オススメのLGBT書籍「花嫁は元男子」

2020年2月3日 23:39

今回はLGBT書籍の紹介をしてみようと思います。

「花嫁は元男子」(作者:ちぃ)

トランスジェンダー女性のちぃさんの幼少期から性別適合手術を経て、夫くんと結婚するまでのマンガです。

ちぃさんは女性ホルモン治療を始めてから、後に夫となる夫くん(当時は彼氏くん)と出会います。その時はまだ戸籍上は男性だったちぃさんは、いつ自分のことを夫くんに話すか悩みます。

勇気を出して「私、まだ戸籍上は男性なんです」と打ち明けると、夫くんはそれでも「ちぃさんと交際を続けたい」と言ってくれます。(私もそんなことを言ってくれる女性と出会いたいなと思ったりします)

あんまり話すとネタバレになるので、ほどほどにしておきますが、トランスジェンダーにしろ、Xジェンダーにしろ、インターセックスにしろ、恋人に自分のことをいつ話すか悩んでしまうって「あるある」だなと思いました。

私自身も誰かのことを好きになることが怖くなる時があります。自分のことをいつ話そうか、仮に結婚やそれに相当するパートナーシップを結べたとしても子どもができないことを他人から色々詮索されないかなどと考えてしまいます。だから、マンガやアニメの美少女と言った二次元キャラに逃避していた時期がありました。

恋愛のこと、男らしさ、女らしさって何だろうって考えてみた一冊です。オススメしたいと思います。

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