たった二か月で得たもの。
こんにちは。
いつも応援してくださる皆さん、ありがとうございます。
初めての皆さん、よろしくお願いします。
浜松市を中心に活動するハリネズミみたいに歌うパフォーマーソングライター亜桜ゆぅきです。(ハリネズミのくだりは過去記事参照)
実は私、細く長く音楽活動というものを続けているのですが、2021年1月から、少しだけお休みを頂いていました。
といっても、それはすごく中途半端で意地っ張りなもので、「ソロでライブはしません」という周囲から見れば「それ意味ある?」程度のものです。
完全にライブをやめる勇気もなく、かといって完全に行き詰っていたので続けることに意味を見出せず、結構どうしようもない2020年でした。ぶっちゃけ、ちょっとは気にかけてほしかったのもあると思います。
元々、ソロ以外のユニット活動もちょこちょこやっていたので、ソロを休んだとしても、完全に音楽から離れず(離れると戻れる気がしないと思っていた)、でもライブ頻度が下がって何か違うことに力をかけられるだろう、という思惑があったのです。
完全な見当違いでしたけどね!(笑)
オファーがあれば受けたいし、チャンスがあるならユニット活動にも力入れたい、なんて思ってる人間が、そうやすやすと毎週のライブチャンスを逃せるわけがなかったのです。もらった話はほぼ全部受けました。うん。
結果、ほぼ毎週ライブをしていたし、何か準備期間に充てるとかいうこともなく、傍から見ればきっと、「なんかあんまり変わんないなぁ」という日々だったと思います。
そして、あっさり3月にソロやります宣言。なんじゃそりゃ。
まぁでも復帰するなら「じょしどるっ!」で。
なかでも3月で。(亜桜は3月生まれ)
と決めていたので、2021年にやるか、2022年以降にするか、それだけの話だったのです。
じゃあこの2か月ってなんだったのか。まったく得るものがなかったわけではなく、意外とパラダイムシフトのある、亜桜にとっては意味のある二か月でした。今後、当初の思惑とは違ったようになるのではという予測も含めて、書いてみたいと思います。
2か月間のライブ事情。
1月は本来じょしどるっ!がある月でしたが、これは亜桜のスケジュールが合わず見送りとなりました。8周年記念回でもありましたが、まぁこれは結果的に3月開催分がより盛大になる(かもしれない)、という良いフラグになったと思っています。
1月のじょしどるっ!がなかったことで、本当に1月はまったくソロライブをしませんでした。春は暁とねころんぷちゅだけ。突発的に一人でステージには立ってますが、あくまで「春は暁の亜桜」としてですので、まったく自分の中では意味が違います。
そもそも、ユニットとソロの違いとは何だったのか。
楽曲です。歌う曲が全然違います。
春は暁はボカロ・アニソン中心のカバーですし、ねころんぷちゅはピアノ伴奏で歌うことが根本的に違うし、オリ曲もねころんぷちゅ専用のもの。
2月に登場した新ユニット・ASakura Heikoもカバーメインです。しかも、亜桜が絶対に歌わないジャンル。
つまり、この二か月、本来ソロライブで歌いつくしてきてしまったオケ使用のオリジナル曲をほぼ歌わず、ピアノ伴奏で歌うか、カバーを歌うか、という状態だったのです。
お客様から見れば「亜桜が歌う」のだから同じかもしれませんが、歌う当人からしたらまったく違います。しかも、カバーとなるとやる気次第でどんどんレパートリーを増やせます。
2か月間でいろいろあったなかで、この「歌う曲が増える」というのが一番の大きな変化でした。
歌う曲が増えるとどうなるのか。
オリジナル曲至上主義になりがちな静岡オケライブ界隈。
オリ曲あるならオリジナル歌うべき、という雰囲気が非常に強い。
オリジナルがあるのは自分のアイデンティティになるし、自分にしか出せないものが出せるし、存在意義になります。
カバーはしょせん借り物、というのも分からんでもありません。
ただ、カバーを歌うことで幅は確実に広がると思います。もちろん曲のチョイスによりますが、特に自分のような自分で曲を創っている場合には、まったく違うタイプのものを歌えるメリットがあります。
かつ、元ネタがあるのでそこから学ぶことも多いです。
実際、ねころんぷちゅでは小難しい今時の曲(完全に自分の趣味)をカバーしてるし、ASakura Heikoに至っては、一生カラオケですら歌うこともなかったであろう、亜桜が逃げ続けている歌うま系J-POPをカバーしています。
これらへの挑戦は、毎週ひたすら同じオリジナル曲を歌うのとはまた違った力が必要でした。
深めるか、広げるか。
どうしても二者択一になりそうなところを、深めるし、広げる、という方向に嫌でも持っていかなくてはいけなくなったのが、亜桜にとっては非常に良いきっかけだったのです。
今後どうする?
当初は、「もうこの活動をしている自分に意味を見出せなくなってきた。だから一度休みたい」というのが正直ありました。
ライブが活動の主軸なのに、ライブをすればするほど存在価値がどんどんすり減っているように感じていたのです。錯覚ですけど。
でも何回考えてもライブを完全にやめた人生が想像できなくて、でも自分は今勢いだけで歩いてるから歩けてるだけなので、止まったら二度と歩くことはないだろうとも思っていて、ユニット活動に注力するという形をとりました。
この期間が終わったら、またソロ中心の生活に戻るつもりでした。
が、二か月やってみて
「あ、これでいいんじゃない?」
と思ったのです。
亜桜が気まぐれにやってるユニット
ではなく、
亜桜さんが手広く本気でやってるユニット
のほうが、楽しいじゃんって思ったのです。
だから、これからはオファーを受けたら適切なところに振って、どの活動も同じくらいの頻度でやってく感じになります。
もちろん、ユニットはお相手がいることなので、亜桜一人ではどうにもならないことの方が多いから、そうなると必然的にソロが多くなるとは思うけどね。
亜桜は、自分が関わるどのユニットも、自分の幅を広げるために欠かせないと思っています。
一極集中ももちろん良いでしょう。
けれど、亜桜は「軸がぶれてる」なんて思われないくらいには、各ユニットをしっかりやっていきます。
結局、亜桜の「楽しいことで、みんなに楽しんでもらいたい」という軸は変わらないので、形がいくつあったって、ブレてないのです。
もしかしたら、お客様が求めている亜桜は、ソロでわいわいやってるやつなのかもしれません。ただ仲間と騒ぐのが楽しい、この一体感が楽しいというのは、自分もアイドルのファンをやっていたのでとてもよく分かります。
だけれども、亜桜はハリネズミなので、とがっているのも丸まっているのも、どちらも亜桜だと思って、全身で表現していきたいと思います。
だから、いろんな音楽ができる亜桜を、音楽以外のこともいろいろできてしまう亜桜を、「一緒にエンジョイできる存在」として、これからも応援してほしいな。
長くなってしまいましたが、これかもいい意味で「どうなるか分からない」亜桜の音楽活動を、楽しんで頂けたら嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
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亜桜ゆぅき
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