「フォトウェディング」「前撮り」「ウェディングフォト」の違いとは？

「フォトウェディング」、「前撮り」、「ウェディングフォト」。
全て結婚式とは別にドレス・タキシードを着て写真撮影をすることを指します。
だとすると、その違いはどこにあるのでしょうか？
違いを理解していきましょう！

▽フォトウェディングとは？

「フォトウェディング」とは、結婚式のスタイルのひとつで、結婚の記念に写真撮影をする、「写真だけの結婚式」です。
挙式や披露宴を行わないカップルが、ドレスとタキシード、和装などの衣装を着て、写真撮影を行うことで「結婚の記念」とします。

撮影場所は通常の結婚式であれば、結婚式場やホテルですが、外で撮影するロケーションフォトやスタジオで撮影するスタジオフォトが一般的です。

現在はフォトウェディングと言っても撮影だけではなく、結婚式場やホテルを貸し切って、親族だけで挙式も行えるプランや、撮影後に会食をするプランなど、写真撮影だけにとどまらないサービスとなってきています。

また、コロナウイルスにより結婚式のキャンセルが増えたことで、最近はよりフォトウェディングが注目されています。
キャンセルになった方が、写真だけでもということで、フォトウェディングに切り替えるケースもあります。
入籍後にコロナウイルスが流行し、本当だったら挙式披露宴を行う予定が、いつできるか分からないため、通常の結婚式を諦めてフォトウェディングにする方もいるそうです。

▽前撮りとは？

一方「前撮り」とは、挙式・披露宴を行う前提で、結婚式の前に二人で写真撮影をしておくことです。

主に結婚式のためのウェルカムグッズやムービーのために、前撮りの写真を使用するというケースが多いです。
また、結婚式では洋装しか着ないので、前撮りで和装を着て撮影する、逆に結婚式では和装しか着ないので、洋装で前撮りをするという新郎新婦も多いようです。

そして結婚式当日はかなりバタバタしていることもあり、写真撮影に集中することがなかなかできないことがほとんどです。
結果、自分たちの思い描いていた写真が残らなかったということもあるので、事前に思う存分前撮りで写真撮影をしておくことをお勧めします。

▽ウェディングフォトとは？

「フォトウェディング」と勘違いしやすいのが、「ウェディングフォト」。
「ウェディングフォト」とは、結婚式を挙げることを前提にした写真撮影のことをいいます。
なので、前撮りや後撮り、エンゲージメントフォトもウェディングフォトの１つになります。

フォトウェディングは結婚式を挙げずに写真撮影だけをすることを指すので、全く違うものということが分かるかと思います。

結婚式を挙げるか挙げないかが、「ウェディングフォト」と「フォトウェディング」の違いということになります。

▽まとめ

「フォトウェディング」と「ウェディングフォト」は全く違うものです。
結婚式を挙げずに写真撮影のみすることを「フォトウェディング」、結婚式を挙げることを前提にした写真撮影が「ウェディングフォト」。
「ウェディングフォト」の中でも結婚式の前に撮影するのが「前撮り」です。

結婚式を考え始めた新郎新婦であれば、普通に使う言葉ですが、意外とちゃんと意味を理解していないで使っている方も多いのではないでしょうか。
なかなか紛らわしいですが、少しでもこの知識が結婚式の準備をする上でためになれば幸いです。

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