これを読めばわかる!8門三玖を徹底解説
こんにちわ、なっつんです。
今回は8門三玖について、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。
これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。
なおこの記事はBP「アイドルマスターシャイニーカラーズvol.2」発売後時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。
それでは行きましょう。
前提
長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。
基本情報
デッキ概略
■使用者視点
8門三玖はマーカーを駆使して戦うミッドレンジデッキです。
デッキに入っているほとんどのカードがマーカーを得る効果とマーカーが置かれている間強化される効果を持っているため、毎ターンキャラの踏み合いをしながらも一方的に質の高い山札を構築できるのがこのデッキの強みです。
これらのカードは集中との相性も良く、ほぼ毎ターン実質5~6枚集中を使えるようになっています。
システムも優秀なものが揃っており、特にマーカーを溜めながら手札を整えられる「抱えた気持ち 中野 三玖」は強力。
リーサルに関してもストック6枚用意しておけば3面連動可能なので道中強気に手札を使っていったり、クロックドローをスキップしたりできます。
しかし基本的な性能は各種CXコンボを効率よく運用していく普通のミッドレンジデッキでしかありません。
「明確に強いデッキ」というわけではなく「トップメタへのアンチデッキ」であることを理解しておきましょう。
■対面視点
山札の質で戦うデッキに対して無類の強さを発揮するデッキなので、ストックを溜めこむよりも盤面に投資してダメージレースを優位に保っていくように意識しましょう。
盤面貫通力が全体的に高く「敵情視察?中野 三玖」が絡むとレベル1のキャラでもパワー11000超になるので、盤面を作る際はこの数値を目安にすること。
8門三玖側は相手ターン中のパワーラインが全体的に低く確定アドバンテージ源も細いので、相手が展開してきたカードは3面全部踏むように立ち回りましょう。
デッキリスト解説
レベル別に順番に解説していきます。
■レベル0
敵情視察?中野 三玖
マーカーを持っているとパワー+3000を振れるカード。
自身も選べるのでバトル適正が高く、条件付き1コストアンコールを持っているため場持ちがいいです。
続く物語 中野 三玖
ストックを使わずにCXを入れ替えられるカード。
うまく活用して各種CXコンボを連打していきましょう。
5年後も五人で 中野 二乃
山札削り要員。
削る枚数は2枚ですが、CXが含まれているとハンドアドバンテージを得られるほか、汎用性のある赤いカードという理由で採用率が上がっています。
2024年5月現在シングル価格が高騰していて入手が難しいため、3ルックできる「ありがとうの花 中野 三玖」や「ヘッドホン(BP2)」を代わりに採用してもいいと思います。
抱えた気持ち 中野 三玖
最大2回まで手札交換を行うことができるカード。
マーカーを持つキャラへのバフ効果やフィニッシャーへの疑似チェンジ効果もあるため、最低1枚は後列に配置しましょう。
1つ目の起動効果は3回目以降手札が減るだけですがストック管理や手札が溢れた際のマーカー肥やしとして使えます。
告白?中野 三玖
CIP効果で「三玖」ネームのキャラにマーカーを与えることができるカード。
どうしてもマーカー持ち効果が必要な際や山札の圧縮、溢れた手札の有効活用先として役立ちます。
リーサルに手札を一切使わないので他デッキよりも起動効果の価値は高いです。
五等分の軌跡 中野 三玖
単レスト控え集中。
マーカーを持つキャラへのバフ効果を兼ね備えているので、後列に置いておくだけでも一定以上の仕事をしてくれます。
割り切れない想い 中野 三玖
「三玖」ネーム限定の単レスト控え集中。
CIP効果でデッキトップ2枚を確認できるので、マーカーを得る効果を安定させることができます。
「したいこと 中野 三玖」のCXコンボを強化する効果を持つので、リーサルターンには確実に配置したいです。
好きになれる自分 中野 三玖
マーカーを持っていると常時パワー3500になり、バトル相手を踏むと手札交換を行えるカード。
先後問わず1ターン目の動きとして最強のキャラです。
注意点として「手札交換効果は全文強制効果」のため、控え室にキャラがいない状態で効果が発動すると手札が1枚減ります。
重なる想い 一花&二乃&三玖&四葉&五月
リフレッシュを行うCIP効果を持つカード。
大量の確定山を晒したタイミングや、大量のストックを消費する前に使用して圧縮が崩れるのを防いだりする際に使用します。
■レベル1
羞花閉月 中野 三玖
キャラ回収の1連動。
回収範囲は自分の舞台のマーカー枚数に比例しますが、よほどひどくない限りX=3以上にすることは容易です。
マーカーを持たないと基礎パワーで殴り合うことになるのが玉に瑕。
私たちの覚悟 中野 三玖
マーカーを持っているとサブアタッカーとして扱えるほか、門のトリガー効果をドローに置換することができます。
トリガーした門も即座に控え室に送れますが、山札からストックブーストする関係上結局CXを1枚噛ませてしまったなんてことも・・・
マーカーがない場合のバリューがかなり低いので、気になる場合はツインドライブ持ちの「変わった景色 中野 三玖」に変えるといいでしょう。
■レベル2
君と進む先 中野 三玖
高い盤面貫通力を持つ2連動。
CXコンボを絡めることで手札を整えたりリーサルに必要なストックを確保することができます。
なり代わり作戦?中野 三玖
相手依存にはなりますが継続的に高パワーを叩き出せるカード。
レベル2から早出しで面取りしてくるデッキ相手にプレイすることで、確実に相手の盤面を崩していくことができます。
大切なお守り(選抜制限カード)
3点までのダメージをシャットアウトできる防御札。
最近は山札を破壊しつつダメージを与えるフィニッシャーを採用したデッキが流行しているため、アタックダメージを確実に弾けるこのカードの価値が高くなっています。
■レベル3
ベンチで読書 中野 三玖
CX2枚以下早出し。
相手の盤面に干渉しながらマーカーを与える効果で間接的に自身の盤面を強化できます。
相手ターン中も高パワーを維持できる貴重なカード。
ひたむきな気持ち 中野 三玖
キャラ4枚以上早出し。
フリータイミングで早出しできるため、ストックを綺麗にしながら3点火力を投げることができます。
基礎パワーは高いですが自ターン中高パワーの1連動などには踏まれてしまうので場持ちはあまり期待しないでおきましょう。
したいこと 中野 三玖
このデッキのフィニッシャー。
1コストで相手の山札の下から4枚を削り、その中にCXがあると1ダメージを1回、自分の舞台にマーカーが3枚以上あると2回与えることができます。
三玖(抱えた気持ち)の起動効果を経由すると1コストで舞台に出せるので、序盤に引いた場合は手札交換しながらマーカーに埋めてしまうといいでしょう。
立ち回り
マリガン
■使用者視点
レベル0と三玖(羞花閉月)およびその対応CXがキープ対象ですが、門をトリガーした際の機会損失を防ぎたいので、他に切れるCXがないなら対応CXもマリガン対象になります。
■対面視点
8門三玖は確定アドバンテージ源が細いデッキなので、後手を引いた場合は自分のデッキに三玖(好きになれる自分)を踏めるカードがあるのであれば、強気に探しに行くのもありです。
パワー2000超のキャラが出てくる可能性が高いので、それ以下のパワーの局地的なシステムなどは他のカードへの連続性が感じられないならマリガンした方が後の状況が良くなると思います。
レベル0
■使用者視点
三玖(好きになれる自分)や三玖(敵情視察?)で相手のキャラを踏みながらレベル1の準備を整えていきます。
山札の進みが遅いデッキなので、各種マーカーを得られるカードと集中や二乃を組み合わせて効率よく山札を削っていきましょう。
余剰トリガーした門は三玖(好きになれる自分)の効果を使うことで実質扉として機能させることもできるので、アタック順番には気を使いましょう。
■対面視点
アドバンテージ源の細さや山札の進みを考慮してのスローゲームを意識してくるはずなので、アグロムーブが可能であればダイレクト権を使って強気に打点を作っていくと有効打につながりやすいです。
また、パワー4000を作ると相手にに二手要求できるので積極的に狙って二択をかけていきましょう。
レベル1
■使用者視点
三玖(羞花閉月)のCXコンボで打点を作りながらハンドアドバンテージを稼いでいきます。
トリガー結果を見ながら回収するキャラを選べないため、次のターンを見据えて回収するキャラを選んでいく必要があります。
レベル2になると三玖(君と進む先)のCXコンボも解禁されるので、選択肢を広く持てるようにキャラを集めていきましょう。
■対面視点
ここからはお互い相手のキャラを3面踏み合っていくことになります。
相手がパワーを出すためにはマーカーが必要不可欠なので、可能であればパワー5500以上の数値を押しつけてマーカーを強要していく動きを取ることで負荷をかけていくことができます。
その戦術が取れない場合は毎ターン3面踏まれる前提でパワーが低いキャラから優先的にプレイして踏んでいくように心がけましょう。
レベル2
■使用者視点
動きとしてはレベル1と大差ないですが三玖(君と進む先)のCXコンボが解禁され、デッキ内のCXがすべてを強く使っていくことが可能になります。
自ターンのパワーラインも大幅に底上げされるので、相手が面取りをしかけてきたら確実に助太刀圏外から踏んでいきましょう。
ただし、あまり付き合いすぎるとリーサルに必要なリソースを枯らされてしまうため、あえて相手の圧縮を手伝って三玖(したいこと)のリーサル性能で詰め切る選択を取る場合もあります。
■対面視点
強い山札を作ると三玖(したいこと)の3面連動でレベル3を迎えることなくリーサルを取られる可能性が高いので、適宜ヒール持ちの早出しなどをプレイして圧縮率を低下させつつ相手のリーサルレンジから逃げるように意識します。
ダメージレースを優位に進めて相手が先にレベル3に上がれば、こちらもリーサルタイミングを迎えられる可能性が高くなります。
ただし、あちらはお守りで28点目を拒否する動きも取れるので、リフレッシュの際などに控え室を確認して相手の手札をある程度予測しておきましょう。
レベル3
■使用者視点
三玖(したいこと)の3面連動でリーサルを狙います。
三玖(割り切れない想い)の有無で期待値が大きく変わるので、必ず配置するようにすることとマーカーを3枚以上用意することを忘れずに。
詰められないと判断した場合はヒールとお守りを使って2ターンかけて詰め切りましょう。
■対面視点
相手が3-0から詰めるためには1~2回アタックダメージを通す必要があるので、それを妨害する手段があると生き残れる可能性が上がります。
できない場合は山札の機嫌次第です。祈りましょう。
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今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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