CU画像リフト

ICU環境に必要なモノって?(リフト編)

こんにちは!
Project managerの西尾です。

今回の記事からは、今までセントラルユニとしてICUの環境をより良くするために取り組んできたことを、少しずつ紹介していこうと思います。

ICU設備メーカーとして自社の取り扱い製品で解決できること、他社の製品を組み合わせてできること。
日々、様々な会社とコンタクトを取りながら、ICUの環境に取り込めたらいいのでは?という製品を紹介していきます。

今回は、介助サポート用のリフト(以下リフト)についてです。
皆さん”リフト”はご存じですか?

介護施設・老健施設などでは多く採用されていますが、病院での採用はまだまだ少ないと思います。

ICUで一般的にリフトというと体重測定用を思い出す方がいるかもしれませんが、リフトは体重測定だけではなく、「早期離床・リハビリテーション」を「安心・安全」にサポートすることにも活用できます。

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写真は、患者さんをベッドから車いすに移乗する様子です。

もちろん、他にも様々なシーンで使用することができます。
例えば、体位変換やシーツ交換、立位、歩行訓練の補助、体位保持など、患者さんに取り付ける”スリング”の種類を変えるだけで、機能を変えます。

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2年前の診療報酬改定で新設された「早期離床・リハビリテーション加算」の影響もあり、多くの病院が早期離床・リハビリテーションに取り組んでいるかと思います。

しかし、行うためには多くの課題があります。私たちはいくつかの課題はリフトで解決できると考えています。

課題① 介助スタッフの腰痛悪化
 腰の負担を軽減できる
課題② 人手不足
 少ない人数で実施できる
課題③ 患者の転倒・転落のリスク
→ 転倒・転落のリスクが減る  
課題④ 体格の大きい患者さんへのリハビリ
→ 最低でも200㎏まで支えられる
課題⑤ 各々の能力に頼った介助
→ 統一したリハビリテーションを行える

アメリカやヨーロッパでは、医療者の腰痛が問題になっており、日本でも多くの医療者が腰痛に悩まされていると思います。

昨今、働き方改革が叫ばれている中、今の医療者にとって必要な設備を追求していくべきだと考えています。

もしかしたら、リフトはこれからの治療環境には必要なのかもしれません。

また、リフトだけではなく、ICU環境にはもっと必要なモノ・コトがあるはずです。

私は医療者とアスピオを通して、探し続けたいと思っています。

Project manager 西尾

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