見出し画像

聖書学的な聖書入門エッセイを書いています


#私だけかもしれないレア体験

クリスチャンの両親に育てられました。
実父は、聖書学の本を持っていて、わたしは中学生の頃、
よくそれを盗み読みしていました。
父は死の直前、それらをぜんぶ売り払いました。
1999年ごろのことです。

最近、海外の人とチャットをしていて
キリスト教に興味がある、という人と仲良くなったので、
記憶している限りの聖書学の本をもとに、
聖書入門を書いています。

去年のクリスマスには、サンタクロースが
クリスマスにプレゼントをする理由を書きました。
それは、以下のようなものでした。

はじまりは、2022年前のイスラエル。
ヨセフという男の人がいて、婚約者にマリアという人がいました。
ところが、ある日処女マリアが自宅にひとりでいると、天使ガブリエルが現れ、
「あなたに赤ちゃんが出来ました」
というではありませんか。(大原美術館の『受胎告知』は、このシーンです)。

マリアは驚きますが、そうこうするうちに徐々にお腹が大きくなっていきました。身に覚えの無いヨセフは悩みますが、そのまま、税金を納めるためにナザレから地元ベツレヘムへ。

夜になったので、一夜の宿を借りようとしますが、ちょうどみんなが納税のために出て来たので、宿がいっぱいでした。厩なら空いているという宿をどうにか発見しました。馬くさいんですが、がまんです。

ちょうどそのとき、マリアは産気づいていました。そして出産し、厩のお湯で湯浴みして、馬槽(まぶね:つまり馬のかいばを入れるおけ)のなかに寝かされました。

その頃、そのあたりで羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群の番をしていました。すると天使たちが舞い降りてきて、あたりが急に明るくなりました。

天使たちはイエスの誕生を歌いながら去って行きます。
羊飼いたちは、天使の言うことが本当かどうか、見てやれということで、マリアとヨセフと赤ん坊を捜し当てたのです。

それで、羊飼いたちが町で褒めたたえたので、噂はあっという間に広がりました。

ちょうどそのとき、東からやってきた占星術の3人の学者博士たちが、町にやって来ていました。

実はこの3人、空に異様に輝く赤い星を見つけて、救世主が現れたに違いない、と考えて、ここまで星を頼りにやってきたのです。

星の導きにより、博士たちは無事、イエスと対面。
さまざまな宝物をプレゼントして帰りました。

クリスマスにプレゼントを交換することのはじまりです。

サンタクロースの正体は……

イエスが死んだあとに生まれました。本名聖ニコラウス。 西暦270年ころ生まれ、推定1700歳といわれています。 グリーンランド出身、フィンランド在住。

木こりだった彼は、クリスマスに学者たちがイエスに贈り物をしたことに因んで、貧しい人々に贈り物を配りました。

それが、習慣化したました。

実はサンタがプレゼントする理由はもう一つあって、北欧の伝説でソリに乗った妖精がプレゼントをくれるというものがあり、聖人ニコラウスのお話と結びついてクリスマスイベントとなったからです

ということで、クリスマス・ストーリーおしまい。


アダムとイブの話やノアの箱船の話も書きましたが、
エッセイを書き始めているのはごく最近ですので、
記憶違いや事実誤認もあります。
もっと勉強しておけば良かったと反省しきりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?