子どもの声が聴ける場所
【あそび場だっとっち】
4月になり新学期が始まり、なんとなく子どもたちの気持ちが落ち着かないのかな?という日が続いています。
お友達同士で何か言い争ってしまったり、普段なら気にならないような事が気になって涙が出てしまったり…
先日は遊ぶ声が大きすぎる子たちがいて、それが気になって泣き出す子が出てしまい、この後どうなるかな…と見ていたら、
まずは「耳栓をしよう!」となり、ティッシュで耳栓を作って耳にはめる子が出てきました。
そのあと「いったん静かにしてみよ?」と仲裁に入る子、泣いた子の背中をさすりにいく子、
それぞれが何か「この場を良くしたいな」という目的のもとに自発的に動いていて、見ごたえがありました。
仲裁に入る子は普段はお菓子を必要以上に欲しがって大人が困ってしまう事が多かった子だったり、
耳栓をみんなに配った子は、普段はお友達と交わって遊ぶのが苦手そうな子だったりして
ひとりひとり、きっと(私も含めて)全然完璧ではないのだけれど、
今一緒にいるっていうタイミングでそれぞれに何か役割があったように見えました。
騒いでしまう子はどうも事情があり、兄妹と一緒に暮らせていないようでした。
小さい人達は気持ちの言語化が苦手で、もどかしさの現れ方が激しかったりしますが、激しいままでは、本人の毎日も苦しいものになっていってしまうだろうけど、別に私は何か指導する立場ではなく
「ここにいるよ」といつも、必要以上に好いたりしないし、嫌いにもならない、なんというかいつも平常心で受け止める係かな…なんて思っていますが、瞬間瞬間の関わり方はいつも試行錯誤です。
23日は第一生命様から2名、みずほ銀行様から2名、見守りボランティアが来てくださいました。
穏やかではない瞬間も多い「居場所」ですが、そもそもの想いにすごく理解を示してくださり
「とても意味のあることをされていると思います」と最後に言ってくださって、涙が出るくらい嬉しかったです。
シニアボランティアさんも「子どもの声が聴ける場所って今少ないのよ」と言って2回連続で手伝いに来てくださいました。
…ときれいな感じで書いていますが、たった3時間の居場所でも家に帰るとグッタリ疲れてしまって何も出来ない時が多いです。
あれで良かったかな…と思ったり、どうしても激しすぎればすぐ止めに入ることも良くあるので…笑
それでも、こうやって思いを発信していくことで、この活動に賛同してくださる方が増えていくといいなと思っています。
*村内ファニチャーアクセス様から、家具のリサイクルでつくったというとても立派なわなげを頂きました!ありがとうございます!!
□□□□□□□□□□□□□□□
◎あそび場だっとっち
ランドセルを置いたら遊びに来てね!八王子市横山町の子どもの居場所です
参加費無料です
https://asobiba-dattochi.studio.site/
◎NPO法人dattotti home
「あそび場だっとっち」はNPO法人ダットッチホームが運営しています
遊びに来てくれた子ども達と、見守りボランティアの大人がジャンケン
子どもが勝つまでじゃんけんして、お菓子を3つプレゼントしています♪
Amazonほしいものリスト
(居場所に適したお菓子リストです)
◎#500円からご支援頂けます!マンスリーサポーター募集中です♪