これを読めばわかる!8電源プロセカを徹底解説
こんにちわ、なっつんです。
今回は8電源プロセカについて、初級・中級者向けにわかりやすく解説をしていきます。
これを読む事でこのデッキの立ち回りを理解する事ができ、また対策も立てやすくなるのではないかと思います。
かなり長丁場になりますので、見出しを活用しつつ最後までお付き合いいただけたら幸いです。
なおこの記事は2023年2月24日(ARS発売後)時点での情報である事、そしてあくまで僕個人の主観でお話する事をあらかじめご了承ください。
それでは行きましょう。
前提
長文化を避けるため、一部の表現について以下の表記を使います。
※記事を圧迫してしまうため、省略基準を変更しました。
簡単な性能紹介
基本情報
盤面強化・追加打点・回復を同時に行える
このデッキの強みは「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」のCXコンボをレベル2から積極的に狙っていき、盤面を強化しながらダメージレースでも優位に立てることです。
コストも支払いやすく、「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」の効果で手札を恒久的に補充しやすいため、噛み合えば相手を早い段階で詰ませることも可能です。
中盤までの盤面は貧弱
非常に強力な効果を持つカードを運用する代償として、従来の8電源のようにレベル0から1/1/7500を展開したり、レベル1で強力な効果を持つ2/2を運用したりといったことができません。
TP・非TP時に関わらずレベル0~1のパワーラインは非常に低いので、このタイミングで強い盤面や動きを可能とするデッキとのマッチは苦戦を強いられることになるでしょう。
対戦三箇条
手札に加えた電源は大切に
このデッキは2種類のCXコンボを最大限に活かすことで真価を発揮します。
逆を言えばCXコンボへの依存度が非常に高いデッキなので、手札に加えたCXをコストなどで捨ててしまうのはもったいないです。
レベル2からは「屋上のフレンドシップ 暁山瑞希」のCIP効果でサーチできるものの、プレイするために2コストかかるため、それに頼るのはあまり好ましくありません。
よほどひどい手札でもない限り、手札に加えた電源はすべて強いアクションにつなげるつもりで立ち回りましょう。
キラキラレインボーの効果を活用しよう
舞台のキャラを1枚ストックにできる「キラキラレインボー♪鏡音リン」の起動効果は、盤面形成をする上で八面六臂の活躍を見せてくれます。
各種CIP効果を使用したキャラをそのままストックにして消費したストックを回復したり、展開上余剰になるアタッカーをストックに還元したりと活用法は無限に存在します。
基本的な立ち回りに慣れてきたら、次はこのカードの活用手段について研究していくといいでしょう。
彰人の効果でしっかりと助太刀を構える
このデッキは「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」の2つ目の効果によって、電源デッキでありながら狙ったカードを手札に加える機会が何度も訪れます。
レベル2で盤面が完成するとはいえパワーラインは11500~12000程度と並の数値でしかないので、しっかりと助太刀を相手に見せて牽制することが重要です。
デッキレシピ解説
採用しているカードと入れ替え候補にわけて順番に解説していきます。
なお、カード名の横の数字は、そのカードの個人的な推奨採用枚数となっています。
採用しているカード
もう一度ふたりで 小豆沢こはね×4
このデッキのフィニッシャー。
「セカイで一息(電源)」をプレイしているなら、アタック時に1コスト+手札を1枚捨てて、3ダメージを与えて1点ヒールするCXコンボを持ちます。
自身も常時パワー10000+アンコールと継戦能力も高いです。
屋上のフレンドシップ 暁山瑞希×3
自分の舞台のキャラが4枚以上なら早出し可能になるカード。
CIPで山札の上から自分の舞台のキャラの枚数分見て任意のカードを1枚手札に加える効果を持っており、この効果を活かして「セカイで一息(電源)」や「一緒に歌おう!」を手札に集めていくことになります。
こちらも緩い条件で常時パワー10500+手札アンコールと継戦能力が高いです。
Vivid BAD SQUAD 東雲彰人×1
前列にいる間、自分の前列のキャラすべてのパワーを+1500する効果(通称ゴリラ)と、アタック時に2コスト+手札を1枚捨てて1ダメージを与える効果を持ちます。
主に2パン目以降にトリガーした電源で前列に出すことになりますが、盤面勝負においてこのカードが必要になる場合はプレイした電源で舞台に出すこともあります。
もっと見つけて 初音ミク×1
CIPでスタンドしている自分のキャラを1枚レストして、相手が選んだCX1枚以外の相手の控え室のカードを山札に戻す効果(通称逆圧縮)を持ちます。
別のCXに対応したCXコンボを持っているため、このデッキにおいてはバニラの山札破壊札としての役割しかありません。
効果使用後は後述する「キラキラレインボー♪ 鏡音リン」の起動効果でストックにしてしまうといいでしょう。
こだわりの一杯 MEIKO×2~3
電源の効果でプレイする専用のカード。
自身以外の自分の舞台のキャラの枚数に比例して最大パワー10000まで成長するので、レベル1からプレイできると非常に強力。
アンコールを持っているため維持するのも簡単ですが、レベル2以降は慎重に行いましょう。
キラキラレインボー♪ 鏡音リン×2
レベル応援。
自身をレストして舞台の自分のキャラを1枚ストックにする起動効果を持っており、この効果を活かすことで盤面をフルに活用しながら電源を使うための空き枠を能動的に用意することができます。
誰もが知る歌姫 初音ミク×1
助太刀を使用した際にそのキャラに領域移動テキストを付与することができる3000拳(通称思い出拳)。
返り討ちにできれば確実にダイレクト枠を作ることができるほか、自分の舞台が埋まっていることが条件になっているCXコンボを妨害することもできます。
ありがとう、勇気 望月穂波×1~2
助太刀を使用した際に2コスト+自分の舞台のキャラを1枚控え室に置いて、早出し状態の相手キャラを1枚控え室に置く効果が使用できる2500拳(通称美夏拳)。
主に宝扉オーバーロードやかなたマリン対策。
このデッキはアンコールを持つキャラが主体なので、美夏効果のコストにそれらのキャラを指定することで2コスト+手札1枚に置換することもできます。
一緒に歌おう!×2
自分の舞台が埋まっているなら、バトル中の自分のキャラのパワーを+1500し、バトル相手にダメージを与えられないテキストを付与する3コストのイベント(通称ホラー)。
このカードも状況次第で詰みを生み出せるカード。
レベル2でプレイすることも十分に考えられるので無駄に構えすぎないようにしましょう。
いつの日か、また…… 青柳冬弥×4
レベル1のメインアタッカーかつ、ドローエンジンの片割れ。
「絶たれた絆(電源)」をプレイした際にパワー6000になり、バトル相手をリバースした際に山札の上から4枚を見てキャラを1枚手札に加えるテキストを付与するCXコンボを持ちます。
後述する「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」の手札絆を持っており、彰人がこのカードへの手札絆を持つため、どちらか1枚さえ手札に加えておけば絆が途切れない限り簡単に多面展開が可能です。
『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人×3
ドローエンジンの本体。
前述した「いつの日か、また…… 青柳冬弥」の手札絆と、冬弥をプレイしたターンのクライマックスフェイズ開始時に1コスト+自身を手札に戻して、控え室のキャラを手札に加える効果を持ちます。
控え室に冬弥がいれば毎ターンハンドアドバンテージを得られる上に手札に加えるキャラの制限もないため、電源デッキでありながら確実に助太刀を構えることができます。
自身が手札に戻す都合上、手札が2枚増えることになるので、うっかり叩かなくてもいいクロックを叩かないように気をつけましょう。
空からの贈り物 草薙寧々×4
CIPで1コスト+控え室のキャラを1枚クロックにして、山札の中からレベル1以下のキャラを1枚手札に加える効果(通称オカケン)を持ちます。
相手のレベル0に回答するためのキャラをサーチしたり、単純にパンチ数を伸ばしたり様々な用途があります。
山札を傷つけずにクロックを積めるので、リフレッシュ直前に次の山札を圧縮することも可能です。
ステージのセカイ 鏡音リン×4
CIPとアタック時にそれぞれ任意のキャラ1枚のパワーを+1500する効果(通称スーパーショートカット)を持ちます。
どちらの効果も自身を対象にできるため、実質パワー4000のキャラとして振舞うこともできますが、基本はダイレクト枠にプレイして他のキャラにパワーを振ることになります。
「いつの日か、また…… 青柳冬弥」がCXコンボの補正込みでもパワーを伸ばせないため、相手のデッキ次第ではかなりの頻度でお世話になることでしょう。
Vivid BAD SQUAD 青柳冬弥×4
CIPで以下の2つの効果が使用できます。
・山札の上から3枚を控え室に置く
・1コスト+手札を1枚捨てて、控え室のキャラを1枚手札に加え、自身以外のキャラ1枚のパワーを+1000(通称多生)
山札削り要員を兼ねるシステム。
「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」で控え室にアクセスすることは容易なので多生効果を使う機会は少なめです。
25時、ナイトコードで。 宵崎奏×4
PIGで以下の2つの効果を使用できます。
・山札の上を見て元に戻すか山札の下に送る
・手札を1枚捨てて山札の上から4枚を見て、レベル1以上のカードを1枚手札に加える(通称フカ次郎)
手札を補充する手段が豊富なため、引いたこのカードは積極的にダイレクト枠に投げていくことになります。
パワーが貧弱な代わりに実質サーチ範囲が5枚になっているフカ次郎なので、失敗する確率は従来のものより低めです。
MORE MORE JUMP! 桃井愛莉×2
CIPで1コスト+手札のCXを1枚捨てて、控え室のCXを1枚手札に加える効果(通称エルザ)を持ちます。
2種類のCXコンボを有効に活用しないとデッキパワーを十全に発揮できないので、常に手札に1枚は握っておきたいです。
入れ替え候補
現状は効果持ちの助太刀以外の入れ替え候補はありません。
立ち回り
マリガン
レベル0
「Vivid BAD SQUAD 青柳冬弥」や「25時、ナイトコードで。 宵崎奏」で山札を削りながらアタック回数を稼いでいきます。
「いつの日か、また…… 青柳冬弥」「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」がストックに埋まった場合は、ストックを使う行動を合わせて控え室に送るように心がけましょう。
闇雲にアタック回数を稼ぐのではなく、効率よく冬弥や彰人を控え室に貯める時間という意識を持って立ち回らないとあっという間に手札が枯渇するので注意です。
レベル1
レベル0で消費した手札を「いつの日か、また…… 青柳冬弥」のCXコンボや「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」の効果で補充しつつ、電源の効果で後列に「キラキラレインボー♪ 鏡音リン」や「こだわりの一杯 MEIKO」をプレイします。
ここで気をつけるのは、電源の効果ではMEIKOよりもリンを優先して舞台に出すということを徹底することです。
レベル2以降の戦いにおいてMEIKOはいてもいなくても問題ありませんが、リンはいないと話になりません。
それにMEIKOはプレイした電源よりもトリガーした電源で舞台にプレイする方が強く使えるので後回しでも大丈夫です。
冬弥や彰人の効果では「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」や「屋上のフレンドシップ 暁山瑞希」、各種助太刀を集めていきます。
可能できれば1-6リフレッシュをした状態でレベル2を迎えたいですが、無理そうであれば山札を無理矢理削らずに山札の中のCXを大切に使いましょう。
レベル2
「いつの日か、また…… 青柳冬弥」や「『RAD WEEKEND』を超えるために 東雲彰人」の絆のコストで「もう一度ふたりで 小豆沢こはね」を控え室に送り、プレイした電源やトリガーした電源の効果でこはねを舞台にプレイしていきます。
「屋上のフレンドシップ 暁山瑞希」のCIP効果で「絶たれた絆(電源)」を加えた場合はプレイしてこはねの展開に、「セカイでひと息(電源)」を加えた場合は電源のトリガーに期待して1ターン待つのもありです。
以降は高いパワーラインで相手を圧倒しつつ、こはねのCXコンボを使ってダメージレースを引き離していきます。
前列が完成しているようであれば、2枚目の「キラキラレインボー♪ 鏡音リン」を電源でプレイして盤面形成を完了させてしまいましょう。
相手のフィニッシャーがどういった攻め方をしてくるかを把握しておき、キャンセル1回分以上の仕事が望めないようなら「一緒に歌おう!」もここで使ってしまって問題ありません。
ただし、よほどリソースが潤沢でない限りはストックのCXを落とせたり、付随するパワー+1500をしっかり活かす、確定山札をケアしたいなどキャンセル1回のついでで何らかのリターンが得られるように意識しましょう。
レベル3
基本はレベル2の延長になります。
「もっと見つけて 初音ミク」で相手の山札を破壊することができるようになるので、狙える場合は積極的に狙っていきましょう。
他のデッキレシピはこちらからどうぞ
今回は以上となります。
もしよかったら、他の記事も読んでいただけたら幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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