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カラフル部〜asobi基地×アクロストン性教育ワークショップ!

こんにちは!asobi基地・関東 カラフル部の部長、うっちーです!

2019年10月6日(日)に「asobi基地×アクロストン性教育ワークショップ!」を開催させて頂きました!

午前は、「年中~小1対象~ここからはじまるからだのはなし」
午後は、「小2~小4対象~らんし・せいし・あかちゃんのはなし」

対象の子どもたちの年齢に合わせて、午前・午後の二本立てで、ワークショップを開催させて頂きました!

今までは、asobi基地内部のキャスト向け研修会が中心の活動でしたが、今回、多くのお客様にご参加頂くことができました。

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①カラフル部について

asobi基地は「ここはオトナもコドモもすべての人が平等です」をグランドルールにしています。

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カラフル部では、「すべての人が平等です」について、一歩踏み込んで考えてみたいと思っています。

人権・権利について考えたいと思います。

あなたにも、私にも人権はある、自分とみんなの人権を守るには、どうしたらいいのかなって?

マイノリティの方など、色々な人が私たちの周りにいて、1人ひとりみんな違います!

色々な色があります!

そんなことを考えていく部です!

これまでは、セクシャルマイノリティの勉強会や、人権を考えるワークショップを行ってきました!

今回は、お医者さん夫婦で性教育活動をされているアクロストンさんを講師としてお招きし、性教育のワークショップを開催させて頂きました。

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②午前、「年中~小1対象~ここからはじまるからだのはなし」レポート

絵本の教材を使って、子どもたちに説明して頂きました!

「これは、何~?」
子どもたち「オトナー」

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「何で分かったの?」
子どもたち「毛が生えているから」「だって、大きいから」

「2人いるけど、同じ人かな?」
子どもたち「女の人と、男の人、こっちはちんちんがあるから」

「体の側から見た時の違いを見つけてくれたけれど、体の中身知ってる?こうやってみると、女の人と、男の人で違うところあるかな?」
子どもたち「股と、ちんちんが違う~」

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「そうだね!赤ちゃんを産むところに関係があって、女の人と男の人で、仕組みが違うんだね!違うところを、今日はゆっくりみてみよう!」

「赤ちゃんは、どこから生まれる?」
子どもたち「女の人~」

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「赤ちゃんが育つ部屋があるのだけれど、赤ちゃんはいきなり、このお部屋に出てくるのかな?」

「卵子は赤ちゃんになる命の元。卵子と精子両方ないと、赤ちゃんにはなれない」

「卵子は、卵巣の中に何10万個も入っている、卵巣にシールをはってみよう」

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「実は、卵子は女の人が赤ちゃんの時から体の中にはいっています」

丸が卵子を意味しているシールです!卵巣の絵に、卵子のシールをはってもらいました。

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「次は男の人の話をしましょう。何で男の人と、女の人は形が違うんでしょう、形の違いが大切です。男の人には、下に向かって矢印のように伸びているちんちんがあります」

「ちんちんの横の二つの丸い袋、ここに精子というオタマジャクシのようなものが入っています。精子は、小学校高学年ごろからでき始めるので、今日来ている子どもたちの年齢では、今は中身は入っていません。」

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「赤ちゃんが生まれるには、精子と卵子が出会う必要があります」

「男の人のちんちんと、女の人の股をつなぎ合わせ、精子をちんちんの先から出し、精子が女の人の身体に入ります。」

「卵子は身体の中で待っていますが、卵子にたどり着く精子は1つだけです。1つ精子が入ると卵子の形が変わります。赤ちゃんは最初、トカゲのような形です。子宮につき、母から栄養をもらう仕組みになっています。」

「この時、赤ちゃんは頭が下ですが、頭の位置が上だったりすると、帝王切開などの方法で赤ちゃんは生まれます」

精子が、女の人の身体に入る時の図です。

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最後は、女の人と、男の人の身体に、自由にお絵かきをしました。

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③午後、「小2~小4対象~らんし・せいし・あかちゃんのはなし」レポート

午後の高学年の子どもたち対象の会です。勉強の内容が少し変わっています。

「赤ちゃんがどうやって生まれるか、お話します。赤ちゃんが小さいとき、最初は受精卵という点のような大きさでした。
受精卵の前は、卵子と精子に分かれていました」

「みんな命の始まりは点でした。卵子と精子が出会うことが赤ちゃんの始まりでした」

「卵子は女の人の中にある赤ちゃんの元」
「精子は男の人の中にある赤ちゃんの元」

「卵子は、卵巣というところに、10万個くらいつまっています。卵子をはってみましょう」

色付きの丸が卵子です。たくさんの卵子をはってもらいました!

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「赤ちゃんが育つ、子宮という場所も必要です。膣につながる場所にあります。赤ちゃんが育つ時に大きく風船のように伸びることが出来ます」

「卵巣と子宮は離れているので、通り道があります。通り道を子宮と卵巣をつなぐ卵管といいます」

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「10万個の卵子が全て赤ちゃんにはなれません。10歳くらいまでは卵子は眠っています。早いと10歳くらい、遅いと15歳くらいになると、赤ちゃんを産む準備をしなさいと頭から命令が来ます。」

「卵巣から出た卵子は子宮で待っていますが、精子に出会えないと2日くらいで卵子は死んでしまします。子宮は卵子が死んでしまったことを知りません。血液の量を強くして子宮を強くしておきます」

血液をたくさんのせて、もらいました!

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「女の人には、3つの穴があります。おしっこが出る穴・うんちが出る穴・真ん中が膣です。」

「膣の穴から、今回は精子来ないんだねと分かると、4~5日かけて血が出ます。毎回赤ちゃんが出来てもいいように準備している、それが生理です。

12~13歳くらいから50歳くらいまで続きます」

「血液があり、子宮の壁を厚くします。子宮が風船のように伸びた時に耐えることが出来るようにします」

「この血が出っぱなしだと、パンツや服を汚してしまいます。ナプキンなどをつけて吸い取ってもらいます」

今回は、血液を袋に入れてもらいました!

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「次は男の人の話です。男の人は精子があります。精子の通る道を作ってみましょう。この管の周りにちんちんがあります」

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「精子は10億個程度ありますが、子どものころ、最初から精子はありません。10~15歳くらいで精子は出来ます。そろそろ子どもを作る準備をしなさいと頭から命令があり、精子が出来始めます」

精子をはってもらっています!

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「管を通り、精子が出てきますが、精子が出てくる時間は決まっていません。ちんちんにさわったり・触れると気持ちよくなることがあります。」

「頭から命令があるとちんちんのあたりを触りたくなります。ちんちんが固くなり、精子が出ることを射精といいます、朝起きた時に精子が出ることもあります」

「卵子は卵管に来ますが、そこまで精子が行かないといけません。ちんちんが膣から入り、精子が女の人の身体の中に入ります。向き合ったときに下着を脱げる関係性・信頼関係がある時です」

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「射精され、精子が子宮の中を泳ぎます。5000万個くらいの精子が出ますが、最初に卵子にたどり着いた1つだけ、卵子の中に入ることが出来ます」

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「赤ちゃんを作るとき、医師の手助けが必要な人もいます。女の人の膣に注射を入れ、卵子を取ります。卵子の上に精子をかけ、何時間か置いておくと受精卵になることがあります」

「最後に教材の表紙に大きな卵子をはってみましょう」

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④感想シェア

・「私の赤ちゃんは、逆子だったので、帝王切開で生まれました。キックをしたり、よく動く子でした。」

・「胎盤の場所が少し下だったので、帝王切開で生まれました。お腹の中ですくすく育ち、先生もびっくりの大きさの子でした!」

・「出産予定日から、1週間伸びました。お腹のなかが気持ちよかったのか、3,900グラム越えの大きな赤ちゃんでした」

・「マンガちっくでなく、ちゃんと教えた方がいいと思いました。子どもたちが意外と言葉を知っていて、話をよく聞いているのだと思いました。シールをはるなど、子どもたちが飽きない工夫がされていると思いました」

・「今日、話したことで100パーセント理解は出来ないので、これはあくまできっかけとして、何度も家庭内で、子どもの年齢に合わせて話をしていく必要があると思いました。最初のきっかけになると思いました」

・「この手の話をしたことはありませんでした。工作がいい入口になりました」

・「山盛りで、月経の血液をのせたり、卵子を載せて楽しかったです」

・「たくさん質問できて楽しかったです」

・「全体の流れを親子で話したことがありませんでした」

・「オトナもあーそうなんだと学ぶことが出来ました」

・「性教育の話も、抵抗が少なく、スムーズに話せました」

・「知識として知りたいけれど、自分では正しい情報なのか分からない、親子で一緒に工作しながら出来ました。だんだんと理解出来るようにするため、定期で開催したいです」

・「生物学出来には違うけれど、人間としては同じ、人権について考えるきっかけになると思います」

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⑤紹介

(1)【講師紹介】
アクロストン
妻・夫(二人とも医師)でこども向け性教育のコンテンツを作成し、ワークショップや公立小学校での授業を開催。楽しく・ポップに・まじめに正しい性の知識を伝えるために活動中。小学生二児の親でもあります。
webサイト:https://acrosstone.jimdofree.com/
twitter,Instagram,facebook,note:@acrosstone

<これまでのワークショップの様子>
https://note.mu/acrosstone/n/n22ee2c0509f7
https://note.mu/acrosstone/n/n5c4bb0230fbd

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(2)カラフル部紹介
asobi基地・関東
https://asobikichi.jp/kakubu/

<これまでの活動ブログ>
「女の子だってヒーローになれる!!男の子だってお姫様になれる!!」子どもと関わるときに知っておきたいジェンダーとセクシャリティ
https://note.mu/asobikichi/n/n13b3b41a9093

「カラフル部〜LGBT映画勉強会」
https://note.mu/asobikichi/n/n2bb7a6d3b7fc

子どもたちに、普段伝えにくい性教育について、お話できるイベントになりました。

工作・お絵かきを通じて、親しみやすく参加頂けたと思います。

「違うんだけど、同じもの」、「身体は違うんだけど、人として、人権としては同じ・変わらないんだ」ということ。

「セックス」の表現も、「性的欲求や恋愛感情」という言葉を使わず、「下着を脱いで向き合えるくらいの“関係性・信頼関係”がある」という表現を使うと、子どもたちにも伝わりやすい、と私自身も気付きがあるイベントになりました。

ご参加・ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

カラフル部部長 うっちー

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