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SHOGENさんの講演会見てきました。

こんばんは。
ゆっちゃんです!

今をときめく時の人
「今日、誰のためにいきる?」著者
ペンキ画家のSHOGEN さんの講演会に行ってきました(^-^)v

講演会自体は
SHOGEN さん×マヤ暦代表の越川宗亮さん
お二人が順番にお話されて最後にトークセッションという流れでした。

色々感じたことはあったのですが、
まずはSHOGENさんの正直さ
等身大の姿にカッコいいなと思いました。

300人くらいが入るホールは満員で
さすが人気ある方だなと座席に座り思っていたのですが

冒頭、話し始めにSHOGENさんがおっしゃられたのが

「今日は、たくさんの方に来ていただいてすごくありがたいです。実は、隠すことでもないので言いますが僕のピークは昨年の1月だったんです。」
とニコニコしながらの一言目でした。

会場はドカーンと笑いの渦!!!

「ぼくみたいなのも水ものなのでね。2月に1000人規模の講演会を開催する予定だったのですが、どう頑張っても8人しか集まりませんでした(笑)8人の方だけでも全然お話したかったのですが、あまりに会場費など赤字なので中止にして払い戻しさせてもらいました。」

なーーんと、正直な方なんだ!
そこでもはや会場全員の心を鷲掴みです。

あぁ~こういう飾らない人こそ一番カッコよくて信頼できるんだよなぁと思います。

初っぱなから、ゆる~いトーンでお話しが始まり、本では知られていない子ども時代のお話や、ブンジュ村での出来事、トークショーでは越川さんとの掛け合いがとても素敵でめっちゃ感動していました。

トークセッションの中で私が涙が止まらなくなったお話しがあって、それがある大阪の小学校にSHOGENさんがイベントでいった時に出会ったピンクの髪の毛にピアスをジャラジャラつけた不良の女の子とのエピソードでした。

その子は、学校でも反抗的な女の子として学校中に知られていて、同時にその子の家庭環境に問題があるのも先生は周知していたそうです。

女の子の両親は子どもを完全に放置している毒親と呼ばれるような親で、その子は食べるものも与えてもらえず毎日生きるのに必死だったそう。

飢えをしのぐためにスーパーでお弁当を万びきして食べていたことがあって、それは最初からそうだったわけではなく、スーパーの責任者の方に期限切れで廃棄のお弁当が山ほど捨てられていくのを見た女の子は、「廃棄するお弁当をわけてもらえませんか?」と10回ほど交渉したそうです。

「私の身体は給食でできている。」と女の子はSHOGENさんに言ったそう。もっとも辛いのは長期の学校休みの夏休みと冬休みなんだ。
とも。。

スーパーの責任者さんには、取り合ってはもらえず最終的には万びきしてでも飢えをしのいでいたんですね。

SHOGENさんに女の子が伝えたのは

「私、絶対死なないから。20歳まで生きて、この地域で飢えている子どもや世界の飢餓に苦しむ人の希望になる。」

「SHOGENは、政治や教育に興味がないでしょ?私は興味がある。うちの学校は校長先生が私のような飢えた子どもにこっそりおにぎりを握って食べさせてくれる。でも、それも学校が違ったり出会う教師が違えば私たちからしたら死活問題になるんだよ。当事者意識をもっともってほしい。 」

「SHOGEN、人の見た目じゃなくて背景までみてあげてね。」

とたくさんのメッセージをSHOGENさんに伝えてくれた女の子。

SHOGENさんの活動の主体は学校の子どもたちにペンキ画を通して、自分の個性や夢を大切にすること、未来に希望をもってもらうこと。 

日常、子どもから学ぶこと気づかされることが多いとSHOGENさんは語られていました。

私は、まだ日本にもそういう地域があった現実と女の子がそれでもひたむきに生きているという姿や言葉を目の当たりにして、涙が止まりませんでした。

女の子のいう
当事者意識って大切で、愛の反対はよく無関心とも言われているけど、当事者意識って聞いてみなさんはどう思われるでしょうか?

例えば、SHOGENさんのお話を聞いて日本にも飢えという問題がある。そして、それは世界にもある。1人の小学生の女の子がそれでも希望を見失わず必死に生きている。

こんな現実に触れたとき、あなたはどうしたいと思うでしょうか?

ある人は、
「世界から飢餓を無くしたいと、一生をボランティア活動に捧げるかもしれません。」

ある人は、
「できる範囲で寄付をしようと思うかもしれません。」

またある人は、
「何かしようと思わないことだってあるかもしれません。」

私の場合は
「そんな女の子がいる現実をちゃんと知っておこう。そして、その子の未来が希望に満ちていると信じて自分にできることに集中しよう。」


ただ静かに祈りました。

世間のいろんな不平等な問題に出くわした時、誰かの悲しい出来事を知った時、

何かうまくいってなさそうなことが起きていると知ったとき、私たちには何ができるでしょうか?

人それぞれ大切にしていることの基準によって選ぶことはまったく違うと思います。

私はまず自分や家族を大切にすることから始めたい。と根底に戻ります。

そして、その戻ることが私にできる
一番人を幸せにすることだと信じています。

不幸にみえる現実になんともいえない不甲斐なさを感じた時こそ、小さな1歩に戻りたいといつも意識するのです。

あくまで、私のケースはです(^^)

みなさんは、どんな1歩を進む自分が好きですか?



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