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2024年夏のデンマーク旅行 −2−

ーÆrø島編①ー

デンマーク滞在3日目。
フュン島の南にあるÆrø島に行く。島の名前Ærøは、日本語で表記できないほど発音が複雑。エーゥロィみたいなエーホィみたいな、とにかく発音が難しい。

オーデンセからÆrøに行くには電車でスヴェンボーまで行き、そこからフェリーで島Ærøskøbingに渡る。だいたい2時間半ほどの旅。

まずは、オーデンセ駅からスヴェンボー駅まで電車に乗る。約50分。
フュン島の鉄道は2路線しかない。東西を走るデンマーク国鉄(DSB)線と、南北に走るGoCollective線。他は、バスがカバーしている。なので、フュン島全体を旅行するのはけっこう大変。

GoCollective線オーデンセのホーム

これまでフュン島ではオーデンセしか滞在したことがない。今回、初めて他の町に行く。GoCollective線は丘や畑を走る、のどかでのんびりした路線。
スヴェンボーまで丘と畑の印象しかない。デンマークはパンケーキの国と言われるほど起伏の少ない国。しかし、フュン島の南方面はなだらかな丘が続き、オランダと比べるとかなり起伏があると感じた。オーデンセにも坂があるし、想像より真っ平ではなさそうだ。

『アダムズ・アップル』みたいな木
のどかな車窓

ぼーっとしているうちにスヴェンボーに到着。
こじんまりした駅舎を出ると清々しい雰囲気の町が広がっていた。

スヴェンボーは港町で、けっこう大きめの町のようだった。フェリー乗船まであまり時間がなかったので、すぐにフェリー乗り場がある港に向かった。

港には、Ærø島行きフェリーに乗ると思われる人が集まっていた。
日帰りっぽい人はほとんどおらず小さめのキャリーなどを持っている人が大半だったので、Ærø島は泊まりがけで行く観光地なのだろう。それも地元の人が行く国内の観光地。日本だと伊豆大島とかそんな感じだろうか。
みんなとてもリラックスした雰囲気で、これから始まる夏の小旅行にワクワクしている様子だった。

スヴェンボーの駅名標
スヴェンボー駅の時計
スヴェンボー駅前

フェリーが到着するまで港を散歩。
港周辺に歴史的建物があるようで、案内の看板などが充実していた。看板も色使いがかわいい。またスヴェンボーに行ったら建物をじっくり見たい。

スヴェンボーの港は、とても開放的で心地よい海風が吹いていた。対岸には隣のトーシンエ島が見える。フュン島とトーシンエ島は橋でつながっているので車で行けるらしい。デンマークは島だらけだ。全部で406の島があり、そのうち75の島に人が住んでるとのこと。75の有人島、できるなら制覇してみたい。

Ærø島編②へ続く

スヴェンボーの港
スヴェンボーかもめ
街案内の看板
港の建物

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