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結球野菜(芽キャベツ)のとう立ち


3月初旬の暖かさで、去年暮れに植えていた芽キャベツに花が咲きました、写真では花は落としていますので見えませんが。

この現象は「とう立ち」と呼びます、農家にとっては「とう立ち=失敗」です。

なぜ「とう立ち」が失敗なのかというと、

葉物野菜(ほうれん草や小松菜など)の場合、

花が咲いてしまっては売り物になりませんし、

結球野菜(キャベツや白菜など)の場合には、

結球せずにとう立ちすると、これも売り物にならないからです。

ちなみに、果実や種や花自体を収穫する作物の場合には、逆に花が咲いてくれないと困ります。

というわけで、結球野菜である芽キャベツの、とう立ちを遅らせたいこちらの勝手な都合としては、今後は少しでも年内に早く植え、寒くなる前に作物を大きく育てることで、とう立ちを遅らせたいですし、窒素肥料を多く与えることで、これまた作物を大きく育てて、とう立ちを遅らせたいと思っています。

作物からしてみれば、失敗とか成功というのは、あくまで農家側の都合ということですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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