心を豊かにする必需品
私は長崎県の離島<壱岐市>で
アスパラガス専門農家をやっています。
今回は、私が育て、届けている
アスパラガスの立ち位置についてのお話です。
国産のアスパラガスは春になると
10月以降から売られているメキシコ産などの
海外産に代わり、スーパーで陳列され始めます
アスパラガスの豚バラ焼き
アスパラガスの天ぷら
アスパラガスのクリームリゾット
アスパラガスとマヨネーズ
アスパラガス料理は
なんだかわからないけど
テンションが少し上がります。
日差しをたっぷり浴びて
深いグリーンに色づいたアスパラガス。
逆に
少し曇りがちの日が続いたときに収穫する
淡いやさしいグリーンになったアスパラガス。
普段感じることのないグリーンのグラデーション
を楽しめるのもいいですね。
パッとやわらかい雰囲気に包み込むグリーン
サクッとかすかに感じる食感
他の素材の味を邪魔せず引き立てる存在です。
日常を少し豊かにしてくれる名脇役です。
スーパーでは、100g(一束)
158円~298円ほどの価格帯で見かけます。
名脇役としては他の野菜に比べて
少し割高に感じます。
なくてもいい食材であるが
心を豊かにしてくれる
そこが魅力的で好きです。
なくてもいいけど、喜ばれるもの
お花、ワイン、ケーキ、アクセサリー
そしてアスパラガス
大切な人との弾む会話を生み出す
Present
私の育てたアスパラガスで
普段の生活にちょっとした変化が加わり
弾む会話、和やかな雰囲気を演出できれば
農家冥利に尽きます。
そのように考えると
私は、単にアスパラガスを販売しているのでなく
穏やかな心地よい時間を提供していると
思うこともあります。
アスパラガスの先に誰かの笑顔がある。
そんなイメージで管理作業をしていると
自然といい作品ができる感じがしますね。
これからも
心がほっこりするアスパラガス育てていきます。
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございます。
では、また!