見る、見る、見る
幼稚園くらいの年のコウはエネルギーの塊で、親もまたそうであると思っている節があった。
「ねえねえ、これから壁登りするから見てて!」「ずっと見てて!」
「見る」といえば中学英語ですぐにやってくるのはsee look watchの三銃士だ。
わたしの知識でもseeは目に入る、lookは意識して見る、watchはTVなどをじっと見るという認識だったのでそういう説明をすると、コウは「それはなんとなくわかるんだけど文章の英訳の時にわからないんだよね」という。「〇〇の会場であなたを見かけなかった」ってどれ?という質問に、わたしはうーんと考えて「seeではない気がする」と言った。そして答えは「see」だった。きっかり間違えている。
せめて次に聞かれた時により多い事例を見せられるよう、このような資料を作った。
しかしこれでは今までと同じ間違いをしてしまう。たくさんの例文が必要だ。
下記にはランダムにsee look watchが入っているので、どれか当ててもらった。例文はニューホライズン英和・和英辞典より。
10はwatchでなくseeなのは、映画館の「見る」は視野が広いから、と言っている説と、seeは「行って見る」というニュアンスがあるからという説があった。コウにやってもらったら正答率50%だったため、より詳しめの違いが描かれたイラストを作った。
一応8割正解となった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?