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アスクレピオスの頭の中は・・・その1

IN//SEKI(インセキ)の中尾です。

みなさんは普段アイデアを思いついたら、どんな風にアウトプットしていますか?アスピオチームでは先日、これまで溜めに溜め込んだアイデアを発散するワークショップをしました。

その様子を2回にわたってレポートします!

テーマは、医療にかかわる全ての人「患者さん・患者さんの家族・医療者」にとってよりよい治療環境につながるアイデア。

ICU見学での気づきや、医療者のみなさんへのインタビューや自身の入院体験などさまざまなインプットから発想したアイデアをスケッチ付きで発表したのですが、出るわ出るわ・・・

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スケッチやメモをカキカキ・・・・

いつになく真剣な表情で「あーーこれはこうしたらいいかもな・・云々」独り言をいいながらそれぞれのアイデアをまとめてきます。

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わたしは普段、自分のアイデアを「言語化する」「視える化する」ということを大切にしています。

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今回つかったのはアイデアシートのフォーマット。

簡単でもいいから、絵にして伝えるこれによって誰の何がどうなるのか?というのを完結に言葉にする

これだけでグンとアイデアのイメージが湧きやすくなり、アイデアをどう具現化するか?を考えやすくなるのです


こんな工夫をしながら、それぞれからでたアイデアをいくつかご紹介!

例えば実際にICU見学をした西尾さんのアイデア。

オンライン面会システム

見学の際にみかけたあるシーンが印象にのこったことが着想のきっかけになったそう。

家族をみた瞬間の患者さんの表情が普段と全然違う!目を見開き、嬉しそうにしている患者さんをみて「時間や環境の制約がなくいつでも会えて、医療スタッフにとっても業務負担のない仕組みができたら・・・」

私は看護師時代小児科病棟だったのですが、お母さんにあえたときに患児の表情はやはり違いました。入院患者さんにとって家族や親しい友人など自分にとって大切な人と会える、話せる、顔がみれる、というのは私たちの想像以上に患者さんの生きようとする力を引き出せるのではないか?と思います。


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上田さんのアイデアは、看護師視点のアイデアでした。
ナースコールやアラートをすぐに止めにいけないとき。なりっぱなしの音を手元でオフにできるというもの。これは音の治療環境よくすることにも、看護師さんの業務改善にもつながる素敵なアイデア。別のアイデアと合体させて面白い企画にできそうです。


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アイデア妄想担当の私は、9つのアイデアをだしました。その中のひとつ「Sensor landscape curtain(センサーランドスケープカーテン)」

ひとことでいうと、「音のしない・汚れない・風景がかわる」カーテンです。ICUをはじめ病院で多用されているカーテン。実は菌やウイルスが付着したり、開閉時の「シャーー!」という音が不快だったりと、あまり良いものとはいいがたい現状があるようです。

このカーテンは素材は抗菌素材の有機ELを使い、人感センサーや声で自動開閉。カーテンレールとカーテンランナーを特殊な形状にすることで無音にする。というアイデアです。

他にも沢山でるわでるわ・・・結局20個ほどのアイデアがでました。

ここで紹介すると非常にながーくなってしまうので続きは次回に!

IN//SEKI 中尾

アスクレピオスは医療環境の未来について、一緒に考え、カタチにしていくラボでもあります。

医療者のみなさんが、ふと思い浮かんだ「こんなアイデアはどうだろう?」「こんなものが、あったらいいな」があったらぜひお聞かせください!


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