ヤギの飼育方法
除草のために、と5年前にやぎを飼い始めたのですが、
この5年間で少しだけヤギ(雄)の生の生態がわかってきたので、説明をします。
その1
除草能力
食べる草と食べない草があるため、定期的に気になる草や茎などは手で刈らなければいけない。
どうやら葉っぱのない草類や茎、セイタカアワダチソウ(上の葉が届かないから?)などは食べないようです。
逆にいえばそれ以外の葉はたべるし、毎日歩き回るので、草の抑制効果自体はあります、
1頭あたり2a(200㎡)程度の除草能力と言います(カタログ値?)。
うちのような平地で、柵もしている環境だと、確かにそのぐらいだとは思います、ムラはありますが。
その2
柵作り
当初悩んだ挙げ句、うちではあまりお金をかけずに、
鉄のワイヤーメッシュ(高さ1m×横2mで1000円程度)をひたすら並べて結び、
19ミリ径の直管を2mおきに打ち込むだけにしていますが、これで充分でした。
おそらく頑丈な柵を作っても、必ず歪みます(沖縄のとあるヤギ牧場はそうでした)、
なぜならヤギは毎日身体をこすりつけたり、頭でどついたりするため、
出入り口付近のドアなんかは、しょっちゅう破壊されてガタガタになって開かなくなります。
なのである程度強度は高めの素材を使って、かつ修繕はしやすい仕組みで作るのがベターなのかなぁと思います。
その3
ご飯
夏場は生えてくる草とトマトの残りだけで充分そうでした、水分も一応水桶を置いていますがあまり飲んでいるところは見ませんでした(朝露や草などからもとっているのかな?)。
冬場は草も野菜もあまりないため、乾燥とうもろこし類を毎日200g程度と、岩塩を置いていました、ただ、あまり高カロリーをあげすぎると、お腹にガスが溜まって苦しそうなときがあったので、乾燥とうもろこし類の量は、様子を見ながら調整する必要ありかなぁとは思います。
その4
ペットとして
けっこう賢くて(犬と猫の間くらい?)、寂しがり屋なところがあるため、人が居ると寄ってきますし、可愛がるほどになつくと思います。ただ、トイレトレーニングは難しいかもしれないので、散歩して連れて歩くのには不向き(だだ漏れ必須)。
現場からは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?