【感想】SNOW BOUND LAND

立花慎之介さん目当てでプレイしました。

なんでって10円だったんですよ。プレイしてみて10円まで値下がりしている理由は分かった気がします。かなり批判しているので、抵抗ある方は読み進められませんようお願いします。

公式サイトから引用。

ある小さな村に住んでいる主人公のゲルダ。

幼い頃から一緒に過ごしてきた幼馴染のカイと共に、
大好きな花に囲まれて、平和に暮らしていた。

そんなある日――。
カイが“願いが叶う”と言われている鏡を手に入れた。

その場に居合わせたのは、
卑屈で病弱な臆病者・オルヴァ
元気いっぱいコック見習い・クラエス
方向音痴の旅人剣士・アージェ
半信半疑にその鏡を覗き込むと、
鏡は突然粉々に砕け散り、光に包まれ意識を失ってしまう。

その後、ゲルダ達が目を覚ますと、
砕け散った鏡の欠片は跡形もなく消えていた。

何が起こったのかわからず、
何も異変を感じられなかったゲルダ達は
その日はそのまま家路につく。

だが、翌日からそれぞれの体にある変化が現れて――!?


※ネタバレ注意です!※

立花さんは卑屈で病弱な臆病者オルヴァ役です。

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主人公たちは願いが叶うという鏡に対して、オルヴァの病気が治るように祈ります。しかし、鏡は割れ、その破片が身体に入り込んだことで主人公たちは呪いにかかります。オルヴァの呪いは病気が治る代わりに、手袋をせず素手で触れたものが腐り落ちてしまうというもの。呪いが解けてもそのままでもどっちもかわいそうすぎる。

そりゃ、他のメンバーの呪いをとくために頑張るのを躊躇いもします。

躊躇いつつもラスボスやっつけて呪いをといたら案の定病気が再発します。寝たきりです。ひどすぎませんか!?全然BEST ENDじゃないよう。想いは通じ合いますが。

オルヴァは好きだ。卑屈で後ろ向きで、他人とは思えない(笑)この歳まで寝たきりだったんだからしょうがない気もする。でも、芯は優しい。しかし、途中でプレイをやめていたら嫌いになっていたかもしれません。なかなか難しい人だ。...いえ、正直に言いましょう、中の人が違ったら興味も持たなかったと思います(笑)

いやー、立花さんさすがです。かなりゆっくりしゃべって感情が表に出ないキャラで、前半ちょっとイライラしましたけど、目覚めてからは平坦ながらも熱を感じて良かったです。

しかし、何の病気やねん。筋トレはしてたらしいし。主人公をお姫様抱っこして森の中移動できるし。本当に都合のいい病気設定。こういうのは昔からとても苦手(^-^;

BAD ENDてか、GAME OVERの一つでオルヴァは悪魔になっちゃいます。え、これはやばい。掘り下げてくれ。でも、悪魔になったとたんGAME OVERです。え、こっからやん!

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カイ(cv木村良平)ルートもなんとかやろうと頑張ったんですけど、無理でした。話が!展開しない!最初の方はただ騙されて屋敷の中うろうろしてるだけ。ここのパートが異様に長い。ウィル(cv花江夏樹)がいたから何とか読みましたけど、面白くない。その先もやっぱり行き当たりばったりだし。出会ったばかりなのにやたら主人公に好意的な人に助けられて話は無理やり進行していきます。カタストロフィもなんもない。

ただ、三種類の木村良平さんを堪能できます。カイはもともとめっちゃ優しいいい人なんですけど、呪いで冷たい性格に時々切り替わるんです(この設定は面白いと思う)。さらにカイに似てる軽薄な王子様も出てくるので。

声優さんは豪華でグラフィックも美しいんだけどなー。売り出された本数も多かったんですかね?10円まで下がってしまうんだなー。

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