J2リーグ第9節 徳島 VS 水戸 (2023/4/12)
試合前
ホームで1-5という大敗を喫した前節の磐田戦。
中3日で迎える2連戦目。
メンタルの切り替えは勿論のこと
守備・攻撃。ともに結果が求められる状況。
暫定順位は降格に近い位置ではあるが
連勝すればまだまだ上位に食い込める余地がある。
何が何でも勝ち点3を勝ち取りたい。
一方の徳島は
柿谷曜一朗というストライカーに加え
白井、内田、外山という
元水戸メンバーが先発。
今季未だ勝ち星なし。暫定順位も最下位。
ホームなだけに、何が何でも勝ちを狙いに来る。
個人的にポカスタ。
水戸の鬼門だと思っている。
いつだかの負けなし記録が止まったのも
このアウェー徳島戦だった。
過去のことはひとまず。
目の前の試合を1つ1つ確実に勝ち取っていきたい。
【スタメン】
唐山 寺沼
小原 武田
前田 新里
大崎 タビナス 楠本 後藤田
山口
本間・田辺・安永・井上
安藤・草野・得能
前節も得点を記録した寺沼が今季初先発
ボランチには安永に代わり新里起用、こちらも今季初先発
中盤からの流れを変えることができるか?
左SBに大崎復帰、松田に負けじと好プレーに期待したい。
控えには安藤瑞季、得能が復帰。
寺沼の好調に引き続いて、得点という結果が欲しいところ。
試合前監督インタビュー
前節の失点は重く受け止めている。
そのエラーも把握している。
それを確認してきた。
寺沼は調子がいい選手。
彼は得点以外の仕事も果たしてくれると思っている。
徳島はボールを握るチーム。
それに焦れずに、ボールを奪ってゴールを目指したい。
前半
キックオフ:※19時過ぎ、天候は晴れ、ピッチは雨上がり
前半10分
立ち上がり10分は双方ともにボールを持てる展開
気持ち、徳島が持つ時間の方が長いか?
水戸は前線から連動したプレスを仕掛け続けたい
前半12分:【徳島:イエローカード】
新里、浮き球のボールを頭で処理使用したところ
相手の足が頭に入る。
徳島、渡大生にイエローカード。
処置のため数分ゲームが止まる。
前半15分:試合再開。新里は引き続きプレー可能
前半20分:
前半20分経過。徳島がボールを握る展開が続く。
水戸、連動したプレスでボール奪取を狙い続ける
前半21分:
徳島、鋭いクロスに渡大生のオーバーヘッド
GK山口瑠伊、正面でキャッチ
前半24分:
徳島CK、こぼれ球を西谷のボレー。枠を大きく外す
前半26分:
徳島のクロス。ゴール前で水戸がクリアに入るも
駆け上がってきた徳島に間一髪、触れられそうになる。
前半30分:
前半30分経過。支配率、徳島が74%という展開。
徳島はシュートが数本あり、得点の予感が増えている。
一方、水戸はシュートなし。
前線の2枚がボールに触れられない状況が続く
焦れずに守備を続ける必要がある。
なんとか蜂の一刺しといきたい。
前半32分:【唐山:イエローカード】
新里からのスルーパス。
スライディングの形で唐山に渡りそうになるも
相手と交錯。
唐山の足が入ったとの判定で
唐山にイエローカード
前半34分:
水戸、ショートカウンターからCK獲得
キッカー武田。
寺沼を目がけるも、徳島にクリアされる
前半44分:徳島FK
ペナルティーエリアの数メートル外。
水戸の壁に当たる。
リフレクションを徳島、打つも枠外。
前半アディショナルは「2分」
前半終了:徳島 0-0 水戸
スコアレスで試合を折り返す。
前半は徳島の時間が多かったものの
得点を許さず、最低限の守備はできた印象。
ここ数試合と比較すれば、持ち直したイメージ
一方で攻撃の機会がすくない。
後半は自分たちの時間を作って
徳島ゴールに仕掛けたい。
後半
後半キックオフ:HTの交代はなし
後半05分:水戸FK
ペナルティーエリアから数m外の位置。
ゴールならず。
後半06分:水戸CK
キッカー武田。徳島クリア
後半10分:
HT明け10分。水戸が優勢。
徳島ゴールに襲い掛かるシーンが増える
後半10分:水戸CK
キッカー武田。徳島クリア
ここで徳島、2枚替え
柿谷がベンチに下がる
後半14分:【GOAL-水戸】
ペナルティーライン付近より
後藤田のクロス。中に4枚いた水戸。
数的有利を唐山が押し込む。水戸先制点。
後半21分:両チームともに2枚代え
OUT 新里・唐山
IN 安永、草野
後半23分:【GOAL-水戸】
ボックス内の競り合いを寺沼が制し
浮き球の難しいボールを
武田が振り返りながらのボレー。
ゴール右上に突き刺さる。水戸2点目。
後半はずっと水戸優勢の時間が続く
後半26分:【楠本:イエローカード】
後半29分:
徳島、西谷のハーフウェーラインからセンタリング
徳島、決定機となるもシュートはサイドネット
後半30分:水戸2枚替え
OUT 武田・寺沼
IN 井上・安藤
後半35分:
徳島は両SBを下げて以降、
西谷を中心に長いボールを使うシーンが目立つようになる
後半38分:水戸交代
OUT-小原 IN-得能
後半40分:徳島CK
水戸クリア。
徳島、パワープレーが続く。
水戸は集中切らさず跳ね返し続ける
後半42分:
徳島のミドルが大崎の顔に直撃
少しゲームが止まるも、大崎復帰。
後半44分:徳島CK
CKそのものがゴールラインを割ったとの判定
水戸のGKに代わる
後半アディショナルは「5分」
後半46分:水戸CK
ライン際で粘り、残り時間を消化するプレー
試合終了:徳島 0-2 水戸
試合後監督インタビュー
2点取れたが改善するところは多い。
前節に比べたら
「2点取れた」「クリーンシート」は修正できた。
寄せ、1:1で負けないところ。
考えてプレーできていた。
前半無失点で乗り切れた。
後半は攻撃面。自分たちでボールを持てることを指示した。
次節も1試合ずつやっていく。
ホーム全員で戦っていく。
総評
水戸、今期2勝目を
「複数得点」「クリーンシート」で勝ち取る。
前半、相手ペースであるも
焦れずに守り抜く。
後半は頭から水戸の時間が続き
結果的に2点を記録する。
個人技によるゴラッソもあったが
総じて失点しなかったことが評価される試合だった。
順位は浮上したが
まだまだ下位であることには変わりない。
次節、ホームで連勝が望まれる。
相手は初のカードとなる藤枝。
静岡3勢力で最も勢いあるチームだ。
J3からの昇格勢なだけに
やはり勝ちにこだわりたい。