はじめまして、ICUを起点に新たなプロジェクトを立ち上げました！

2018年7月
東京都湯島にあるマッシュアップスタジオにて＿
猛暑日が続く中、私たちは試行錯誤の日々を送っていました。

日頃、ICU（集中治療室）に勤める方々とご一緒する機会の多い私は、ここ数年のICUのケア内容とICU環境設備に矛盾を感じ、はたして医療者、患者さん、ご家族にとって最適なのか考えながら、私たちだけでその答えを導き出すことに限界を感じていました。

また、患者さんと一番に向き合っているのは、他でもなく医療者と患者さんのご家族です。
患者さんにとって必要な環境って…？

ただひとつはっきりしているのは、私がICUに入室する患者だったら…意識が戻りつつも意思表示ができない状態だったら…きっと凄く不安で、今のICU環境は決して安心する空間ではないだろうということです。

ICUを患者さん視点から改善したい！私たちはそんな思いから『Aesculapius Project (アスクレピオスプロジェクト)』を発足しました。
アスクレピオスプロジェクトのミッションは、治療環境のさまざまな課題や現状を発見し、皆さんにとって価値のあるサービスやプロダクトを生み出すことです。

その皮切りに、ICU環境からはじめようと考えました。
見学やディスカッション、インタビューを通して見えてきたことを、医療者の皆さんへフィードバックします。その中で出てきた課題に仮説をたて、皆さんと一緒にワークショップなどを通し、ひとつひとつ解決にむけテストし、新しいICUをカタチにしていきます。

『Aesculapius Project (アスクレピオスプロジェクト)』＝通称アスピオは、医療者、患者さん、ご家族と共につくる共創プロジェクトです。

一番の要は、患者さん、ご家族に一番近く、日々寄り添う医療者の皆さんだと考えています。まずは「こうしてほしい！」「こうなったらいいなぁ…」など日頃の思いを吐き出すだけでもいいので、ICUをより良くしていくため、皆さんのお力をおかしください。

Project Manager　西尾

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