あやちゃんのお墓参り
今年もあやちゃんの命日にお墓参り、行って参りました。ユキママと一緒に。
「ママ通院当時大変でしたね、病院から片道90分かかるんだものね」
「あやちゃんユキより一つ上だから元気ならもう23歳になるのね」
お墓参りのあと、ご自宅にお邪魔しました。あやちゃんの祖父母も一緒に5人で思い出話をしました。2歳から17歳まで入退院を繰り返して、長いときは2年も3年も病院にいる時がありました。家に帰るとしばらくして病院に帰りたいといい、病院が長くなるとおうちに帰りたいといい、二つのおうちがありました。
スマホを持つようになると「退屈だよーボランティア遊びに来て〜」とよくラインがきて土曜日以外にも夜にも遊びにいきました。
手先が器用でビーズや工作作品がいつもベッドテーブルに盛りだくさんに並んでました。粘土アーティストのおちやっぴさんも来て、とっても素敵な楽しい作品をたくさん作ってましたね〜
ある時は病室でお菓子屋さんをやって、ボランティアやナースやドクター、お見舞いのママたちにもお菓子を振る舞ってくれました。お菓子が半端なくいろいろな種類があったので、ママはたぶん三木の菓子に通ったのでしょう。一時退院したときは、ボランティアと映画いったりランチしたり、ユキちゃんやカズ君ら闘病仲間も一緒に伊豆高原にお泊まり旅行にも何度か出かけました。
「コロナ禍の今ならあり得ないこと、あのころやってたのね」「あやはいい時代に、いい病院でいろんな方にお世話になってありがたいです」と祖父母やママにいわれました。
闘病生活は辛くて痛くて、辛抱もいろいろありながらもガラガラドンのいる国立国際医療センターは子どもらしい生活を保証する本当にいい病院でした。(今はコロナで状況は一変してますが)あやちゃんの成長の日々を語り合った5回忌。時計を見ると3時間もたっていてあわてておいとましました。
あやちゃんまたね。