【レースレポート ととり】大磯クリテリウム10/24 ミディアム8位、個人TT9位
グリスアップっていう言葉を最近知りました。
ダイスケさんに言われ、インスタでも言われ、はえーそういうものなのね、と。レース当日、ダイスケさんのレースは昼過ぎなのに9時前に会場入りしてくれて、その場で魔法の手際でにゅるにゅるしてくれたのでした。
雑な手入れで汚れたギア一枚一枚をタオルで拭いてくれて丁寧に戻してもらっているのを見ていると、歯磨きしないで歯医者さんに行ったみたいないたたまれなさを感じつつ、ごめんなさいとありがとうを7:3で混ぜてミキサーにかけた美味しくないケーキが出来上がります。
ハブがカラカラ鳴るのかっこいいなーと思ってたけど、グリス塗ってもらったら無音になりました。カラカラ鳴る仕様じゃなかった!
ミディアム
順位 8位(出走 42、完走32)
久しぶりすぎて頭ポケーっとしてる。先頭がなんとなく長いなーと眺めながら中盤に位置。ぼーっとしてたら中切れしそうな気配があったので、ちょっと詰めて先頭の1/3くらいを保つようにする。この時点で先頭の方でなにしているかあんまり把握してない。先頭5番手以内くらいにいないと勝負から意識自体が遠くなってしまうので、やっぱり前にいないとダメだ、とようやく思い出す。
中盤に入って1人飛び出し、もう1人が追従(この時最初に出た橋本選手が結局逃げ切って優勝)。一瞬様子見て、あ、これ決まるやつだと思ってブリッジをかけるもあんまりスピードに乗らず、詰まっていかない。そうこうしている内に後方集団から1人追いついてきて、一緒に追う合意をするも同時に集団も付いてくる。夢の架け橋は完成を待たず崩壊しました。
集団に戻って休んで再構築。あんまり脳みそ働いてなくてどうしても様子見してしまう。レースしてないとレースできないなー。この集団でスプリント勝負かな、と雑な策でいたらラスト2周でまた1人逃げる(結局この人が2位)。判断がつかないままで流れで集団にいることになる。
最終周回のシケインで前の白い人のラインが微妙だったのでまずいなーと思ってたらやっぱりバランス崩してきて膨らむ、のに押されてラインを変えざるを得ず。とはいえここでライン取れても、ポジション自体が後ろ過ぎたので8位が6位になるくらいの変化しかなかったかな。
ラストは集団に埋もれて様子見ながらのスプリントというズブズブコースに。あまりにレースに参加できなさ過ぎてなにもトピックがない。様子見が多過ぎて判断をしなかったのが何よりまずいところ。
個人タイムトライアル
順位 9位 (出走18名)
WALK RIDE月替わりの特別種目、今月のメニューは個人タイムトライアル。先入観がないのでお気楽。勝っても負けても大丈夫(と思ったけど終わったらやっぱり大丈夫じゃない)。
アナウンスでターゲットタイムが2分58秒と聞こえてたのでなんとなくそれを目標にする。
序盤から特に問題なく駆ける。1周目のストレートは51km/h(一瞬)とか出ていたので、まあまあいいんじゃないの?と。
奥の小田原コーナーをどんな感じで回るか思案しながら安全に回る。立ち上がりの加速もどのくらいしたものか手探り。登りストレートは向かい風なので多少落ちるのは織り込み済みで、2周目にどのくらい残せるかなーと思案。
2周目、特に悪い感じではないけど、特別伸びてる感じもしない。順当に疲れていて、ストレートは思ったほど上がらないのが気になったけど、回すしかないので回す。ゴールまでのストレートは気持ちで回す予定でその通りに回す。
ゴール後にサイコンを見たら2分40秒くらいだったので、割といいタイム出てるじゃん。2分58は余裕っぽいから結構イケるんじゃない?とほのかに期待をしていたけど、リザルトを見たら全然真ん中らへん!2分58秒まったく意味なかった!
余計な情報は入れずに素直に頑張るのがよかったようです。
振り返り
レース間隔が空くと、情報を取捨選択して判断する能力が衰える。レースに出れば出るほど判断は速くなる。そこが結果の分かれ目だと思う。
今の練習メニューだとこの先はちょっと対応しきれないので、そろそろ変えどき。