すうじの1
象はとてもしあわせでした。象の年の100年を生きた後 はじめてゼロというものを 理解したからです。もう考えることは何もありません。
ぞうさんの おだんご
作:ヘルメ ハイネ
訳:きた もりお
発行:株式会社 エイプリル.ミュージック
**この絵本から巡らせたこと**
日常で ゼロにする。ということを
長いこと 考えてみた。
0:00 1日が始まるゼロ。
しかし、その瞬間を特に意識するのは
誕生日 正月くらいだろうか。。
ほぼ日日 連なり続ける。
例えば コップ一杯の水。
注がれた量を飲み切った ゼロ。
しかしそのゼロは コップの中の事。
水は 胃の中に移り 加わった。
なくなると足す。 引いては加える。
日常は 足し算 と 引き算。
1という数。
自分という 1人。
今日という 1日。
自分に加わるもの 足されていくこと
食べるもの 見るもの 聞くもの 触れるもの
様々なひとかけらが 1人の1日を作っている。
朝を迎える。。
水で顔を洗い
歯磨き粉をつけ ブラシで磨く。
髪をとかし 衣服を着る。
扉を閉め 部屋を出る。
そして出来事が加わっていく。
ささやかなことも 1日の中で途切れず起こる。
何であったか 気にも留めない上面な事事も
眉を曇らすような事も、
心に灯をともす事も、
1日の出会いの中にある。
1日というカゴの中に入ったものは何か。。
カゴの中の事事は どう足されたか。
喜びが 足されたか。
怒りが 足されたか。
哀しみが 足されたか。
楽しさが 足されたか。
抱くキモチは 自分の感じ方で 納まる。
1日を生きるとは
多くの出会いをいただくこと。
感情を得て 昨日とは違う 新しい自分になる。
毎日が 新たに変化し 更新されるのだ。
はじまりと おわりを とらえる。
「おはよう」 1日のはじまりは
ゼロを迎えること として置き換えてみる。
「おやすみ」 眠りの中で和み、
明日という ゼロを迎えよう。
1 を意識することで ゼロを捉えた。
0、1、0、1 ゼロ、イチ、ゼロ、イチ、
はじまり、おわり、はじまり、おわり、
生きている イチを
今日も 歩む。
出会いを楽しもう。
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