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【レースレポート ダイスケ 大磯クリテリウムビギナー1組 シンノスケ バンビーノ】

2ヶ月間ぶりの大磯クリテ。前回は走りこみが足りず、最後ホームストレートで黄金のタレ(死語)をかます。

そして今回は前の反省を生かすべく、ライド時間と強度を積み上げてきたつもりだった。実際、L5、L6強度の持続時間も増えてきており、自分も自信がつきつつあったのだが。

レース前の悪魔のささやき。

「ポジション変えたほうがもっと踏めるんじゃないか」

そう、1週間前にサドルを下げ後ろに引くポジションにしてしまった。

レース週の水曜朝練で、見事に踏めなくなってしまい、ポジション沼にはまる。正確には踏んでパワーは出るが、推進力になってない踏み方になっており、普段疲労しない大腿四頭筋がパンパンなっていた。

最近ズイフトで時間を稼いでいたため、バーチャル空間でwを出すことにベクトルが向かってしまい、実走に落とし込めていなかったことも原因。

結局心拍を上げきれず、金曜日ポジションを戻して、ズイフトでメニューをするも完遂できず。焦りばかりが募り、レース前日も意地でメニューをこなす。

そして当日。疲労感が残りつつ会場へ。思いの外早く着き、ちょうどヨウヘイさんのレースが観戦できた。

やっぱりヨウヘイさんは速い。3週間くらいほぼ乗ってなくてあれだけ走れるのだから、ポテンシャルが高いんだと思う。

次に息子のバンビーノレース。今年の小学校入学祝いに買ってもらった、なんちゃってクロスバイク。少し大きいけど、普段乗りだし、子供はすぐ大きくなるのでこれくらいで乗ってもらう。

前回の反省から1列目に並ぶが、スタートラインまで行くのが遅れて大外。このクラスは最初に前に出られれば、そうそうは抜けないはずと思っていたが、その作戦も実らず。結局5着でフィニッシュ。この時間からもう雨が降り始めており、気温低い。

この日は午後から雨予報、下手すると雪になるかもしれないという天気で頭の中ではずっとDNSがよぎる。一応ローラーでアップしたがしばらくすると体が冷えてきて寒い。

このコンディションなので絶対やっておくべきだと思い、試走へ。試走の段階から前の自転車のスプラッシュがかかってくる。やりたくないなぁと思いながら、コーナーとクランクの確認。

試走終了後、車に戻り暖を取るがとにかく寒い。とりあえずここまで準備したから出走してみて全然だめならDNFでもいいかなと。安全で家に帰ることが1番だと気持ちを切り替えて出走へ。

招集場所までダウンを着ていたが、スタートラインでは当たり前だがダウンを脱いでいるので(戸取さんダウン預かっていただいてありがとうございます🙇‍♂)めちゃくちゃ寒い。体から震えが止まらない。早く始まって早く終わってほしい。

いよいよスタート。今回は嫌でも水しぶきを浴びるので視界が悪くなるサングラスは無し。それにしても、ローリングから盛大に水を浴びる。

ビッショビショのグッシャグシャ。

今回も12月同組だったI原さんもまた同じ組で走ることに。

序盤は前目5番手くらいで進んだか。その後先頭に青ジャージの人、少し空いてI原さん自分みたいな感じでだったのでI原さんの前に出て青ジャージの人に着こうとするも中々微妙なギャップを埋められず、I原さんと交代。その時I原さんの真後ろに付けず少し番手を落とす。

先頭5〜6人につかず離れずと言ったところ走っていたところ、レインジャケットを着たウォークライドの選手が何か言ってくる。よく聞き取れなかったが、何か私に指示を出しているのか、「後ろ着いてきて!」みたいなことだっと思う。言われなくても前に付くつもりだったので後ろについたのだが、ホームストレートで先頭のI原さんがアタック。もちろん集団は追っていくので縦に延びる形に。そしてもちろんレインジャケットを着たウォークライドの選手も俄然追うのかと思いきや、まさかの中切れ。まじか。切れた後、交代を要求する合図。遅くね?ていうか、「後ろ着いてきて!」って言って中切れまでおよそ5秒くらい。早くね?

何故私の前に出て引こうとしたのか。いや、それはレインジャケットを着たウォークライドの選手の良心なのだと思うのだが。

その中切れで私の心も折れてしまい、集団から離れる。最後は後ろ付いていた選手にも抜かれ7位フィニッシュ。

終わった後、寒さと筋疲労で足がガッチガチに。体も震えが止まらず、全身もずぶ濡れ。

結局、積み上げたつもりだった練習も生かせず?そもそも足りなかったのか、とにかく寒くてよくわからなかった。

同じ気温・天気だったらもう二度と走らないと決めた。


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