好きな映画レビュー第1回目『ラブ・アクチュアリー』
noteはじめたてということで、何しようかなー何がしたいかなーただの一般人がつらつら書いているだけのスペースにするだけなのはもったいないなーとこねくり回した結果、映画や読書が趣味である人間として月並みに感想を書こうと思い至りました。
観た、読んだ後の感想をそのまま頭の中で放置するのはもったいないと思っていて、かといってTwitterなどにがちゃがちゃ書くのも嫌だなぁという気持ちからもともとは手書きでノートに(noteではなく)まとめていました。やっぱり手書きで文字にした方が考えに浸れやすいです。
ここではもともとそのノートに書いたものを書いていこうと思います。ノートからnoteへみたいな・・・
批評家目線になるのは嫌なので、気に入った作品についてしか書かないです
記念すべき第1回目
『ラブ・アクチュアリー』
これはもう本当に大好きな映画です。
2003年に公開されたクリスマスを題材にしたロマンティックコメディー(Wikipedia情報)で、映画の構造としてグランドホテル方式というんですね?メインになる登場人物が多数いて、それぞれの人の物語が同時進行的に展開されていく群像劇となっています。
この内容が、本当にまさにそれぞれの人生。状況。環境。立場。性格。タイミング。
英国首相とその首相が恋しちゃう秘書、恋人に実の弟と浮気され傷心の作家とその世話係、再起をかける元ロックスターとそのマネージャー、親友の新妻に恋する悲しき男、夫の浮気に悩む妻とその浮気相手と夫、精神を病んだ弟を抱え支えなければいけない女性のままならぬ恋。
ざっと書き出しただけで様々な人がいることがわかるのですが、この他にも奇妙でおもしろな関係性が出てきます。
様々な環境、立場でのそれぞれの物語は、当然ハッピーなものだけではなく、苦いものも、残酷なすれ違いや現実の障害に負けてしまうものもある。
笑う人あれば泣く人ありという、これは至極当然のことだけど、これを観た後はそんな人生に対してちょっと切なくて深いあたたかな気持ちが湧き出てきます。
スムーズで順調で、タイミングも最高でロマンチックな物語だけであればこうも厚みはなく、それだけではない切なさや苦さが“それぞれの物語”だということを際立たせていて個人的にはとても好き!な部類でした。
冒頭で「Love actually is all around(実際のところ、この世には愛が満ち溢れてる)」というナレーションがあります。
この愛は、何も恋愛のことのみでなく共に戦った仕事仲間へのものであったり、家族に対するものであったりすることがわかり、それが叶わぬものでもあまりキレイじゃないものでも、それぞれのストーリーがあるように、それぞれの愛の形で溢れている、そんな風にも受け取れました。
=====ここから真面目な感想でなくなります、個人的におもろかった細かくて伝わらないシーン======
ちなみにこの映画での見どころはやっぱりヒュー・グラントのコミカルなダンスシーンでしょうか・・・
あのね、ちょっと浮かれてノリノリで踊りまくってしまったところを目撃されて誤魔化すところね、あれ最高だよね
タイミングといい「yeah」からの誤魔化し方といい、去るときの目線といい何度見ても笑う。さすがラブコメの帝王。
あと個人的にはコリン・ファース大好きなので川に飛び込んで水濡れコリンが見られて満足です。その際、柵を乗り越えようとする時に「ふわぁぁぁ・・・」みたいななっさけねえ声出すのですが、個人的にはキャラクターをとてもうまく表したその演技に賞を贈りたいです
それからミスター・ビーンことローワン・アトキンソンがちょい役で出没します
やっぱりイギリスといえばといったところでしょうか。
もう言わずもがなというか、絶妙に空気を読んでない(いやむしろ読んでる?)あの仕草は最高です、いい意味で物語の渦中で気が抜けます
この物語の登場人物たちですがみんな関係性がちょっとづつ繋がってます。
それがわかり始めた時の「おお」という感じは群像劇の視聴者ならではのものであったりして、それもこの映画のワクワクに繋がっている感じがしました。
というわけで、好きな映画レビュー第1回はこんな感じで終了です。なんか緊張してちょっと固くなってしまいました
画像検索して出てきたラブアクチュアリーの一場面を描きました
イラストをふんだんに取り入れたレビューにしていけたら素敵だな〜。
お読みいただきましてありがとうございました。
良ければまた遊びにきてください^^