アボンリーへの道 #66


The Return of Gus Pike 生きていた母
あらすじ
フェリシティは、ハリファックスの町でガスの姿をみつけるが、
若い女性と一緒にいるところを見て憤慨する。フェリシティはガスを探し出し、
ガスから渡されたルビーの指輪を突き返すが、誤解と分かり仲直りする。
そんななか、ガスとフェリシティは、花売りのおばさんが
ガスの母についてなにか知っているのでは、と
疑うことになり……

コメント
シーズン6になりました。

「俺の人生には、でっかい穴が空いている。自分がどこの誰なのか知らない。
君はアボンリーのフェリシティ・キングだ。父親も、母親も、家族もいる…
俺は自分の事を何も知らない。覚えていることは少しだ。母さんの墓石…
イライザ、1894年、31歳で死亡……」

1889年生まれのガスは、その時5歳のはずですよね。
墓石はアボンリーにあったのだから、
当時のことは、誰かが知っているはずだと思うのですが……

なにせ島の人たちは噂好きで、ひとたび事件が起きると
島中の人が知ることになるんですから。
いまになってヘティさんが
母親の情報を教えるのって
不自然だというブログを見かけました。

たぶんね、ヘティさんは、エイブさんのことがあって
ガスの行く末を心配したんじゃないかなって思うんです。
なにせエイブはあの通りの人物だから、
過去をほじくったら、ガスだって無事では済まされない。
しかし、ガスが成長していくにつれ
自分に出来ることを考えて、
ガスに情報を渡したのかも知れません。

なんにせよ、精神的に病んでいる母を引き取って
ガスは事情を知る船長に会いにでかけていきます。
かれはやっかいものと言われている母のことを
放り出すことが出来なかったのです。
こころが満たされず、
幼少期にひどい目にあいながらも
愛を失わないガス。

男前だね。

#テレビドラマ感想文 #アボンリーへの道

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