サルでもわかる、マインド・コントロール
こんにちわ。この記事はキリスト教の勧誘とかではなく、
「マインド・コントロール」ってなんぞ?ということをサルでもわかるように説明するぞ!
A. マインド・コントロールとは?
つまり「わたしは何を考えるか」の主導権を自分以外の誰かに握られている状態だぞっ!なぜカルトが怖いのかというと、「僕はこう考える」が許容されないからなんだ。つまり、手錠で縛られている、自分の考える主導権は自分にない、自分以外の誰かがきみの主導権を握っていること、これがマインドコントロールだ。
B. 人がものを考える仕組み
きみの思考っていうのはきみがこれまで「インプットしてきた」ものの集大成だ。だから肉体と同じだね。大量の塩分・お菓子・ラーメンばっかり食べて運動しないでいたらそのうち糖尿病になる可能性は高くなるよね?
つまりきみが「日常的に何を摂取しているか」が「きみはどういう肉体か」に直接的に影響しているんだ。これは脳や思考についても言える。
例えば、 君がもし
「地球は立方体である」
ということを日常的にサークルの友達Aさんから言われていたとしよう。そうすると、君の脳の中には「地球は立方体である」という情報がインプットされる。
C. 情報の囲い込み
ただ、「地球は立方体である」ということをきみがサークルのAさんから1日1回吹き込まれていたとしても、君は「こいつ頭おかしい・・・」でライン即ブロックで終わる話、だろう。(まあそうまでせんとも距離は置くはず)
ただ、問題はここからだ。
「地球は立方体である」という言葉に加え
「世の中のやつらは悪魔であるから、あいつらの言葉に耳を傾けてはいけない」
「世の中のニュースや新聞は悪の政府によって操られているプロパガンダだから、あいつらのいうことは聞くな」
「漫画・アニメ・TVはサタンであるから、あれはみてはいけない」
「家族や友達の言うことは聞いてはいけない、あいつらは騙されている」
みたいな感じでどんどん吹き込まれていったらどうだろうか。文章にすると少し滑稽に見えるだろうけど、これは「情報の囲い込み」といって、主にターゲットの情報アクセスを「隔絶」させ「孤立」させていくことによって、より「地球は立方体である」であるというインプットを信じさせるように誘導しているんだ。客観的な情報の外部アクセスを遮断することは、相手を洗脳するには非常にコスパがよい。(世俗の拒絶・否定)
D. 恐怖による支配
これに加えて、「地球は立方体である」ということを信じなければサタン的だ、地獄に落ちる!などと脅せばかなりの効果がある。恐怖や脅迫は言葉に「拘束力」「呪縛力」を持たせる。たとえばブラック企業で、辞めようとする社員に「お前、よそにいっても通用しないぞ」は基本根拠がない。だが、それを言うことによって「ぼくはこの会社以外に行き先はないんだ」と思わせ、拘束することができる。この「懲罰的な言葉」「相手に手錠をかける言葉」を頻繁につかうことで、相手が「自分で考え、自分で意思決定する」という思考のプロセスを麻痺させ、自分の思い通りに動かせる。極端な話、家を売らせて献金させたり、教祖と性行為を強要するのもこれに属する。タチが悪いのが、「マインドコントロール」で地慣らししたうえで加害に及んでいるので「あ、いえ、こいつが自分の意思でやりました」と言えばにげられる巧妙さをもっている。管理人が「地獄に落ちる」系のことをいってくるキリスト教団体を警戒せよ、と促すのもこれがネックになっている。
E. 弱ったときを狙う
いくら本人が自分はカルトは大丈夫、と思っていても、精神的に落ち込んだときにやさしくされれば、落ちてしまうものである。この弱ったときが要注意である。なぜなら、飲酒時の運転とおなじく、ものごとを正常に判断する能力が下がっているからだ。だから抑うつ状態のとき、積極的に集会に誘ってきたりコンタクトを持とうとしてくる相手にはある程度、上記前提から警戒したほうがよい。
反ワクや、その他いろいろな時事系でのSNS上での情報汚染、事実の「分岐」などを僕たちは目撃していて、ネット上、リアルでもある程度のリテラシーが求められる。そのときに、「自分はマインドコントロールとは無縁」と思わないことだ。
これはDVやブラック企業、マルチにも言える共通の本質的なもので、「自分が考える主導権を自分以外に渡さない」ということ、おかしいと思ったものにはっきりと「No」と言えること、「所属コミュニティを一元化しないこと」、また、キリスト教の範疇について言えば「山川の世界史教科書レベル」の最低限の「キリスト教とは何か」についての基礎知識をもっていること、が大事だ。
三位一体や使徒信条というのはキリスト教では教派関係なく普遍的なリトマス紙で、そこをずれるとかなりの打率で「ヤバイ」。まあヤバイやつらがネットで活発にキャンペーンしてるわけなので、あいつらも反ワクのように事実を分岐させ、かつ多額のお金をかけてそれをGoogleなんかのSEOで広告ガンガンだすみたいな感じになると思うねんな。
別にどんな教えを信じようとわし(管理的には)は本人が幸せなら信教の自由じゃね?で終わる話なんやが、まあこの前の首相暗殺事件しかり、「実際にかかわると実害のある宗教団体」(まあ政治セクトやマルチもやが)には関わんなよ、というすごく基礎的な話をしていて、何度もいうがキリスト教では三位一体を崩そうとしてくるやつは本当に危険なので関わらないこと。そこに例えば50代の教祖のおっちゃん(自称再臨のキリスト)をねじ込んでるんだから。人生棒に振りますよ。(輸血禁止とか合同結婚式とかやりたい?俺は死んでもお断りだが・・・つかふつうにやべーだろ・・・)
カルトを信じることの最も大きな代償は「インプットがマルウェア」なので「あなたが誰か」「あなたという存在そのもの」を汚染され、壊されるということです。
わしもYouTubeのコメントで一時期襲われたのでわかるんですが、あいつら
「人間」
というよりも「特定の教義を執拗にくりかえすロボット」「部品」「機械」に近いんです(イメージ的に)
だからより他人を呪縛する話し方をするし、脅迫をしてくる。
自分が何か、を名乗らない。まずは信頼関係を構築して、その後教義の話。蟻地獄。蟻地獄。蟻地獄。
大事なのは、バランス感覚です。
自分の思考の主導権を、相手に握らせない、ということ。
SNSの機械学習とかアルゴリズムなんかで陰謀論にハマったおじいちゃんおばあちゃん、反面教師です。(あれも情報の囲い込みやからな)
というわけで、今回はマインドコントロールの話でした。
ASMRキリスト教会は今後もこの類の注意喚起は継続していきます、よろしくです〜(見識のある牧師さんや関係者の方いれば kei@sugano.worksまで寄稿していただければうれしいです)
でわ〜
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