自己紹介|はじめてのnote|英語音声学・音韻論
はじめまして。あっさーといいます。
この度は、私のはじめてのnoteをご覧いただき、誠にありがとうございます。
おそばせながら、かねてより作成しておきながら、長らく放置していたnoteを動かそうと思い、最初の記事ですので、自己紹介とこのnoteの紹介をさせていただきます。
プロフィール
基本情報
名前: あっさー(そもそものあだ名の1つです)
年齢: 20代前半
誕生月: 3月
出身地: 香川県(ちなみに出生地は違います)
趣味: 研究、神社仏閣巡り、旅行、カフェ、読書
研究について
上記の「趣味」の欄に「研究」と書きましたが、そうです、研究が好きというちょっと変わった人間でして、暇さえあればそういったことを考えたりしています。
研究、研究者といえば、理系(医学、薬学、物理学、化学、科学、工学など)を思い浮かべる方が多いと思いますが、残念ながら、私は文系なんですね。
私の研究領域は「英語音声学・音韻論」、なかでも「tの弾音化(t-flapping)」について、研究をしています。
「英語音声学・音韻論」は、超簡単に言えば、どちらも英語の発音について、研究する学問です(アプローチが異なります)。「tの弾音化(t-flapping)」は、こちらも超簡単に言えば、waterという英語を「ウォーター」ではなく「ワラー」と発音したり、shut upという英熟語を「シャタップ」ではなく「シャラップ」と発音するように、特定の環境において、tを日本語のラ行のように発音する現象のことを指します。
私が英語音声学・音韻論という学問に出会ったのは、大学2年生の秋でした。界隈ですごく有名な方が英語音声学の授業を受け持っていることを知り、興味本位でその授業を履修登録、どんなものだろうかと授業に参加していたわけですが、授業回を重ねるごとに、その深みにどっぷりとはまってしまい、授業後には先生を捕まえて、自ら進んで質問をしに行くようになってしまいました。
その「深み」を言語化するのは難しいんですけどね。実は、英語音声学の授業を履修する前にも、高校生の段階で、英語の発音に関する疑問をいくつか持っていたわけですが、その時はそれを今すぐに解決しても大学入試の対策にはならないですし、また解決方法もわからなかった(高校に英語音声学の知識が豊富な英語科教諭がいなかった)ので、ほったらかしにしていました。
もちろん、どこかでその疑問を解消できたらいいな、とは思っていました。それが、大学でその授業を受けたとたん、自分が今まで抱えていた疑問が次々と解決していったわけです。その爽快感たるや。この体験は、自分がもっと英語の発音について知りたい、ひいては英語音声学・音韻論についてもっと勉強してみたい、と思わせるのに十分なものでした。
また、私を英語音声学の沼に落としたのは、英語音声学の授業を担当する先生の、ほかの研究者を超越する知識の数々と、そのたぐいまれなる話術も要因の一つです。もし、この先生の下で英語音声学の授業を受けていなければ、私は今のような人生を歩んでいなかったでしょう。しまいには、「嗚呼、私はこの先生の下で英語音声学を学ぶためにこの大学に来たのだな」と考えるまでにいたりました。
大学3年生になってからは、その先生のゼミに入り、英語音声学について、もっと詳しく学ぶことに。ゼミ自体は、英語音声学の学問領域全体を広く、所々で深く学ぶようなものでしたが、私自身、せっかく先生のゼミに入ったので、何か自分で研究テーマを持って、研究をしてみたいと少しずつ考えるようになりました。
そこで、高校生のころから興味を持っていた英語の発音の現象の1つである「tの弾音化」にフォーカスを当て、高校生の時は「どういった条件で起こるのだろう」、「なぜその条件で起こるのだろう」ということを思っていたので、それを中心に研究を始めることに。幸い、先生が過去にそれと似た研究を行っていたこともあり、ゼミでは英語音声学・音韻論一般を、その後の大学院で「tの弾音化」の研究をすることに(結構早い段階で)決めました。よって、大学生時代は就活をやっていませんでした(笑)
そして、大学卒業後は大学院文学研究科博士前期課程へ進学。紆余曲折在りながら、2年間の課程のうちに一応は納得のいく修士論文を完成させ、その対価として修士(文学)の学位をいただいたわけです。
一応の、としたのは、これからの発展可能性が有り余っているからです。修士論文を完成させた、それで修士号をいただいたからと言って、そこがゴールじゃないですからね。まだまだやりたい研究は沢山ありますし、ここからがスタートです。
現在は社会人をやりながら(?)、空いた時間に先行研究を読んだり、自分の所属する学会の論文集に投稿する用の論文を書いたりしています。
noteの運用方法
基本的には、英語音声学・音韻論、特に私の研究に関するnoteを書きたいと思っています。(上記で「研究について」という項目を設けたのはそのためです)
それ以外には、たまに趣味のこととか、日常のことを突発的に投稿するかもしれませんが…
実は、私はすでにAmeba blogの方で昔からブログを投稿していて、今回これで、自分にとって2つ目のブログになるわけですが、ちょうどいいので、2つのブログで棲み分けをしたいと考えています。
自分勝手なイメージになりますが、学術系の話を書く場合、Ameba blogよりnoteの方が詳細、かつお堅い感じになると思っていますので、今、Ameba blogで投稿している「tの弾音化」に関する記事を一部加筆修正して、近くnoteの方にも投稿しようと思います。
その際、Ameba blogのほうの記事は、一部修正するとは思いますが、記事はそのままにしておこうと思います。要はnoteを主として、Ameba blogを「バックアップ要員」とする、みたいな感じです。
あと、私がブログ記事を投稿する理由なのですが、これは英語音声学・音韻論のことをブログに書いて、読んでくださる皆さんに知っていただきたい、という想いよりも、「備忘録」という意味合いが強いと思います。もちろん、前者の気持ちもありますよ。
ですので、解説でちょっと専門的になりすぎているところもあるかもしれませんが、そこはご承知おきいただけますと幸いです。
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まだnoteを使い始めたばっかりで右も左もわかりませんが、もしこれからのnoteをみて、何かわからないこと、気になる点、ご質問等ありましたら、コメントを書いていただくか、匿名希望の場合は、Mondから送信をお願いします。Mondは以下にリンクを貼っておきます。
では、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、また。