試行錯誤
「チャレンジイズライフ」
長さ2m直径10mmの鉄筋を、180度に曲げる加工を手作業で行いました。
手作業といっても、専用の道具(ニューカットベンダーCB13)(@mcccorporation)を使って行います。
この道具は90度135度180度の曲げ加工が簡単にかつ正確にできるため、重宝しています。
ちなみにこの180度に曲げた鉄筋を何に使うのかと言うと(興味ない方が大半であろうかと思いますが説明させてください)
ビニールハウスのビニールが上に飛ばされないよう固定するための紐の固定に使います。
ビニールハウスは、上から潰されないための強度はもちろん必要なんですが、同じくらい上に持ち上げられないための強度も必要なのです。
なのでこの鉄筋を、ビニールハウス両脇の地面に80-90センチほど深さで打ち込み、ハウス天井に紐を渡して、ハウスバンドという黒い紐で結びつけて、ビニールを押さえつけます。
1mおきに打ち込むため、大量に使いますが、鉄筋はらせん杭よりも安いため、今回160本大人買いです。
基本的にビニールハウスのアンカーには、らせん杭またはスパイラルアンカー等が使われますが、どれも一長一短ありまして、何か他に良いものがないか、つねづねずっと考えていました。
そうした結果、試行錯誤の末、この鉄筋180度加工にたどりつきました。
3年前に埋めた鉄筋は、今のところびくともしていません、
安い、強い、スタイリッシュ?の三拍子揃ったと、現状満足しております。
あとついでに、デメリットを挙げておきますと、打ち込むためには電動ハンマー又はエアーハンマーが必須です(大ハンマーとか手でやったらぜったい肘を壊します、グル◯コサミンとかいうレベルじゃなく)
それと同時におそらく、引き抜く作業も、手動では厳しいかと思います(腰が砕けると思います)、最低ミニユンボか又はフロントローダーを使った方が良いと思います。
現場からは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます^ ^
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