凄まじい大自然の中にasobi基地がある!「全国の仲間たちと出会う旅2019@海士町」レポート
asobi基地では、全国のasobi基地キャストの交流を目的としたイベント、「全国の仲間たちと出会う旅2019@海士町」を開催しました。
毎年、毎年、全国のasobi基地を巡っていきますが、記念すべき第一回は、島根県隠岐郡海士町。
asobi基地・事務局、および関東 アウトドア部のよりかね隊長がお届けします!
隠岐ってどこ!
ここです!!
大きく4つの島と、たくさんの小さな島々で構成される隠岐諸島。
そのうちの、asobi基地の支部がある中ノ島(海士町)と、「一生に一度」レベルの絶景がある西ノ島(西ノ島町)を訪れました。
1日目・海士町に集合!
初日は、全国からasobi基地の仲間たちが集います。
が、海士町は遠い!距離以上に時間が掛かります。
神奈川県在住の私の場合、朝5:00に自宅を出て、羽田から6:20発の飛行に乗り、米子空港着。
そこからフェリーに乗り、隠岐へ着いたのがお昼です。
トータル約7時間。
そう、離島の隠岐諸島へアクセスするには、船に乗る必要があるんです(隠岐の島町には空港がありますが、伊丹(大阪)か出雲からしか便がありません)。
しかし!
海が青い!!(日本海です)そして水平線!!!
梅雨が長引いた2019年ですが、おかげさまですっきり真夏の青空。
否が応でもワクワク感が高まります。
隠岐島前高校のお話&明屋海岸へ!
お昼のフェリーで中ノ島(海士町)に到着したメンバーと、前日入りしてゆっくりしていたメンバーが合流します。
かくいう私も、2日早く西ノ島へ入り、たっぷり満喫してから合流した組です(最高だった、マジで!!)。
港のセントラル亭で昼食を取った後は、隠岐島前高校の取り組みを聞きに行く組と、早めに宿にチェックインして一休みする組に別れました。
過疎化・少子高齢化が課題である離島「海士町」は、移住者を取り込み、人口減少を食い止めている全国的にも珍しい自治体ですが、成功の要因の一つと言われるのが、隠岐島前高校。
廃校寸前だった島内唯一の高校が、島外出身者の入試倍率約2倍の人気校になっているそうです。
気になる方も少なくないと思いますので、これについては、別に詳しくレポートします。
そして向かったのが、海士町随一の景勝地、明屋(あけや)海岸です。
見ての通りの、透明度の高い海岸ですが、隠岐諸島はどこもこんな感じです。
特に関東圏の方は、これが日本海とは信じられないんじゃいないでしょうか。
気持ちよさそうにすいすい泳ぎ回るクサフグや、小魚の群れが、当たり前のように視界に入ってきます。
すでに夕方に近く、海岸は日陰になっていましたが、海に入っていると全然寒くありません。
そして圧倒的なグラデーション、色鮮やかな夕焼け。
最高のロケーションの中、BBQに入ります。
BBQ用具を軽トラで運ぶ舞ちゃん(asobi基地代表・小笠原 舞)。
食材は、隠岐牛と、西ノ島で今朝釣ってきたばかりのお魚たち!
そうなんです、実は西ノ島に滞在していた私と子どもたち、この日の朝4時半に起きて、船で釣りをしてから海士町に渡ってきました。
アジ、チダイ、レンコダイ、マダイ、カイワリと、新鮮な魚を、大きいものは捌いて刺身にし、それ以外は炭火で塩焼きにして美味しくいただきました!
2日目・島の子どもたちとasobi基地を開催!
asobi基地代表・小笠原 舞や、asobi基地でずっと育ってきた、asobi基地を一番良く知る子どもたちが海士町を訪れるということで、
「せっかくなら!」
と、最もベーシックな、自由工作をベースとしたasobi基地を開催。
会場は、asobi基地・海士町の拠点でもある、あまマーレ。
島の子どもたち、パパ・ママと交流を行いました。
【動画はこちら】
【動画はこちら】
交流asobi基地の詳しい様子は、asobi基地・海士町の藤本かおりさんが、別途レポートしてくれます。
蛇足ですが、宿からあまマーレへ、みんなは車で移動したのですが、我が家は30分くらい歩いてみました。
車で通り過ぎるだけでも、風景は見られるのですが、やはり自分の足で歩いて、その土地の雰囲気を感じると、見える景色、わかる事実もあります。
午前中とはいえ、酷暑の中でしたので、子どもたちは最後はうんざりしたようですが、途中の商店でお菓子を買ったり、生き物の気配を感じたり、普段は見られない風景を見たり、楽しんでいたようです。
このあと、あまマーレに到着してから、娘と「いろいろ見つけられて、楽しかったよね」と話していると、「何が見つかったの?」という質問が。
「それはね、口ではうまく説明できないんだよ」
うーん、さすが。
娘のこの回答が、すべてをあらわしているんですよね。
午後は西ノ島へ!!「一生に一度は」レベルの絶景
asobi基地のあと、午後をどのように過ごすか、実は直前まで決まっていなかったのですが、asobi基地・海士町の藤本かおりさんと、西ノ島に2日間滞在していた私の意見は、断然「西ノ島行き」。
なぜなら、こんな想像を超える風景が待っているからです。
赤尾展望台
通天橋
摩天崖
私がこんな感じの写真テロを繰り返したこともあり、結局みんなで西ノ島へ渡ることになりました。
すでに満喫していた私は、同行しなかったのですが、
「日本にこんなところがあるんだね……!!」
という感想が聞かれるほど、心動かされて帰ってきたようです。
フェリーから車で降りる、ますみんとまなみちゃんファミリー。
海士町の味覚を満喫!「なかむら旅館」の夜
2日目の夕食は、宿泊している「なかむら旅館」さんで。
「なかむら旅館」さんは、海士町では有名な、アーティストが集まる宿として知られています。
1階は居酒屋としても営業しており、旬の食材を中心に、とても美味しい料理が食べられます。
asobi基地代表・小笠原 舞、asobi基地・海士町の藤本かおりさんをはじめ、集まった全国のasobi基地の仲間たちで、海士町の味覚と、美味しいお酒を肴に、楽しい時間を過ごします。
結局この日は、夕食が終わったあとも、ロビースペースに場所を移して、お互いの話や、気になること、教育の仕組みや、同宿だった飛び込みゲストによる平和議論に至るまで、夜遅くまで語り合いました。
2つのサプライズ!
夕食をいただきながら、わいわいお喋りを楽しんでいると、この日は2つのサプライズがありました。
1つ目が、いきなり始まった即興ライブ。
これが「アーティストが集まる宿」の所以で、一画にバンド機材が備え付けられているんです。
ドラムを叩くのは、なかむら旅館のご主人。
ギターやベースを演奏するのは、従業員のみなさん。
そして中央でマイクを握っているのは、飛び入り参加した、asobi基地代表・小笠原 舞の夫の池田 浩基くんです。
そして2つ目が、池田 浩基くんが制作した、妻・舞ちゃんへ贈る、誕生日のサプライズ動画です。
そう、asobi基地代表・小笠原 舞は、ちょうどこの海士町旅行の中で、誕生日を迎えたのでした。
出会ってからの日々や、妊娠出産、そして心を込めたメッセージが裸のまま書き込まれた、素敵な動画でしたよ。
3日目・最終日は海中展望船「あまんぼう」へ!
3日目・最終日は、朝食を食べ、チェックインを済ませると、ランチの時間まで、海遊び組と、海中展望船「あまんぼう」組に分かれて遊びました。
海中展望船「あまんぼう」は、その名の通り、船に乗りながらにして、隠岐の豊かな海を覗けてしまう、子どもならず大人も気になるアトラクションです。
港から十数分ほど船を走らせ、到着したのは外海に屹立する、三郎岩。
船底に降りていくと、感動の景色が広がります。
餌を投下する前から、船に近づいてくるのが、クロダイ。彼らは餌をくれるのをわかっていて、真っ先に向かってくるのだそう。
クロダイ以外にも、様々に泳ぐ魚の姿を見ることができました。
ぜひ、動画も合わせて御覧ください!
【動画はこちら】
絶品!隠岐牛の焼肉ランチ&牛丼
日程の最後は、「隠岐牛店」でのランチで締めくくりです。
島生まれ、島育ちの黒毛和牛。
お肉の味そのものがとても上品で、もちろん焼肉のタレもあるのですが、ワサビ醤油で食べても、隠岐の塩で食べても美味しいんです。
そしてもう一つ、子どもたち用に注文したのが、牛丼。
でも別に子ども用メニューというわけではないので、これが、とんでもなく美味しいんです。
あまり脂っこい肉や、厚切りの肉を食べない、私の娘も、夢中で食べていました。
海士町に行ったら、ぜひ1食は「隠岐牛店」での食事を組み込んでみてください。
港にあるので、到着した日や、帰る日におすすめですよ!
感想:凄まじい大自然の中にasobi基地がある!
年間30泊前後のキャンプをはじめ、夏は海や川、山のレジャー、冬はスノーレジャーと、年間100日近くのアウトドアアクティビティの日々を送っている、私の勘が囁いていました。
「asobi基地・海士町には、絶対に1度は行ってみるべきだ、しかも子どもたちを連れて」
全国のasobi基地キャストの交流を目的とした「全国の仲間たちと出会う旅」企画は、組織・asobi基地として、必要があるとの判断から実施を決めました。
が、まず海士町に行きたい!と言い出したのは、何を隠そうこの私です。
実際に行ってみて、一点の曇りもなく、「行ってよかった」と断言できます。
自然が豊か、というよりも、ここは自然の凄まじさを感じられる場所。
日本国内にも、そうそう多くあるわけではありませんし、西ノ島の摩天崖や、西ノ島と中ノ島(海士町)に囲まれた内海など、ここだけの特異な環境もあります。
1つは、子どもたちに「一生に一度は」レベルの経験をさせてあげられて、とても良かったと思います。
ゲームやプログラミングから、極限の自然環境まで。
余すところなく知ってこそ、これからの人生で良い選択ができるはずですから。
子どもたちが得たものの大きさは、計り知れません。
そしてもう1つは、こんな驚異的な場所に、asobi基地の支部が存在していると知れたこと。
やはり、行って体験してわかったことは、言葉では表せないくらい膨大です。
各支部の魅力を知り、代表・小笠原 舞を始めとする全国のasobi基地キャスト同士で交流する、大切な時間。
来年以降もasobi基地では、「全国の仲間たちと出会う旅」を継続開催していく予定です!
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