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【レースレポート トトリ】大磯クリテリウム ミディアム/チームパレード/模擬レース

今回は盛りだくさんです。

過去最大、5人で挑む大磯

 今回はトク、ヨウヘイ、スズキ、イシイ、トトリの5名が参加、模擬レースも含め全員が2レースにエントリーするというハマりっぷり。ダブルエントリーといっても、速い人がアップ代わりに下カテゴリに出るカテゴリ詐欺ではなくて、それぞれ一つ上のカテゴリに挑戦しようという、、、漢気エントリーなので大目に見ていただきたい。

 僕は、昨年から停留しているミディアムカテゴリと、今回の特別戦(戦?)のチーム代表模擬レースに出場した。

スポーツクラス観戦

 トクさんカーに拾ってもらって、少しの渋滞を切り抜け、8時ちょうどに現地着。そして8時10分からのヨウヘイさん、イシイくんのレース観戦に滑り込む。天気は晴れ。風なく、素晴らしいキャンプ日和。

 昇格したばかりのヨウヘイさんは果敢にレースを作りに行き6位と安定した順位。挑戦枠のイシイくんも集団の中でのレース。詳細は2人のレポートにて。
 ▶️スポーツクラスリザルト 

ピュアビギナークラス観戦

 自分のレースも1時間後に迫る中だけど、結局スズキさんのデビュー戦を見逃すことはできず全観戦。スズキさん地脚があるので、あとはポジション取りだけだなーと思っていて、沿道から位置どりの希望を伝える。聞こえてたかわからないけど、だいたいその通りに動いていて、そして、、、デビュー戦で3位入賞!すごい!素晴らし!ブラボー!
 だいぶ満足したのでもう帰ってもいいかなと思った。
 ▶️ピュアビギナークラスリザルト

ミディアムクラス出場

 そうも言ってられず自分の番は回ってくるもの。ウォームアップは毎度3本ローラーで10分間。冬でも大体暖まって、最後に回転数を上げて心拍を上げておけば完了。10時08分のスタートに対して、9時16分〜26分がローラーの時間。少し早すぎた。
 もう少し余裕があれば9時ちょうどから1回目のウォームアップ、9時35分から2回目のウォームアップ、という感じにしたいところ。でも気温も上がってきたのでとくに問題なし。

 検車でハブのフレを指摘され、初めて気づく。「でもまあ、今日は大丈夫でしょ」というおじさんを信じたので大丈夫。今回はヨウヘイさんも挑戦参戦。朝走って2レース目なので脚のダメージはいかばかりか。

スタート

 レース始まって序盤はいつも意識が1mくらい幽体離脱してて、自分を後ろからポケーっと眺めてる感じになる。あー始まってるなーレース、と思ってるうちに思いの外スピードが上がってきたので慌てて身体に引き戻す。ローリングスタート後1周終わったあたりから僕のレースが始まる。(遅い)

 序盤はとにかくペースが速めだったので(レースになるとサイコンが壊れる病にかかっているので今回もスピードは謎)、ひとまずは付いていくだけにしておく。集団が縦に長い。そのうち落ちるでしょ、と思って、今までのレースの振り返りと確認をする(今更)。いつも重いギアを踏みすぎ、と言われるので今日は軽めに回してみようとちょこちょこギアを試す。いつもより1枚軽いギアで落ち着く。集団もそろそろ落ち着く。

中盤の逃げ

 残り8周ころで、あ、ここが逃げる人の逃げ場所だなーと思ったので栄光に向かって逃げる(実際に逃げたのは2周後)。と言いつつ踏みまくると逃げが持たないので、回転重視をちゃんと意識して逃げる。結局3/4周ほどで捕まってしまったけど、動きは良かったし、「これでは逃げきれない」ということがわかったので良かった。栄光ならず。

 それなりに脚は使ったので一旦集団中ほどに戻ったけど、げっそり疲れてるというほどでもない。ちゃんと動ける感じで戻ったのでそのまま集団5番手くらいに戻って待機。

 ラスト1周で8番手くらいにいて、6番目くらいの人が若干中切れ気味の様相。シケインを越えたところで、この人は無理ねとブリッジしてうまいこと5番手に収まる。ここにきて初めて「あ、割といい位置にいる」ことに気づく。最後の小田原コーナーを抜けて4番手くらい。前にいる3人をどうやって躱すか考えていたけど、ここは昇格優先で2番狙いにしてしまった。ちょっと後悔の残る選択だったけど、結果的には3位に入ったので良しとする。4位の人とは100分の2秒差。肋骨折れててしんどかったけどよく投げた。

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特別種目パレード

 今回初めての試み?
 チームで並んで走るパレード走行は、ウエアが出来上がったばかりのうちのためにある!っと思いきや他のチームの大所帯っぷりに感嘆するばかりでした。ZAPPEIとか25人くらいいた。
 それでも紹介されながらのんびり走るのは唯一無二の経験でしたね。

特別種目 代表模擬レース

 ある意味一番難しいレース。
 空気の読み合い。どこまで読んで、どこから読まないのか、運営も選手も誰にもわからないデスレース。
 あははと笑いながら懐を刺すようなしたたかさが必要なのか、あるいは全てを包み込む懐の深さが必要なのか。真剣レースじゃないと言いつつリザルトが載るので、やっぱり勝ちたいと思ってしまう。誰も100点を取れないテストのような。
 頑張ってるような余裕なような曖昧な笑みを浮かべて5位でゴール。

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 みんなのレースをこんなにも観戦する大会はない。そして一緒に大会に行くことの良いところをたくさん見つけた。
 トクさんの鍋が、雨パラつく曇天で冷えた体と心を温めてくれた。

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