歌ってみるということ。

こんにちは、パフォーマーソングライター亜桜ゆぅきです。

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今回はメインの活動である「歌」についてちょっと書いてみます。

ただ、長くなりそうなので、半端なところで終わるかもしれませんが、「亜桜と歌」について、ちょっとでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
※今回超長いです。

歌いたいと思ったこともなかった

亜桜は楽器が弾けません。

正確には、人前で披露するほどの腕前ではありません。幼少期に一応ピアノのレッスンくらいは受けていたので、最低限の音楽素養や楽譜を読む、鍵盤を押さえる、コードを弾く、くらいのことはできますが、それを使って人前に出る、ということはできないくらいの腕前です。

今はまったく弾いてないですし。

じゃあ歌をずっとやりたかったのかというと、それも「NO」です。

確かに、作詞作曲の真似事みたいなことは小さいころからやっていましたが、それを自分が歌うということは考えたこともなかったです。

初めてのオリジナル曲披露

私がピアノの発表会と学校の部活や音楽会以外で人前で音楽演奏をしたのは、音楽の授業が最初でした。

学年の終わりに、なんでもいいから発表しなさい、という課題が出ました。

楽器でも歌でもいい、ソロでも誰かと組んでもいい、というものでした。

ただし、あくまで音楽の時間教室でやる範囲なので、ドラムセットを使う…なんてことは多分できなかったと思います。(エレクトーンはなぜか用意されましたが)

楽器演奏に自信がある子は、バイオリンを弾いてみたり、あんまり音楽に興味がない子はリコーダーを吹いてみたり、中にはクラスの中で付き合っている彼女に向けて(としか見えないような)ギター弾き語りをする子もいました。

ちなみに、サポート的な位置づけであれば、グループ掛け持ちはOKだったので、私はバイオリンが得意な友達のピアノ伴奏もやりました。いやーあれはバイオリニスト同士がバチバチしててすごかった。まったく同じ曲でぶつけ合うんだもん。。。相手側のピアノ弾く子も普通にうまいし。

話を戻して、亜桜は「あ、これはオリジナル曲を発表するチャンス!」というとんでもない方向に考えを持っていきます。

なんでそう思ったのかは、さっぱり覚えていません。

もっとそこは恥ずかしがってよ、当時の自分w

ただ自分で歌う気はさらさらない

というわけで、上述のバイオリンの子にサポートで入ってもらいつつ(相互サポートということで)、歌を歌うのはそんなに仲が良かったわけでもないコーラス部の子に依頼。

確か一人目にお願いした子には「オリジナル曲はちょっと…」ということで断られて、二人目でOKもらった気がする。

亜桜初めてのオリジナル曲披露は、自分がピアノで、友達がバイオリン演奏で、コーラス部の子が歌うという、なかなか豪華なスタートだったわけです。
※余談ですが、この時のバイオリンありの伴奏がとてもよくて、できるものならまた再現したいくらい。難しいけど。

この経験で「自分が作った曲を誰かに歌ってもらうっていいなぁ」と思うようになりました。

そう、まだ歌う気が全くなかったのです。

本当はその歌ってくれたコーラス部の子と何かしら活動をしてみたかったけれど、そんなに仲良くもなかったし、自分の行動力もなかったので、そこからは何の進展もありませんでした。

初めてバンドをする

なんとなくですが、うすうすこの記事が終わりまでいっても、亜桜は歌わないかもしれない…と思い始めました(笑)

まぁその時はその時ということで…

さて、楽器も歌もやってなかったものの、「もしかして…音楽が好きかも?」と思った亜桜は、お気軽なバンド活動をしてみたくなります。

最初はとりあえず鍵盤で時々参加してましたが、思ったほど鍵盤の仕事がない!(鍵盤がないバンドがある、逆に鍵盤が目立つバンドはめっちゃムズイ)ということに気づきました。

クラシックピアノとバンドのピアノって結構違ったですね、当たり前だ。

そんなこんなのうちに、「オリジナル曲をやってみたいなぁ」と思うようになりました。

その時も、当時ボーカルをやってる中で唯一仲が良かった子にお願いし、自分は鍵盤を弾いて披露しました。

やっぱ歌わない(笑)

それも一度切りでしたけど、もっと自分の推進力があったらちゃんとできたのかもなぁと後悔があります。

なんで歌うようになったのかはもう分からない

ここまで書いてみて、「はて、結局どうして歌うようになったんだっけ」と思い出せませんでした(笑)

確か初ステージはコピバンのボーカルで「さくらんぼ」を歌ってたことだと思いますが、今思うと本当に歌のことなんも分かってなかったな。

楽器弾けないから、歌っただけです。

ただ根本的に人間関係をうまく築けないタイプで、どんな理想があっても「どうせ自分なんか」「受け入れてもらえるわけがない」みたいな思考に陥りがちでした。

だから、一人で行動も起こせないし、誰かを巻き込むこともできない。ひたすらに自信がなく、自信をつける努力もしなかった。

でも同時に、そんな自分が嫌いでもありました。

このままではダメなんじゃないか…と思ったとある日の夜中。

インターネットを駆使し、亜桜は演奏者を探します。

そこで出会ったのが、Strawberry Shakersの初代ギター・MMKさん。
彼との出会いがあったから、今の亜桜がある、というのは間違いなく言えます。

最初が肝心

あの夜中の勢いは、本当に人生の転機だったと思います。

そして、一度も歌ったことがない、歌に関してなんの思いも持たない亜桜を優しくサポートしてくれたMMKさんの懐の広さがあったから、亜桜は亜桜ゆぅきとして活動を始め、そして今まで継続できたのだと思います。

きっと最初に「歌が下手だから一緒にやりたくない」「オリジナルとか興味ない」とか突き放されてたら、やめてたでしょう。

これって結構ラッキーなことじゃないか、と今書きながら思いました。

物事を始めるにあたって、最初から厳しくやるパターンも、まずは優しく受け入れるパターンも、どちらもあると思いますが、亜桜には、たまたまその優しいパターンがあっていたんでしょうね。

MMKさんも当時言いたいことはいっぱいあったと思いますが、本当に文句一つなく積極的にいろいろやってくださいました。(MCも丸投げでしたねー。今MC褒められる亜桜ですが、当時は無言でしたので)

けど、おかげさまで最初に心折れることなく、でもちょうど楽しくなってきたくらいで強制解散(MMKさんは浜松の人ではなかった)となったことも、独り立ちする上ですごくよかったのだと思います。
※実際半年くらいだったかな、一緒にやれたのは。

超長くなりましたが、ギリギリ歌うところまできました(笑)

今回言いたかったのは「まったくスキルがないからといって最初からあきらめることはない。何事も門戸は広く開かれるべき。あと夜中の勢いを信じろ」ということですかね。

まとまりがない回ですみませんが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

亜桜ゆぅき

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