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これを読めばわかる!枝扉プロセカを徹底解説

こんにちわ、なっつんです。

今回は枝扉プロセカについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。

これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

なおこの記事はBP「葬送のフリーレン」発売後時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。

それでは行きましょう。


前提

長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。

CX:クライマックスカード
CIP:手札から舞台に置いた際に発動する効果
PIG:舞台から控え室に置いた際に発動する効果
自傷:クロックにカードを置くコスト・効果のこと
踏む:相手キャラを一方的にリバースすること
振る:パワー/ソウル補正やテキストを任意のキャラに付与すること
構える:助太刀やカウンターイベントをプレイできる状態を作ること
焼く:カードの効果やパワーダウンによってキャラを控え室に送ること
チャンプ:バトルに勝てない状態でアタックすること
X連動:レベルXのCXコンボを持つキャラのこと
Xルック:山札の上からX枚まで見て指定されたカードを手札に加える効果
ルーター:1ドローして手札からカードを1枚捨てる効果
モード:複数の効果の中から選択して使用する効果
ツインドライブ:トリガーチェックを2回行う効果
○○相殺(特殊相殺):リバースした際に条件を満たすバトル相手をリバース、あるいは別領域に移動する効果

基本情報

デッキ概略

デッキの主要カードはこちら

■使用者視点
枝扉プロセカ
は強い山札を構築することに特化したミッドレンジデッキです。

レベル1になった瞬間に「星の旋律 天馬司」と「その心意気を買って 神代類」を複数枚展開し、天馬司(星の旋律)のCXコンボで「泣き声はどこから?」を構えて複数の枠にパワー8500を要求して圧力をかけることができます。
そのやり取りの中で生じたハンドアドバンテージを「いっちばん得意な方法で!」でストックに変換し、再度CXコンボで泣き声得意な方法を補充することでアドバンテージを広げていきましょう。

ヒール量や試行打点があまり高くないため、時には泣き声で同値を作ってダイレクト権をもらったり、引いた扉をプレイしたりして打点の細さをカバーするアドリブ力も求められます。

山札の質で勝負するデッキであることを念頭に入れて戦いましょう。

■対面視点
天馬司(星の旋律)
を踏む手段の数や再現性によって攻略難度が大きく変わります。

自ターン中各種補正込でパワー8500以上の1連動を用意できたり、キャラのスペック自体が高い電源デッキだと比較的楽ですが、そうでない場合はレベル1以下や0コスト相殺などのサブアタッカーを採用したり、レベル2以降高数値で盤面を返すといった対策が必要となります。

また相手ターンに山札を整える手段を持つデッキなので、確定山を相手が晒した際にはサイドアタックなどを駆使して可能な限りクロックに変換したり、無用なダイレクト権を与えないように意識して戦いましょう。

デッキリスト解説

画像をクリックするとデッキログへ移動します。

レベル別に順番に解説していきます。

■レベル0

その心意気を買って 神代類
単レスト山集中。
枝のトリガー効果で泣き声得意な方法を対象に取ることができるので、できれば1ターン目から配置しておきたいです。
イベントプレイ時にパワー+1000を振る効果を持っているので、天馬司(星の旋律)と組み合わせることで硬い盤面を構築できます。

空からの贈り物 草薙寧々
手札の減らないサーチカード。
自傷コストが控え室のキャラなので山札を傷つけない点が優秀。
このカードから神代類(心意気)天馬司(星の旋律)へアクセスしましょう。

大切な友達だから 望月穂波
レベル0相殺。
PIG効果でCX限定の3ルックを行うことができるため、相手のキャラを踏みながら天馬司(星の旋律)の対応CXを探しにいくことができます。
泣き声で回収できないキャラなので注意しましょう。

執念の追いかけっこ 天馬司
2種類の手札交換効果を持つカード。
1つ目の効果は集中と相性が良く、2つ目の効果で手札の各種サーチイベントを確定回収に変換できるので手札の質が格段に向上します。
《ワンダーランズ×ショウタイム》でないキャラにアクセスできる貴重なキャラなので大切に使いましょう。

みんなを笑顔に 天馬司
全体パワー+500持ちのカード。
自身を「ワンダー☆クリスマス」に変換できるため、山札やストックを管理したりラストターンにリーサルカードを集める際にお世話になります。
自由枠で採用しているため、不要だと思ったら他のカードと入れ替えましょう。

■レベル1

星の旋律 天馬司
このデッキのメインアタッカー。
冒頭で紹介した通り、イベントをプレイするだけでパワー6500になるため、神代類(心意気)を2枚プレイしてCXコンボを連打するだけで相手は毎ターンこのカードの正面にパワー8500を要求されます。

ハイパー★ポジティブ 鳳えむ
手札のキャラをクリスマスに変換できるカード。
このカードもイベントをプレイするとバニラスペックになるので、天馬司(星の旋律)と共に並べるとそこそこの押しつけ性能を持てます。
このカードも自由枠での採用なので、不要だと感じたら調整しましょう。

死ぬかと思った 草薙寧々
CX入れ替えカード。
ソウルアイコンを持っているので枝のトリガー効果で回収することが可能です。
自ターン限定ですがパワーも6000出るのでサブアタッカーとしても優秀。

ワンダー☆クリスマス
4ルックイベント。
このカードはイベントにアクセスできるのでリーサルターンに「劇団員募集!」をサーチして殺傷力を上げたり、泣き声や2枚目のクリスマスにつなげて山札を一気に削ることができます。

泣き声はどこから?
山削り+キャラ回収イベント。
回収できる範囲は効果で控え室に落ちたカードのレベル合計なので高レベルのカードを集めるのは苦手ですが、天馬司(星の旋律)神代類(心意気)を集めるために使うのであまり気になりません。
盤面が完成すると手札が減らない2000助太刀になるので、構えられていない状況で枝をトリガーしたら優先して手札に加えましょう。

いっちばん得意な方法で!
山削り+ストックブーストイベント。
控え室の不要なキャラをストックに埋めつつ、3枚集中がヒットすると山札からさらに1枚ストックブーストできます。
強い山札を構築する上で何度も使うことになるカードなので、天馬司(星の旋律)のCXコンボ発動時は最低1枚は確保しましょう。

■レベル2

レインボー☆キャスト 神代類
自ターン中パワー12500になるカード。
アタック時に控え室のイベントの枚数×パワー1500を振るという驚異的なバフ効果を持っており、自身と併せて相手の高パワーキャラを2面踏みにいけます。

みんなも美味しいパンケーキ! KAITO
レベル3限定応援。
といってもそのテキストはほとんどおまけに近く、メインは扉をサーチするCIP効果と扉をトリガーした際に相手のデッキトップを操作する効果。
抱えておくだけでCXを8枚戻してもリーサルの前提をクリアすることができるので、中盤以降は引いたら大切にしましょう。

■レベル3

遊びのお礼に 草薙寧々
控え室のイベントが6枚以上で早出しできるカード。
手札アンコールとヒールを持つため、プレイするとダメージレースを進めるのがかなり楽になります。
プレイしたらリーサルターンまではアンコールで維持しましょう。

アウトドアクッキング!青柳冬弥
このデッキのフィニッシャー。
1コストで相手の山札の下から6枚を削り、その中のCXの枚数分1ダメージを与えるCXコンボを持つ強力な山札破壊カード。
相手の助太刀を禁止するため防御札にもある程度耐性があるのがこのカードをより強力にしています。

劇団員募集!
相手キャラを踏んだ際に3ダメージ与え、パワー+1000とソウル+1を振る効果を付与できるイベント。
3点フラットを作れれば3-0からでもリーサルダメージ(キャンセル必須のダメージ)を1回作れます。
青柳冬弥の助太刀禁止や神代類(心意気)のおかげで電源デッキ相手でもない限り条件を満たすのは容易です。

立ち回り

マリガン

■使用者視点
レベル0と天馬司(星の旋律)およびその対応CXがキープ対象です

レベル1の1ターン目に天馬司(星の旋律)を複数枚プレイしてCXコンボを発動させるのが重要となるため、アタックできるキャラがある程度引けているのであれば各種サーチイベントもキープ対象になります。

■対面視点
相手は集中が高ヒットしない限りパンチ数は控えめなので、後手を引いてもレベル0が2ターン以上来ないという事は稀です。
そのため1連動を構えるよりはレベル0の枚数をある程度確保し、相手のプレイしたキャラを踏んでいくことを重視したマリガンを心がけましょう。

レベル0

■使用者視点
望月穂波
草薙寧々を使って天馬司(星の旋律)神代類(心意気)を集めていきます。
山札を作る時間を確保するため、基本は相手の動きに合わせる形で戦いましょう。

先手の場合は望月穂波を先置きすることで後手の移動効果を持つ始動札でのスタートを牽制できます(相手目線2パンからこちら先上がりが裏目になるため二択をかけられる)。

■対面視点
望月穂波以外にパワー2500超のキャラを踏む手段がないので、該当するキャラは実質始動札として運用することができます。
先手の場合は積極的にプレイしていきましょう。

相手が先手で望月穂波スタートした場合は踏みながら始動札を押しつけるか踏むだけに留めるかの二択になります。
自分の手札やデッキのプランから最優の択を選びましょう。

レベル1

■使用者視点
レベル1の1ターン目に天馬司(星の旋律)3枚と神代類(心意気)2枚をプレイしてCXコンボまで繋げられると理想的です。
CXコンボの効果で泣き声1~2枚と得意な方法1枚を回収し、強い山札を構築する下準備を行います。

泣き声は基本的に手札の減らない2000助太刀として考えて運用し、相手ターンに確定山札を晒した時のみ山札を削るために使用します。
この際に盤面にレベル0の枠があると、相手は低リスクで山削りをケアしたりパワーを振れるキャラを運用できてしまうため、多少の手札損失を無視してでも速い段階で前列は天馬司(星の旋律)で埋めましょう。

■対面視点
相手の盤面完成がどれだけ早いかの勝負になります。
早期に天馬司(星の旋律)が3枚並んでしまった場合は、最低でもパワー7500のキャラを最低でも2枚用意して泣き声1枚で2面返される事態だけは避けましょう。

相手の対応CX4枚や泣き声の動向をカウンティングしておくと相手の動きが鈍った際にスキをつけるので、特に相手ターン中思考する事がないなら相手の邪魔にならない範囲でこまめに相手の控え室をチェックしておきましょう。

レベル2

■使用者視点
動きとしてはレベル1と大差ないですが草薙寧々(遊びのお礼)を早出しすることで試行打点を底上げしたり、神代類(レインボー)で相手の盤面形成を咎めることができます。
お互いにレベル2になると天馬司(星の旋律)を安全に踏む手段が一気に増えるので、ここまでで得たアドバンテージを奪い返されないように相手の動きに対応していきながらリーサルの準備をしましょう。

■対面視点
早出しや2連動など天馬司(星の旋律)を踏む手段が増えるこのタイミングで形勢を返していきます。
相手はデッキに1~2枚程度の神代類(レインボー)を使わないとこちらの高レベルカードに対応できないので、リーサルの準備を阻害する意味合いでも相手に負担をかけて択を迫っていきましょう。

レベル3

■使用者視点
青柳冬弥3枚のCXコンボや劇団員でリーサルを狙います。
相手は助太刀を使えませんがイベントカウンターは可能なので、劇団員を使う際は確実に踏める枠に合わせるように意識しましょう。

■対面視点
助太刀による防御札で耐えるのは無理なので、細かいヒールの積み重ねで相手のCXコンボの期待値を下げつつアタックによるリーサルダメージの回数を減らしましょう。

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今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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