ワクチン接種体験記(1回目)
ついにワクチンを接種しました。地元自治体の集団接種でファイザーです。
当日の流れ
当日午後3時過ぎ。会場に着くとまずは受付。予診票と接種券を提示し、ピッと検温されます。続いて、なぜかもう一度受け付け。ここでは身分証名書を出します。そのあと医師との問診です。以前の予防接種等で、アレルギー症状があったかの確認が中心で、それによって接種後の待機時間が決まります。自分はアレルギー体質ではないので、15分になりました。不安がある人は30分になります。それが済むと、副反応についての説明があります。
つぎに接種ブースへ。医師に対して横向きに座ります。椅子の背にしっかり背中をもたれるように指示を受けます。そして、接種する腕の力を抜くように言われます。そうすると痛みが少ないようです。
「今日打つワクチンはこれです」と注射器を見せられ、いよいよ接種です。でも、それはあまりにあっけなく、チクリとしたかしないかの感覚。インフルエンザの注射の方がよほど痛みを感じます。ここから15分の待機になります。ちなみに、この間接種券も予診票も預けては返されの繰り返しです。
待機所に向かう前に、もう一度別の受付?を通ります。ここで接種券を予診票に貼り提出。次回分の予診票をもらいます。そして、待機所へ。残すところ12−3分というところでした。
待っている間、打った側の腕が、指先まで少ししびれてきました。痛みはありません。ほかにはとくに問題なく、待機時間が済んで家に戻りました。
接種24時間
帰宅し、しばらくは何も変化がありませんでしたが、2−3時間すると、しびれていた腕の接種部付近に痛みを感じるようになり、それとともになんとなくけだるく感じるようになりました。ただし、腕はまだ上がり、発熱はしていません。
ただ、寝る頃になると、腕の痛みは強くなり、接種部周辺半径10センチほどをかばうようになりました。腫れは一切なく、痛み止めを飲むほどでもありません。とはいえ、寝心地はあまり良くありませんでした。また、入浴はしましたが、接種部を温めないように注意しました。
翌朝、接種部の痛みはまだあります。腕は上がりますが、積極的に上げたいとは思いません。熱を測ると36度後半。若干微熱があります。痛みがあるのですから、その炎症によるものでしょうか。ただ、昨日よりはけだるさを強く感じます。
なんとなく気分が悪いような状態で、午前中は読書をしたり、テレビを見たりといった調子。食欲はありましたが、昼食後、暑さもあって昼寝をしました。
寝付いてから一時間くらい。身体が熱くなっているのに気づき、いよいよ来たかと思った瞬間、逆でした。突然ふっと熱っぽさが消えました。少し腕も軽くなりました。このとき午後4時半でした。
接種48時間
夕食時、昼過ぎまで痛かった接種部半径10センチほどが、半径5センチほどに小さくなってきました。気分はずいぶん良くなりました。ただ、まだ少しうっとうしい感じがします。
入浴も腕は温めず、寝る際も接種した腕をかばう状況は同じです。
翌朝、少しけだるさはありましたが、午前中自宅で仕事をしている間には、ほぼ普段どおりにもどってきました。腕の痛みもほぼひいています。
副反応
結局、自分の場合、副反応は腕の痛みと倦怠感でした。一回目ということもあり、そのどちらも軽微なものです。
どこかの噂にあったようなマグネットの吸着現象などは起きませんでしたし、シェディングと呼ばれる、なにかオーラのように薬物が周囲に発散されるようなこともありませんでした。打った人の近くにいるだけで、健康被害が出るということは、あり得ないのではないでしょうか。
ファイザー、モデルナどっち?
ちなみに、我が家では大学生の長男がすでにモデルナを二度接種しています。一回目の副反応は、接種した腕が二日ほど重くなったことと、37度台発熱が打った翌日に出たことです。
二回目には、腕はそれほど重くならず、翌日から三日目朝にかけて発熱しました。とくに二晩目には一時的に39度まで熱が上がったようです。ただ、病気の発熱とちがい、ただ身体が熱くなっていく感じだったそうで、何ともいえない体験だったようです。二回目接種から5日以上を経た今、とくに異常はありません。
とかくモデルナの方が副反応が強いと言われていますし、それを示す統計データもあります。ただ、周囲の接種者の話を聞いていると、個人差もかなり働いているようです。ファイザーでも、副反応が強い人はいるようで、しばらく寝込んだといったケースも聞いています。
また、ファイザーであろうとモデルナであろうと、まったく副反応がでなかったという話も聞きます。偶然かもしれませんが、それらはすべて、50台の女性です。一方、モデルナを打っている大学生の間の発熱者は、比較的多いようです。
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