子供の長期休みの過ごし方、理想と現実
ワーママに対して、ベビーシッターや家事代行など使えるものは全て使って仕事は続けた方がいい、子供と過ごす時間が少なくてもその分濃密な時間を過ごせばいい、という人がいる。
基本的にその通りだと思うし、日本におけるジェンダーギャップは改善されるべき、と怒りが沸くほど強く思っている。
一方で、私の中には、子供を持たない選択肢もあった自分が、自分のエゴで子供を産んだ以上、子供に楽しい時間を可能な限りたくさん提供することは親の義務である、という価値観もある。
特に小学校の夏休み。自分が子供の頃に母親(専業主婦)に引率して連れて行ってもらった友達との市民プール。海水浴。夏祭り。習っていたスポーツの遠征試合。田舎のおばあちゃんちでの「サマーウォーズ」みたいな雰囲気。今でも取り出せる人生のいい思い出として残っている。
でも、今のまま働き続けるとしたら、私の子供(今3歳)は夏休みなのに学童に缶詰?たまにサマーキャンプに行くくらい?特別な思い出を作れるのはお盆といつも通りの土日だけ?
自分が子供時代に戻ったとしたら、それは嫌だなという気持ちと、冒頭の気持ちがあって、自分のものさしが定まらず、しんどい。みんなどういう心の落としどころをもっているのだろう。
あと、自分が目にするのは親・大人側の見解ばかり(今時みんな学童いくから大丈夫だよ〜学童の方が楽しそうだよ〜など)だけど、当の子供たちはどう思ってるんだろう。学童に行く以外の選択肢があっても、楽しいから学童にいくのかな?