悩ましいお弁当注文
HPをご覧になった方からお弁当の注文がありました。
「子どもが築地のがんセンターに入院中です。病院までお届けいただけるでしようか?」と。
さて、どうしよう。一瞬迷いました。お断りしようかと。当NPOは毎週土曜日、付き添い家族のためお母さん食堂をやっていて、病室から出れない方にはお弁当配達もしてますが、その場合は片道30分以内と決めています。築地はそれ以上かかるのと、弁当一つ250円に対して交通費が倍以上かかるんです。シルバーパスをもつボランティアに配達を頼めなくはないけれど、コロナ禍ではそれも頼めず。
でも、なんとかできないかなあ...
とりあえずこちらの事情も伝えた上で
「若松河田に事務所があるんですが、最寄り駅までどなたか来れませんかね?」
すると「同じ大江戸線なので、通院途中で下車できます!」ということで、若松河田駅改札口(出ないで)受け渡しとなりました。土日はパパも交代されるとのことで、今日は2つのお弁当をお渡ししました。
野菜中心のお袋の味は若いママのお口にあいますかね?
すると、「私、若くないんですよ〜、家に帰っても買い物する時間も調理時間もなくて、毎日コンビニだったので、飽きてしまうし、本当に助かります」
夕方「とても美味しかったです。パパも喜んでました。また、お願いします」とライン。
この方の場合たまたま途中下車できる経緯だったのでお渡し出来ました。
NPOはこの春にスマホでみやすいHPに改定しました。この方のように、スマホで調べて欲しい方に伝わる時代、さすがだなと感心しました。
おかず(ごぼうとちくわのきんぴら、あじフライ、たらこと昆布としらたき煮、ほうれん草とちりめんじゃこのおひたし)➕みかん