深いコミュニケーションのデトックス
2020年10月14日 10:06に水星がさそり座で逆行開始します。
逆行は11月4日まで、10月28日には一度天秤座に戻ります。
水星逆行時のチャート
水星(☿)はさそり座に滞在、11ハウスでの逆行開始です。
水星には、おとめ座の金星(♀)がセクスタイル(60度)、おうし座の天王星(♅)がオポジション(180度)で繋がり、「調停」という複合アスペクトを形成しています。
その他の星は、
・太陽と火星がオポジション(180度)
・↑に冥王星がスクエア(90度)
(Tスクエアを形成)
・海王星と木星がセクスタイル(60度)
・木星・冥王星・土星がゆるくコンジャンクション(0度)
※月は1日でも大きく移動しますので、リーディングの対象外とします。
水星の逆行の期間と流れ
水星は、太陽に最も近い星であり、月の次に地球に近い星でもあります。ですので、他の星に比べ、水星からの影響は私たちにもわかりやすく体感することができるといえるでしょう。
この水星は、1年に3〜4回逆行し、期間も20日前後(3週間くらい)と他の天体に比べ短めで頻繁といえます。
今回は、10月14日に水星逆行開始、10月18日にてんびん座に戻り、11月5日に逆行終了となります。そのあと水星は、11月11日に再びさそり座入りする、といった流れです。
さそり座の水星について
さそり座は、ミステリアス、執念、セクシャル、探究心、深層心理、闘争心のサインで、水星は、コミュニケーション、情報収集、流行、フットワーク、通信、知識、好奇心、の星です。
水星は本来、好奇心によって外に広がっていくような性質がありますが、さそり座は、閉鎖的で一点集中型のために、その好奇心や情報収集能力は、内側へと向きそうです。
興味のあるものへの飽くなき探究心を水星の力によって、さらに深く掘り下げるようなイメージ。または、自分の中にある閉じ込めていたのものを共感し合えるようなコミュニケーションが生まれるかもしれません。
水星がさそり座入りした時の記事も参照ください。
https://note.com/asobi22/n/ned035b21eff9
水星の逆行はどうなる?
水星逆行は頻繁に起こり、さらには私たちに影響しやすいことは先ほど記した通りですが、ではどんなことが起こりやすいのか。
・交通機関の遅延
・通信機器の障害、不具合
・手直しややり直し
・コミュニケーションや意思疎通の行き違い、勘違い
・計画が進まない
日常、特に仕事関係での行き違いやちょっとした躓きやズレといった感じでしょうか。
逆行自体には、他にも
・振り返るタイミング
・立ち止まってみるタイミング
・過去の出来事が再び浮上する
ということもありますので、どちらの視点からも観察してみると良さそうですね。
今回の逆行
今回は、未来やコミュニティ、仲間の11ハウスで起こり、さらに、天王星とオポジション、金星とセクスタイル、というスタートです。
さそり座水星の深いコミュニケーション、パートナーシップ、人との関わり方にフォーカスがあたる状態に、天王星の「変えるべきところはガツンと変える」というリニューアル感が絡まります。
さそり座も、もともと徹底的な感がありますので、自分の興味のあることや人、仕事、人間関係が、未来につながるものなのか、心地よいものなのか、もう古いものではないのか、とあらためて確認していくような時間になりそうです。
この期間でつまづいたものに関しては、一旦じっくり考えてみて、そこに「本当」があるのなら、進めていくようにするといいかもしれませんね。深く自分を見つめ直し、要らないものはデトックスしていきましょう。
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