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全体を見渡してバランスをとる

2020年10月28日 10:45 同時刻に、金星がおとめ座からてんびん座に入り、逆行中の水星がさそり座からてんびん座に戻ります。

てんびん座に一気に2つの星が入るため、客観的な視点やパートナーシップ、人間関係、バランスをとることに意識が向きそうです。

●水星・金星てんびん座入りのチャート

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てんびん座(♎︎)入りする金星(♀)は、9ハウスに滞在、うお座(♓︎)の月(☽)とゆるくオポジション(180度)、やぎ座(♑︎)の土星(♄)とこちらもゆるくトライン(120度)で、複合アスペクトの調停となります。

逆行している水星(☿)は、戻るかたちでてんびん座(♎︎)入り。10ハウスに滞在していて、こちらもやぎ座(♑︎)の土星(♄)とゆるくスクエア(90度)で繋がっています。

他の星たちは、

・木星、土星、冥王星がゆるくコンジャンクション(0度)
・木星と海王星がセクスタイル(60度)
・木星と火星がスクエア(90度)
・太陽と天王星がオポジション(180度)


●水星のてんびん座入りについて

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現在逆行中の水星が、戻るかたちでてんびん座入りします。
水星の逆行についてはこちら↓
https://note.com/asobi22/n/n52a8dda7a9dc

水星は、コミュニケーション、情報収集、流行、フットワーク、通信、知識、好奇心、の星です。

これまでさそり座に滞在していましたので、さそり座の特性、閉じて深く深く潜り込む、何か特定のものと深く密接に結びつく、といった重めの感覚があり、水星特有の軽さ、素早さが発揮されない感じがありました。

てんびん座は、人間関係やバランス、パートナーシップといった、自分と他者との関係や客観性、全体のバランスを取ろうとする星座です。

逆行で戻るということなので、水星てんびん座期の忘れ物を取りに行く、思い出して点検する、みたいなところもありますし、あらためて人間関係の見直し、広い視野で現状を眺めてみる、といった感じがあります。

そして、10ハウス、ということもありますので、職場や公の場、ママ友や地域活動など、自分の肩書きとなるような場所でのバランスを取っていく必要が出てきそうです。

逆行期間は、コミュニケーションや情報がスムーズにいかないことが多いですが、それはひとつひとつ丁寧に向き合うということを与えられた時間、ということです。スムーズにスルスル進むことは気持ちがいいかもしれませんが、躓いたときにしか気づかない景色や拾うことができない宝物をぜひ、感じてみてください。


●金星のてんびん座入りについて

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そして、金星がてんびん座入りします。
金星は、てんびん座のルーラー(守護星)でありホームなので、10月28日〜11月21日までは、金星がのびのびと本領発揮する期間にとなります。

金星は、【愛、美、調和、芸術、心地よさ、幸せ、お金、豊かさ、喜び、バランス】というテーマを持ちます。

てんびん座も、調和、センス、バランスといった意味を持つので、自分の心地よいこと、幸せを感じること、喜びを感じることが、人間関係においてフォーカスされますし、自分の意志や意見よりも、全体の調和を重視するようなスマートさがありそうです。

また、9ハウスという、より高いレベルを追求する、とか、哲学や海外といった、自分のフィールドではないさらに向こう側、という場所でてんびん座入りします。
人間関係や自分のセンス、全体を調和する感覚など、平和に心地よく過ごすこと、幸せを感じるハードルが上がる、レベルが上がる、というようなイメージを連想させる配置です。

自分だけがいい、では満足できない、みんながいいと感じるものを、感じる状態に干渉したい、調整したい、というような感覚が生まれそうです。


まとめますと、てんびん座に星が一気に2つ入るということで、爽やかさや風通しの良さみたいなものを感じそうですし、より人間関係にフォーカスがあたりそうです。

11月5日に水星逆行が終了しますと、より爽やかさが増し、水星がさそり座入りするまでは、軽やかさが戻ってくると思います。

ただ、水星も金星も、やぎ座の土星と繋がっていますので、自分の社会的立場や今向き合っていることなどに対して、この水星と金星のエネルギーが絡んでくるということです。

水星も金星もパーソナル天体ですので、体感としてあらわれやすいので、ぜひ観察してみてくださいね。



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