日本の食を支える生産者として【鮮度】の良い物を
届けるために出荷時間を守っています。


以上
私が一日の中で守っている時間です。

時間の使い方は人それぞれですよね。
この時間は譲れないって時間あれば教えて下さい。


今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
では、また!





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