土星が順行へ「新しい時代への序章」
2020年9月29日、逆行していた土星が順行となります。
土星は、5月11日から9月29日まで約5ヶ月間逆行していました。
土星の順行は、12月から始まる土星水瓶座時期の本格始動やグレートコンジャンクションへの流れの序章となります。
2020年土星の旅路
2020年3月22日に、土星は山羊座から水瓶座に移動しました。
5月11日に逆行が始まり、7月2日には山羊座に戻り、そのまま逆行していましたが、9月29日に逆行を終え、順行となり、再び12月17日に水瓶座に入ります。
この12月17日の水瓶座入りすることで、本格的な土星水瓶座期始動となります。その後、12月22日に水瓶座で木星と土星のコンジャンクション(グレートコンジャンクション)となり、今年一番のクライマックスとなります。
土星ってどんな星?
土星は、木星とともに、社会天体と呼ばれ、社会に影響する天体です。
木星は、拡大、幸運、発展、を意味しますが、土星は、試練、努力、忍耐、とちょっと厳しいキーワードが並びます。
土星はたびたび、厳しい師匠、年配の強い先生、などに例えられ、厳しいけれどとても大事なことを教え、成長させてくれる存在であることを示しています。
出生チャートでは、苦手なことや嫌いなものなどを象徴することもありますが、克服すべき課題、できるようになることで可能性が広がること、というように見ることもできますね。
順行になることでの影響
社会への影響が強い土星ですが、3月に水瓶座に移動した時期は、コロナ騒ぎが始まった時期と重なります。
5月で逆行、社会的にはコロナにより自分の社会でのあり方や、働き方を見直す人も多かったかもしれません。
加速していた水瓶座の土星を一旦調整、自分はどう生きていくかを整え、山羊座に戻った土星時期に、改めて土台を見直し、足りなかった部分や綻びを修繕した逆行、といったイメージがあります。
順行になることで、土星水瓶座時期のエンジンが徐々にかかり始め、12月17日に本格始動となります。
水瓶座は、未来、希望、自由、オリジナリティを司ります。「新しい時代」へ突き進む流れに、これまでの固定概念を外し、時代に適応していく順応さがポイントとなりそうですが、そのためには山羊座時期に地道に積み上げてきた土台が大きな意味を成していくのだと思います。
グレートコンジャンクションへの準備運動が始まる
この土星順行を皮切りに、12月22日のグレートコンジャンクションへの動きが徐々に流れ始まります。
2020年の中盤の混沌とした空気が徐々に晴れてきて、どうしてこうなったか、どうしてもがいていたのか、ということに、光が射し、新しい時代に進むことができるでしょう。そのためには、今に向き合い、目をそらさずに取り組んでいくことが大切となるのではないでしょうか。
土星の順行を皮切りに、新たな変動が始まる2020年の残り3ヶ月、自分のあり方やこころのもやもやをasobiのセッションで語らいませんか?
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