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アスクレピオスプロジェクト2020スタート

新年あけましておめでとうございます。
昨年は多くの方々の協力もあり、プロジェクトをスタートすることができました。

新年を迎えるにあたって、アスピオメンバーで集まり、私たちが目指していることを再度確認しました。

私たちのプロジェクトは・・・

誰のために? 
  医療に関わる全ての人、医療者・家族・患者家族のために
何をする?
 治療環境をより良くするための、新しいコトを発見する
 治療環境の課題を見つけ、解決する
どうなっていくべき?
  一緒に考えていくヒト(医療者・患者・患者家族)と一緒に解決する方法を考え、動き、カタチにする役割になる
そうなったら何が変わるの?
  治療環境をボトムアップで変えていくことができる

単純に治療環境変えると言っても、簡単に変えられるとは思っていません。しかし、私たち企業の人間だけでは、その病院の運用、環境を詳しく知ることもできません。

結果、病院環境を理解していない企業が作ったもの・建てた病院を医療者の皆さんが無理やり「合わせて」使っているのが現状です。

ましてや、ICUにいる患者さんの環境は20年前と比較して、進化しているといえるでしょうか。

ICUにいる患者さんは、以前に比べて日中でも意識ある状態を保つことが多くなりました。それは様々な要因がありますが、患者さんへの治療・対応が進化したからといえます。

しかし環境はというと、
・ベッドで寝ている患者さんの真上には大きな空調
・外光がない病室
・カーテンでは防げない音やにおい漏れの環境
などのICUは現在でも作らています。

もちろん、これらが絶対的に患者さんに悪影響を与えているかということはわかっていませんし、これからも判断することは難しいと思います。

しかし、ストレス・せん妄・PICS・睡眠障害など、今の患者さんの過ごす「環境」が悪影響を及ぼしていることはわかっています。

私たちは少しでも多くの患者さんが社会復帰できる、日常に戻れる治療環境を作りたい。
そして医療者の皆さんにとって、働きやすい環境を作りたい。

そんな思いで始まった、アスクレピオスプロジェクト。

本年もよい環境づくり実現に向け、突っ走りますので、
何卒、よろしくお願い申し上げます。


Project Manager 西尾

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