natur -自然-
1年間過ごしたノルウェーの景色を、自分だけのものにするのがもったいなくて、カレンダーをつくりました。
★ natur -自然-(卓上スタンド付き、税込1,320円)
別途送料がかかります。1部の場合は250円、まとめて複数部の場合は600円。
2022年1月10日(月)までの限定販売です。
このカレンダーのテーマは『自然』。
フィヨルドをはじめとするノルウェーの自然は、やっぱり日本で目にするものとは全く違ったものでした。もちろん日本には日本の、ノルウェーにはノルウェーの良さがあり、時間や季節の流れ方があり、どちらも大好きです。
北欧は日本より緯度が高いため、暗く寒い時期も、明るい時間も季節によって極端に長くなります。月や地球のリズムを日常的に感じることが多くなり、それは身体的・精神的なつらさを伴うものでもありました。
それでも、人生で自分が生まれ育ったところではない土地の景色を、日々楽しむことができたのは本当にラッキーでした。旅行で訪れると非日常として楽しめるけど、その土地に暮らすことで全てを自分の日常にできた幸せ。
カレンダーは写真のみなので、ここにカレンダーに採用した写真について、コメントを添えておきたいと思います。
januar ヤヌアール -1月-
2020年の12月25日、クリスマスの日の昼前。クリスマスの前後を北極圏のトロムソ(Tromsø)で過ごしました。数日前に冬至を迎えたばかりで、北極圏は太陽の昇らない季節。この日も太陽が昇ることはなくとも、正午前後の空が明るくなった時間に撮ったもの。完全に雪を被った山と、ピンクのグラデーションの空。これまで見たことない景色に、忘れられないクリスマスになりました。
februar フェブリュアール -2月-
近所の湖で、2021年1月26日の散歩道。ここはほとんど人の来ない、小さく静かな湖。冷たく澄み切った空気の中、幻想的な風景が現れました。雪の妖精でも出てきそうな。この後すぐに湖上のもやは消えてしまったので、この景色を見られたのは最高にタイミングが良い出来事でした。
mars マーシュ -3月-
2021年4月17日にベルゲンから車でハルダンゲルフィヨルド(Hardangerfjord)に出かけた日の1枚。この辺りはりんごもたくさん生産されていて、道中はあちこちにりんごの樹や羊たちが見られたり、鮭の養殖場が見られたり。車で1〜2時間走っただけでも普段とは別の世界が広がるから、私は終始大興奮でした。
april アプリール -4月-
2021年3月9日のガムレハウゲン(Gamlehaugen)。奥に見えるのが、かつてノルウェー王室が別荘として使っていたらしい建物。
王室に関わる土地でありながら、誰でも入れる公園になっているので、良い季節にはピクニックやバーベキュー、雪の積もる時期にはソリ滑りなど、人々は自由に遊びます。いつだったか、雨の日にランニングしてきた女性が、まるでジムのシャワーでも浴びるかのように海辺で水を浴びてたのには、さすがにびっくりしたけれど。
mai マイ -5月-
帰国迫る2021年8月1日、ベルゲンで一番高い山・ウルリーケン(Ulriken)に登ったときの1枚。山の上の湖のそばで、風に吹かれる黄色い花がかわいくて。この辺りも羊が放牧されているので、ハイキングしているとメェェ〜と声が聞こえたり、近くを羊ファミリーが通ったりしてました。そんなハイキングを楽しめるのも、ベルゲンの良いところです。
juni ユーニ -6月-
羊もたくさんいるけれど、鳥たちも負けないくらいたくさんいます。2021年7月7日、夏のこの日は1組の白鳥のつがいと5羽の子どもたちに出会いました。親が子を引き連れて湖から順番に上がってきたところ。白鳥家族は見たことなかったから「わ〜本当に醜いアヒルの子のお話みたいな子どもたちなんだ〜」と妙に感動しました(笑)
ベルゲンでは羊や鳥の他にも、ハリネズミにも遭遇しました。
juli ユーリ -7月-
2021年7月11日、トロムソ(Tromsø)から北東へロードトリップして、その後観に行った氷河。正面の山間に見えるのが氷河。そこから結構な勢いで水が流れ、目の前のブルーの川をつくり出している。どうやら氷河の成分の影響でこのような明るいブルーになるらしい。氷河を目の前で見ることができて、本当に良かったと思うと同時に、年々小さくなっていくという氷河と気候が心配にもなりました。
august アウグストゥ -8月-
2021年8月5日、観光地であるベルゲンも2020年はコロナの影響で外国人観光客を狙ったツアーやアクティビティがほとんど休止。せっかくベルゲンに来た私も、2021年の夏になってようやく観光客のいるベルゲンを体験することになりました。
私だって今しかいないから観光しなきゃ!と、帰国直前に思い立って友達と申し込んだ日帰りフィヨルドツアー。普段の移動はバスか市内の路面電車ばかりだったので、フィヨルドや山間の街の様子を船から見るという貴重な経験ができました。
september セプテンベル -9月-
作曲家グリーグの家のあるトロルドハウゲン(Troldhaugen)から。2020年10月15日の秋の風景。ここは住んでいた場所から近かったのでかなり頻繁に行っていたのですが、行く度に違う風景に出会える大好きな場所です。グリーグと奥さんのお墓もちょうどこの背後にあり、本当に素敵なところに眠ってるんだな〜と思いながら私も長い時間を過ごさせてもらいました。
oktober オクトーベル -10月-
近所の小さなフィヨルドに2羽の白鳥が来ていた夕暮れ。同じような羽の生え方から、つがいではなくきっと兄弟なのではないかと友達と予測。オスなのかメスなのかもわからないまま、2羽を眺め、2羽がどんな話をしているのか勝手にセリフをつけてしばらく遊んだ、2021年3月18日の1枚。
november ノヴェンベル -11月-
秋の日のファントフトスターヴシルケ(Fantoft stavkirke)。雨の後、薄くかかった霧とカラフルな森の木々が神聖さを増して、辺り一帯を厳かな雰囲気にしていた。誰もいない森を静かに歩く。
ここも有名な教会なので、普段だったら観光客も来ていたはず。コロナ禍の2020年は閉まってしまった観光地も多かったけど、一方でどこへ行ってもかなり自由に満喫できた年でした。そんな運の良さも感じた2020年10月22日。
december ディセンベル -12月-
2020年12月24日、クリスマスイブ。北極圏の街トロムソ(Tromsø)で見られたオーロラ。家族や親戚とお墓参りをする人たちも多く、私も夕方に友達家族の慣習に倣って一緒に連れて行ってもらいました。
墓地にいた30分ほどは肉眼でもかなりはっきり見られるほどのオーロラが現れ、地上のロウソクの灯火と相まって北欧のクリスマスにぴったりの景色でした。
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カレンダーは、4つのテーマで制作しています。
★ himmel -空-(A3壁掛け、税込2,310円)
★ vann -水-(2L卓上リング、税込1,650円)
★ by -街-(卓上スタンド付き、税込1,320円)
★ natur -自然-(卓上スタンド付き、税込1,320円)
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