映画鑑賞日記「ハリー・ポッターと賢者の石」03
今日で映画版「ハリー・ポッターと賢者の石」の感想シリーズはおしまいです。
「秘密の部屋」は明日以降になります。
今回の名台詞
ダンブルドア「夢の世界の住人になり、生きることを忘れたらいかんぞ」
現実がだんだんAIなどにコンピューター化されていく昨今
夢の世界に現実が侵食されつつあり
どれが現実なのか、将来には日常生活が
ゲーム化するということも考えられるとか……
教育や行政サービスまでゲーム化するという話もあります。
現実とは何かという
哲学的なところまで考えなければならない時代になってきているようですね
そんな名台詞なのですが、ちょっと疑問もあります。
もともと、ホグワーツ世界そのものが夢の世界だからです。
ダンブルドアのいうことはちょっと自己矛盾かも
自己犠牲
最後の魔法使いのリアルチェスバトルは
ロンの自己犠牲に満ちていて私は胸アツ!
胸が軽くなり、口は渇き、心拍数はあがっていました。
つぎに駒たちがどう動くか。
そして、勝敗はどちらに?
ロンの采配ぶりがみもの!
チェスのルールは不明ですが、
どう駒が動くかで勝敗が決まることぐらいは
駒が壊れることで分かるので
最後にハーモニーが、倒れたロンを助けようとして動いたときに
ハリーが止めた理由がよくわかりました。
へたに動いたら、ハーマイオニーまで倒されちゃいます。
自分を犠牲にしても、ハリーを先にやるロン。
この友情と勇気は、ハーマイオニーも認めるところ。
学校の成績より素晴らしいって言うんだから……
愛
今回の『賢者の石』では、ハリーの周囲の人々の
愛情、とくにハリーの母の愛が
ヴォルデモードからハリーを救ったんですね。
このシリーズの全体のテーマとして、
ふさわしいテーマだと言えます。
このあと、ハリーは、純血の魔法使いのみが
生き残れると主張する勢力と
凄絶な戦いをすることになります。
魔法界への発見と、学び、そして反抗と成長。
ヴォルデモードの魔の手から
いかにハリーが対抗していくか。
今後の活躍が期待されます。