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私なりのフィンランドメソッド
自分のための時間をつくり、同時に友達のためにいること
新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が長くなった結果、「いつでも電話してね #HereForYou」キャンペーンを勝手に始めました!
始めるに至った考えのもとが、私がフィンランドに行ったときにフィンランドの人たちから学んだことだったので。
フィンランドメソッドというほどでもないけど、私が日頃心がけていることをメモします。
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あくまで私から見てですが。
フィンランド人は愚痴を言うのがうまい!そして、文句を言わない。
愚痴と文句は何が違うんじゃ!!っていう問題はありますが、んー敢えて言うなら「引きずるか、引きずらないか」かなぁ。
私の周りのフィンランドの友達が素敵なのは、友達を信頼し、自分にゆとりを持っていつでも友達のためにオープンでいること。
私は1〜数年に1回しかフィンランドの友達に会えないので日頃は疎遠なのですが、私が「フィンランドに行くよー」と連絡すると、みんな時間をつくって一緒に過ごしてくれます。おうちでお寿司パーティーをしたり、ランチやバーに出かけたり、アイスクリームやパンケーキを食べに行ったり。
別に特別何をするということでもなく、そのときの近況を話してくれたり、家族のことを話してくれたりする中に、愚痴もあります。
「遠距離恋愛しててつらいんだよ〜」
「この間会ったあの人ホント信じられない!!(怒)」
私が直接知らない人の話もどんどん出てきますが、自然と共感できちゃって「うわーそれありえないわー」とか言い合ってるうちに、最後はその人なりのユーモアや強さで締めくくられることが多い気がします。
「ま、嫌な思いしたからいいこともあるよね!」みたいな。
それにしてもみんな、よく久しぶりに現れた私に合わせる余裕があるな思います。
日本で生活していると、時間に余裕はあっても気持ち的にわざわざ外国から短期で来た友達に会う余裕があるだろうか、果たして自分も海外の友達に対して同じようにできるだろうか...?と、自分に対して疑問に思います。無理をして時間をつくっても、お互い楽しい時間にならないし。
でも間違いなく、私が人生において築きたい関係は、フィンランドで友達が私にしてくれるように、いつでも大切な人のためにそこにいる(在る)こと。
だから初めてフィンランドに行ってから私が心がけるようになったのは、フィンランドの友達が実践しているように、休日に予定をあまり入れないこと。
そうすれば好きなことをして自分を整える時間にも使えるし、友達が会おうって言ったらいつでも「予定空いてるよー」って言える。家族に何かあれば、自分が動ける日、やれることをすぐに伝えられる。
もともと予定を入れるのが大好きな私は、これを実践するようになってから予定がない自分にも焦らなくなりました。
1日中家にいるなんてありえない!とずっと思っていたけど、家から1歩も出ない日も最高!だって映画何本も観られるし...🤓なんて思考に変わりました。
何をそんなに生き急いでいたんだろう...?
フィンランドで友達が一緒に過ごしてくれた時間は心を潤す宝物。
だからどこにいても、できる限り自分も素敵な人たちと同じようにありたいと思います。