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J2リーグ第7節 山形 VS 水戸(2023/4/2)

試合前

今季未だ勝ちの無い水戸。
暫定順位も降格圏内と後が無い状況。
強敵であろうとアウェーであろうと
何が何でも勝ち点3が求められる。

対する山形は4連敗。
共に波に乗れない双方。
勝ち点1ではなく、勝ち点3が欲しい今試合。

水戸は一瞬の隙、集中力が求められる。
以下に自分たち原因の失点を抑えられるか?

「簡単に上げさせない」
「簡単に間を抜かれない」

非常にゴール前の守備が求められる。

監督コメント:濱崎芳己
やるべきことを徹底すること。
対峙したときに気持ちでも1:1でも負けないこと。
前線で早い攻撃的なプレーに負けないように。
相手の良さを我々の良さで打ち消したい。
90分、相手よりも走り、プレーする。
倒れこむまでプレーしきる。すれば結果はついてくる。

【スタメン】


    梅田  草野
杉浦          武田
    前田   安永
松田 タビナス 楠本 後藤田
      山口

本間、田辺、小原、井上
新里、寺沼、唐山


前半

キックオフ:時刻は14時過ぎ、天候は晴れ

前半10分:
ここまで両者互角。
共にボールを持てる立ち上がりとなった

前半14分:
山形CK、水戸は体を張ってクリアする

前半18分:
山形CK、水戸はクリアが小さく
セカンドを拾われる。
山形、ミドルを放つも枠を捉えられず。

前半22分:
ここまで1:1の強度が高い試合。
だいぶバチバチしている印象。
主審はあまり笛を吹かない。
セルフジャッジで
試合の流れを放棄しないよう注意したい。

前半23分:
山形CK、GK山口がパンチングで弾いてクリア。
スローインになるも、これもキャッチ。

前半26分:
水戸CK、キッカー武田。
シュートには至らず、サイドラインを割る。
山形スローイン。

前半31分:
水戸、中盤でのボール奪取。
縦につなぎ、草野までボール供給。
草野、そのまま打つもミートせず
力ないシュートとなる。
形としては良い流れ。

前半33分:
山形イエローカード。
中盤、再度よりの少し浮いたこぼれ球。
両者、足を出すも
形として山形が前田の足を蹴ってしまう
という判定になる。

前半35分:【水戸GOAL】
中盤サイドからの展開。
人数をかけてゴールまでボールをつなぐ。
右サイド、後藤田からセンタリング。
クロスに反応し、ゴール前に詰めた松田が
倒れこみながらヘッド。
ポストに跳ね返り、ゴールに吸い込まれる。

松田、J初ゴール。
山形 0-1 水戸

前半40分:
山形CK、ヘッドするも枠を大きく外れる

前半アディショナルは「2分」

前半46分:
水戸、深い位置での後藤田の突破
山形、たまらずファール
水戸、深い位置からのFK。
しかし、ゴールならず。

前半終了


後半

キックオフ
ハーフタイムの選手交代はなし。

後半02分:
山形イエローカード
水戸、ゴール前の深い位置で
ボール取り合いの混戦。
結果的に、山形が水戸を蹴ったという判定。

後半12分:
山形CK、
これを水戸がカウンター。
草野が拾い、一気に山形ゴールまで持ち運ぶ。
山形DFも必死のクリア。
結果、水戸CKとなる。

後半13分:
水戸のCK、シュートは枠の外へ。
このタイミングで山形、選手交代。
2枚替え。

後半15分:
山形、走りこんでのミドル。
これが水戸ゴールへ突き刺さる。
しかし、オフサイドによる
ノーゴール判定。

このタイミングで水戸、選手交代
草野、梅田に代わり
唐山、寺沼を投入。

後半19分:
水戸イエローカード
濱崎監督、目の前で見ていた
スローイン判定に猛抗議。
イエローカードを提示される。

後半20分:
後半ここまで、
山形が水戸ゴールに迫るシーンが増える。
あわやゴールのプレーもあっただけに
今一度、
山形の勢いを鎮静化できる対応が必要。

後半24分:
山形のカウンター。
シュートを打たれる。
水戸のGKとなる。

ここで選手交代。
山形2枚替え
水戸は杉浦に代わり、
新里を投入

後半32分:
水戸、山形の深い位置でファールをもらう
ほぼCKの位置で、キッカー武田。
こぼれたボールからミドルを打つも
枠を捉えず。

後半35分:
水戸CK。
ゴールならず

後半40分:
水戸、イエローカード
武田にカード提示。

後半41分:
水戸、選手交代。
武田に代わり、井上投入

後半40分:
水戸、時間を使いはじめる。
山形の強いあたりに対して、
倒れこむアクションを個々が行う。
山形、熱くなり
両者、ヒートアップする展開が多くなる。

後半アディショナルは「7分」

後半51分:
山形ゴール前。
唐山が寺沼めがけてクロス。
跳ね返されるも、
こぼれ球を井上が拾い、ミドル。
しかし枠を外れる

後半52分:
山形CK、
水戸、跳ね返す。
ここで終了のホイッスル。

試合終了


勝利チーム選手インタビュー:松田隼風
J初ゴール、めちゃめちゃ嬉しい。
なかなか勝てない中、自分の決勝点で
初勝利をとれたこと、嬉しく思う。
ゴールのシーンは、
クロスが来るかと思って感覚的にゴール前に入った。
運良くボールがきて、シュートしたら入った。
まだホームでは勝ててないので
次も勝てるよう頑張りたい。

監督コメント:濱崎芳己
山形がとても手厚い攻撃をしてくる中
選手はよく戦い抜いた。
ここまで勝ちがなかっただけに
水戸に残っている選手も含め
チーム全員で練習してきたこと、誇らしく思う。
本当であればクラブ通算300勝、
ホームのケーズデンキスタジアムで挙げたかった。
ただ、ここまで
300勝より負けてる数の方が多いと思うが、
そうした思いも含めて、
この試合につながっていると思っている。
その力が、選手たちにも伝わったんじゃないかと思う。

試合総評

内容以上に結果が実って何よりの心境。
とはいえ、
試合内容についても悪いものではなく
とても強度の高い試合だった。
厳しい1:1の当たりが多い中、
互いに良い意味でぶつかり合えた
そんな試合内容だった。

正直、どちらに転んでもおかしくない試合。
ただ、先制していた水戸の方が
試合終盤の冷静さで勝っていた印象。

寺沼の体を張ったキープなどなど
長い7分というアディショナルを
良く乗り越えたと思う。

今季初の勝ち点3。
次節、ホームで磐田となるが
相手に関係なく、連勝を積み重ね
まずは下位勢を脱したい。


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