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絵里子のキリスト教教養講座(04)カインとアベル
創世記第四章&第五章
アダムとエバは、長男カインと次男アベルという子供を持ちます。アベル。なんかドラクエに出て来たような名前ですな。ロトの剣をゲットして魔王退治に行きますか?
ともかく、二人は成長して、カインは農民に、アベルは羊飼いになりました。そして、神さまに献げ物をするんですが、カインはてきとーに農作物を献げ、アベルは大事な羊の初子を献げたので、神はアベルに目を止めました。で、カインが怒って顔を伏せると、神は、その怒り、気をつけろよと警告するんです。ところがカインは、アベルを野に誘って、石でイチコロにしてしまいます。
魔王退治どころか、殺人の被害者になっちゃったアベル。
神さまは、カインにアベルはどこと聞くと、知らんがな、俺はアベルの番人じゃないとうそぶくカイン。
神が叱りつけたとき、カインは初めて自分の罪を感じ、どうしようと神に泣きつきます。
神は、カインの額に印をつけ、守ってやると保証すると、エデンの東にカインは住むことになりました。
ということで、第四章はおしまい。
絵里子のツッコミ
神さまがアベルをヒイキしたため、カインが焼き餅やいて人殺しに走る話です。
カインって、愛情に飢えてたのか。
それなら、何でテキトーな献げ物をしたんだ!
このカインとアベルの話は、韓国ドラマのタイトルにもなっています。
一時期、本も売られてたけど、あれはドラマのノベライズだったのだろうか(読んでない)。
続いて第五章。
これは非常に退屈なストーリー展開です。
アダムの子孫の名前がズラリ。
中でもメトセラにはぶっ飛びます。
なんと969年生きたそうです!
どんだけー。
その頃は地球の自転が早かったんだ、という人もいるけどね。
西洋圏では、メトセラと言うだけで、
「ああ、あのめっちゃ長生きの人ね」
で有名なのだそうです。
さて、次回第六章はノアの方舟の話です。
有名だけど、詳しくは知らん人もいるかも。
ではまた明日。