これまでの収穫とこれからの私の在り方

2020年10月17日 4:31 天秤座で新月となります。

他者を通じて自分の在り方を強く意識し、葛藤や揺れを感じやすい新月です。

●天秤座新月のチャート

天秤座の1ハウスで、太陽（◉）と月（☽）がコンジャンクション（0度）で重なっています。これが新月、ということです。

この新月に、牡羊座の火星（♂）がオポジション（180度）、山羊座の冥王星（♇）、土星（♄）が90度、これらは複合アスペクトのTスクエアとなります。

その他の星の配置は、

・蠍座の水星と牡牛座の天王星がオポジション（180度）

・乙女座の金星と魚座の海王星がオポジション（180度）
・山羊座の木星が、金星にトライン（120度）、海王星にセクスタイル（60度）
（複合アスペクトの調停となります）

すべての星がアスペクトを組んでますね。

●新月の時間について

新月は「スタート」の時間です。身も心もリセットされ、新たに始まっていくような流れの中にいます。

太陽と月が重なり、月は夜空から姿を消します。それは一度月が死に、新しく生まれ変わることを思い重ねられてきました。
新月と満月に時期は、体調や精神状態が揺れ動く時期でもありますので、影響を受けやすい方は無理せず休養をしっかりとりましょう。

また、何かを始めたり、新調したり、種を植えたりするのに、最適な時間帯ともいえます。半月後の満月に向けて、実現したいことをノートに書き留めておくワークなども有効でしょう。

●天秤座の1ハウスについて

天秤座は【バランス、パートナーシップ、調和、美的センス、社交的、人間関係】のサインで、1ハウスは【アイデンティティ、自分自身、いつもいる場所、生命力】のハウスです。

天秤座は他者がいることで自分がわかり、どう対応していくか、どう振る舞うかのバランスを取ろうとします。

太陽が天秤座にいるこの時期は、パートナーシップや人間関係にフォーカスがあたり、相手を見ることで自分の一面を垣間見ることも多いかと思います。この新月は1ハウスで起こるので、より強く自分がどう在るか、どういう自分が本当の自分なのかを感じ取るかもしれません。

また、社交や美的センスという華やかなキーワードもある天秤座ですので、大人数での社交を楽しんだり、美術館や庭園などの美意識を磨くような場所に出かけることを楽しむ傾向もありますね。

太陽天秤座のテーマについては、こちらの記事も参照ください。
https://note.com/asobi22/n/n74ce43722f6a?magazine_key=mb9e99c28f001

●天秤座新月はどんなエネルギー？

天秤座は、秋の季節の変わり目という役割を担っています。太陽が天秤座に入る日は、秋分の日であり、これは月のフェーズでいうと「満月」にあたります。つまり、牡羊座期（秋分の日）に植えた種が、天秤座期（秋分の日）に実り、収穫する、といった時間なのです。

収穫したものをどう使うか、シェアするか。どうすれば、より長持ちし、より遠くまで届く商品になるか、ということを試行錯誤していきます。

そんな天秤座期の中場、天秤座がテーマのスタートの時間が新月です。
先にもあるように、この新月は1ハウスで起こりますので、よりスタート感が強いです。

ただ、逆行中の火星、さらに山羊座の冥王星・土星と、重めの星たちと、がっつりとTスクエアという厳しめのアスペクトを組んでいるため、このスタートは大きな揺さぶりがある可能性があります。しっかりと向き合い、取り組むことで、現実の問題や課題のブレイクスルーになるでしょう。

特に、パートナーや人間関係の問題にスポットが当たりそうですね。