【キス釣り】6/30(sun)
6月30日(日) /雨/気温23°/水温⁇
三重県伊勢市二見周辺
長潮/満潮12:09
実釣6:00〜10:00
シロギス20匹
ゼンメ1匹(リリース)
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タイトルに回数を刻むのはやめよう。
それぐらい日常化できてきた週末、朝の砂浜。
リビングから見えるウッドデッキを濡らす雨を見て、本当に今日も行くのか。と躊躇するも、カッパをザックに放り込み出発。
15分後、釣り場に着くと、四つ足のテントを張ったアングラー、カヤックフィッシャーがすでに居て、好きなら雨は関係ないんだなと励まされる気持ちになった。
そして、ほどなくして雨は止んで、いつもこのパターンなのがありがたい。
過去3回は満潮から下げの釣りだった。
午前9時半ごろからアタリは遠のいていったが、今日は初めて満潮からの上げ。
朝一からの地合いの釣りか、満潮に伴うキスの接岸かを確かめることができそうだ。
満潮有利なら午前いっぱいは釣れるはずである。
一投目。2連。やはり朝一は問答無用で釣れる。
しかしトラブル発生。手返しよくする為に、エサパックをクーラーボックスの外に出しておいたのが悪かった。
ない。エサがない。
おそらくはカラスの仕業である。
悔やむ時間すら惜しみ、近くのエサ屋まで車を走らせ、石ゴカイを買う。
エサ屋のおばちゃんにカラスにやられた旨を、伝えると、
「味をしめたみたいでね、子どもらよくやられてるのよ」
と言っていた。急いで釣り場に戻る。
30分ほどロスしたが、まだまだ地合い中。
毎投2〜3匹。数を積み上げていく。
今日は前回に生じた迷いを払拭するため、動画やブログを色々みて自分なりに試したい材料をいくつかもってきている。
一つ目、手返しである。
100m以上飛ばす投げ釣りでは、巻き取りに時間がかかる。ゆっくりサビいて誘いながらだと、一投20分以上かかることも多い。
故に、連掛けの時間効率は凄まじく、一投20分1匹と1投30分3〜4匹では、釣果に大きな差がでてしまう。
それに、動画などで何匹も連でかかったキスを顔の前で糸をピンと張って披露する「あの笑顔」ほどセンセーショナルな絵面はない。
どうしても憧れてしまう。
しかし今回、その憧れは一旦置いておいて、アタリがあれば、その近辺10mほどはスローで探り、一旦巻き取ってしまうという作戦にでることにした。
今までは、A地点でアタリがあると、何十メートルも離れたB地点までスローで巻き、2回目、3回目の群れを期待してやっていたが、どうもその間に針外れしているような感覚がしてならない。
「連掛けはオマケ程度」と考えることにした。
そうした釣り方でも、2〜3匹ついてくることが多く、テンポが良くなったことで、一定の成果がだせたような気がした。
さびきのスピードも、動画やブログで1番速く言っている人と、昔から言われているらしい「蟻が這うような速さ」との間で強弱をつけてテンポ重視にした。判断基準は「1番先の針にしかついてないなら速すぎる」
アタリが薄い区間は早めに、かけあがりの重みを感じると、ややスローで巻いてみた。
巻き取り中の、思考がまた一つ増し、楽しみが増えたように思う。
今までは、雑にさらって逃すなら、丁寧に一尾づつとやっていたが、部分部分で省ける動作があるようだ。
まだ、無駄も多いような気がするが、そこは徐々に慣れていきたい。
カラスのせいで時間をロスしたが、それでも過去最多の釣果となり、手返し重要さを知る。
気にしていた満潮の影響はさほどなく、午前9時半を境に、いつものごとくアタリは遠のいていった。
この場所、この時期においては朝の釣りと断定できそうである。
あとは、飛距離。もう少し遠くに投げられることができれば状況は変わるかもしれない。しかし、こちらは一朝一夕とは行かず、まだまだ練習が必要だ。
フルキャスト一発。しばらく底を引き摺っていると、なにやら藻でもひっかけた手応え。
初めての高切れかと、ドキドキしながら巻きあげると、ピンクの糸くず、誰かの仕掛けであった。
よくよく見てみると、
自分が使ってるのと同じテンビンとオモリ‥
しかも1段号数が上の27号。次の釣行には買って試してみたかったやつである。
思わぬ大物も釣れ、次回に繋がる良い釣行となった 笑
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