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「ビジョントレーニング」:小学生の視力と学習能力を向上させる方法

今回はアソビプラスが考える&行っている【ビジョントレーニング】について!

ビジョントレーニングとは、視覚能力を向上させるためのエクササイズのことを指します。子どもたちの学習能力やスポーツパフォーマンスを高める可能性があります。

視覚は、私たちが周囲の世界を理解するための主要なセンサーです。しかし、視力の問題は、学習や集中力に影響を及ぼす可能性があり、学校で発生する視覚的なタスク(読書、書き取り、黒板からの情報の収集など)は、子どもたちの視覚システムにとって挑戦的であるため、視覚的なスキルを最大限に活用することが重要です。

ビジョントレーニングは、以下のような視覚スキルを鍛えることに焦点を当てています。

追跡:目で動く対象をスムーズに追う能力。これは読書やスポーツで必要となります。

遠近調節:視力を近くから遠くへ、またはその逆に素早く切り替える能力。例えば、黒板とノートを交互に見る際に必要です。

眼球運動:両目を協調して動かす能力。これにより、空間における物体の位置や深度を正確に理解することが可能となります。

以下に、これらのスキルを鍛えるための簡単なビジョントレーニングエクササイズをいくつか紹介します。

ボール追跡:ボールを目で追うエクササイズです。ボールを手で上下左右に動かし、それを目で追いかけるように指導します。

ブックフリップ:本のページを素早くめくるエクササイズです。子どもにページを早くめくりながら、特定のワードや画像を探すよう指示します。

ステレオグラム(立体視):3D画像を見ることで視覚の深度感を鍛えるエクササイズです。これにより、眼の協調運動を鍛えることができます。

これらのエクササイズは、日常的に取り組むことが可能で、持続的に行うことで視覚スキルを向上させることが期待できます。視覚的な問題が学習能力に影響を及ぼす場合、ビジョントレーニングはその支援策となり得ます。

ただし、これらのエクササイズは視力回復の治療法ではなく、あくまで視覚スキルを鍛えるトレーニングであることを理解してください。視力に関する問題がある場合は、必ず眼科医に相談するようにしてください。

最後に、ビジョントレーニングは、子どもたちが自分の視覚能力を理解し、それを最大限に活用する手段となります。

読書やスポーツパフォーマンスを向上させるだけでなく、自己理解と自己効力感を育むことも可能です。保護者の皆様には、ビジョントレーニングを試してみて、子どもたちの視覚的な成長をサポートしていただければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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